日本共産党北区議員 山崎たい子
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最終更新日2019.03.17
◆2019年3月11日(月) 
2019年第1回定例会 予算特別委員会 福祉・衛生費の質疑
山崎たい子区議
2019年3月11日

  1. 子どもの未来応援事業について
  2. 幼児教育無償化に伴う給食費の実費徴収について
  3. 保育園待機児解消の取り組み
  4. 医療的ケア児への取り組み推進を


1、子どもの未来応援事業について

(1)ひとり親家庭の相談事業、そら豆相談室について、新年度予算に反映され、日曜日の専門相談ができるようになった。十分、周知してほしい。また、そら豆相談室では、離婚を考えているという話が多い。不安に答える対応を求めたいがどうか。

課長、6月~7月にかけて、育成手当受給世帯、約2400世帯に送付する他、HP、北区ニュース、児童館、保育園、情報メールなどでも発信していきたい。また、区民部の離婚届けの窓口などでにも、ご案内を置くなど、ご相談の周知に努める。

(2) 家庭環境に困難をかかえる世帯の子どもの学習支援について午前中も質疑あり、小学生では30人ほど、15人定員であと2カ所ほど不足する状況が示された。受けつけられないと断って終わりになってはならない。その他の手段で、個別の対応、フォローが必要と思うがどうか?

課長、中学生は、今年3年生も加えて、180人定員としているが、前年の申し込みが12%程度、3学年1500人×12%で、180人で受けられる見通し。また、小学校も検討つづけていかなければならない。学校で行っている、学力フォローアップ教室での補習でも対応していく。

(3) 中学3年生は、希望者に実施していた「夢サポート事業」を移行する形に。今回の学習支援事業では、対象者の条件が設定され、誰でもというわけにはいかなくなるのでは?

課長、全世帯向けの家庭学習アドバイザーの対応や、冬休みのチェレンジ教室などでフォローできるようにしていきたい。

保護者から、心配の声を頂いていたので伝えたい。

(4) 子ども食堂への支援も20団体へ、実際は区内に20カ所以上あると聞いているが、予算は控えめではないか。もっと増やせるのではないか。

課長、月2回以上やっているのは、13団体。区の補助は月2回以上、スタッフの3人以上などを満たす団体は、大幅に増える見通しではないが、増えれば拡大していきたい。

(5) 子ども食堂ネットワーク、社協の職員をコーディネーターとして配置、OK!
震災時などの緊急対応、ボランティアの受け入れ、個人情報の扱いなど共通の課題に対応してほしい。また、子どもソーシャルワーカー的な対応を期待するがどうか。

課長、社協の職員の活動、区の事業として、直接強化していきたい。まずは、新規の開設相談の受付や、ボランティアの調整などすすめていく。また、子どもとのマッチングも考えていきたい。


2、幼児教育無償化に伴う給食費の実費徴収について

(1) 幼児教育無償化に伴う保育園給食費の実費徴収、保育料が比較的低い子どもが、現在の保育料より高くなる逆転現象がおこりかねない。本会議でも実費徴収はしないよう求めたが、対象者と影響額について、お聞きします

課長、3~5歳児は4330人。そのうち、副食費求めないのは、400人下まわる。
4000人弱として、4500円×12か月分で、2億1000万円程度。また副食費4500円を下回る保育料の世帯は2%、90人程度。主食費3000円で、計7500円とした場合は170人。


2億円は大きい。国に実費徴収しないよう求めると共に、今までの保育料より負担が増えるのは、無償化に逆行する。区としても軽減を重ねて求める。


3、保育園待機児解消の取り組み

(1) 保育園待機児解消について2次募集、3次募集と対応して頂いているが、今年の待機児数よりも増える見通しと。地域的には、田端駅や王子5丁目団地周辺。新年度、王子5丁目団地の桜田北保育園の大規模改修工事中、旧清至中学校跡の学校本体を活用する。清至中跡地を桜田北保育園の対応の他に、1~3歳児のつぼみ園的な対応をすることはできないのか?

課長、H32年4月にむけて、私立保育園の開設の問い合わせを複数頂いている。慎重な判断のもと検討していきたい。

是非、両方、視野に入れ検討すすめてほしい。

(2)保育園を増やしていく上でも、 保育士確保と処遇改善が要。毎年、私立保育園園長会からも切実なご要望を受けている。保育士確保の補助制度、11時間開所にみあった保育士配置基準の改善や区独自加算、外国籍児童やアレルギー対応、夏季休暇中の職員補助復活や産休代替えの時給改善など、新年度、充実回答したものあるのか?

課長、外国籍児童に対して、保護者対応も含めて、通訳支援員を派遣する。産休代替は、今年度からすでに、時給980円を1100円に取り組んだ。また、保育士確保について、H32年4月から見直し、処遇改善を国も検討している。

私立保育園、保育士の確保が大変。保育士の募集登録にも50万円以上かかる。
今、産休明け、18時以降の延長保育など、区立指定管理園、私立保育園で大方、担ってい頂いている。民間の立場からすれば、そうした多様な保育のニーズに応えるに十分な保育士処遇の支援を求めている。区として対応してほしい。


4、医療的ケア児への取り組み推進を

(1) 医療的ケア児の保育支援について、
新年度、重症心身障がい児の在宅ケアにおける支援で、訪問看護師が自宅に訪問し、ケアと見守りを行うレスパイト事業が700万円余、予算化されている。 集団保育が可能な医療的ケア児に対して、他区では、受け入れ保育園を用意したり、訪問看護師を派遣、看護師研修を実施するなど、いくつかの自治体で対応がはじまっている。北区でも是非、取り組んでほしい。

課長、決算委員会でも、導尿の必要なお子さんのケースご要望頂いた。現在、特別区では、訪問看護ではなく、職員を加配する方向で対応する自治体が多いが、人的体制の確保が課題である。

是非、一日も早い対応を求める。

(2) 学齢期、重度の放課後デイサービスの受け入れが厳しい。施設面積の確保、
NSなども含め、スタッフの確保、休んでも経営可能となるように、公的な支援をあわせて増設必要。


課長、現在、区内に3つ。13名の子ども達が通所。区外におられる人も3名いる。今後、検討していきたい。

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