入学準備金を増額へ
◇差額分7月に支給◇
今年度予算組み替え要求実る
昨年の6月議会の日本共産党代表質問で私は、「入学準備や、夏休みまでに夏服の購入など約10万円もかかる」と具体的に指摘して増額を求め、その結果、9月には増額分の補正予算が計上され、11月に追加支給されました。
本年3月の予算組み替え要求ではさらなる「準備金の増額」を求め、予算特別委員会では、昨年秋に示された準備金の「国基準」や東京都の「財政調整単価」の改善に沿って迅速に対応するよう強く求めてきました。
これに対して6月6日の補正予算内示会では、小学校の前倒し支給分4万600円を
6万3100円に、中学校前倒し支給分4万7000円を7万9500円に改善する補正予算が計上され、差額分については7月に支給されることになりました。
修学旅行費助成(中3対象)の増額と前倒し支給を要求区は、修学旅行不参加の大半は不登校の生徒で、経済的理由による不参加者は「いない」としましたが、私は「経済的理由」で参加できない子どもが1人でもあってはならないと指摘し、今後も注意深く見守るよう求めました。
また、区は現行の助成額6万1000円では平均的な参加費と比較して「数千円」足りないことを認め、さらに参加確認をして助成する「後払い」にしていることも認めました。
私は参加費に加えて参加準備にかなりの経費がかかる実態も紹介し、助成額の増額と前倒し支給を強く求めました。 |