北区では北区子どもの貧困対策に関する平成29年度から33年度までの5年計画で施策を進める「北区子どもの未来応援プラン」を策定しました。子どもの貧困が「6人に1人」という深刻な状況の中、区民要望の高まりや共産党北区議員団も議会ごとに取り上げる等で23区では足立区に続き先進区の一つとなったものです。
「プラン」はその基本的な考え方として子どもから保護者まで幅広くとらえ、貧困の連鎖解消、就労対策、孤立しない仕組みづくり等、多種多様な施策が計画化されました。その一端は既に報告済みですが、このほど以下の3施策が実施される運びとなりましたので概略を紹介します。
①ひとり親家庭等相談室「そらまめ相談室」が9月オープン
場所は北区役所内第一庁舎2階5番窓口、相談は個室で行います。ひとりで子育てしているお父さん・お母さんへ、「お困りごとありませんか?」と、産業カウンセラー、心理カウンセラー、弁護士等専門家がご相談に応じます。
月2回実施で50分の予約制です。相談・予約受付・問い合わせは9月から、 03・3908・1363までお気軽に電話ください。
②ひとり親家庭等の子どもの学習支援が10月開始
対象・募集方法=中学1、2年生のいる児童育成手当受給世帯、および学校SSWからの紹介者全員に受講者募集通知が送付され、定員は40名です。
実施内容=高校進学を見据え、学校で使用している教材や宿題等を中心とした自主学習の支援を行い、学習習慣の定着をはかります。
③北区子どもの居場所づくり(子ども食堂)支援事業の申請者募集開始
区内各種団体がとりくむ子ども食堂の運営にかかる経費の一部(初期費用10万円、運営経費は今年は10月から半年分10万円)を補助します。
月2回以上開催し、子どもの費用は無料又は低額、勉強、遊び体験等、安心して過ごせる環境の確保などの条件があります。支援を希望する団体は募集が9月29日まで北区「子ども未来担当」で受け付けています。
|
工事すすむ団地前UR用地
豊島4丁目地区開発計画に基づき、目下、敷地内の汚染土壌の除去と、都道の改修(バス停の移動も)及び区道拡幅(デニース横)の工事が進行中。秋にはバスターミナルの改修工事が着工の予定。 |
|