消費税増税中止くらし最優先を
「消費税増税・年金引き下げ許すな」とたたかわれた参院選後初の区議会です。北区は共産党北区議員団の「増税中止を国に求めよ」の繰り返しの要求に「消費税は、国
の適切な判断の下に行われるもの」との答弁を繰り返しています。ところが消費増税等の税制改正で北区自らが71億円ものマイナス影響を受けることも明らかになり、あら
ためて「増税中止」を国にはたらきかけることや、北区として区民への転嫁や便乗値上げを絶対にしないように求めます。
また、年金支給額を20年にわたって引き下げる「マクロ経済スライド」の廃止と、くらしを支える「最低保障年金制度」創設を、北区として国にはたらきかけることを求めます。
積立金過去最高584億円に
北区の基金は今年も大きく伸びて主要5基金累計で36億円増の584億円に。目的を特定せず福祉、教育、子育て等に取り崩して使える財政調整基金も昨年比23億円増の
160億円に達しています。
これらを財源に、昨年度と今年度で約40項目の予算組み替え動議(予算)を提案していますので、その実現をめざします。合わせて新年度予算編成に向けて、区内各団体との予算要望懇談会を行い、その反映に全力をあげます。
入学準備金前倒しに大きな反響
小学校の入学式前に支給する前倒し制度が、この3月に初めて実施されました。利用が100件を上回る反響で、大変喜ばれています。
今議会では本会議質問、決算特別委員会を通じて、①国保料の子どもの均等割減免、②学校給食費の無償化、③低所得世帯への高校、大学入学にともなう給付型奨学金
制度創設、④熱中症予防対策として高齢者等へのエアコン設置、生活保護利用者への夏季加算やエアコン修理代補助の運用、⑤若者、単身高齢者等への賃貸住宅家賃補助、などの実現をめざして論戦に挑みます。
学校給食が「無償化」へ
8月27日、今議会に向けて議案が「内示」されました。概略は、学校給食費の3人目以降は無償、2人目は半額とするための準備経費が補正予算計上されたものです。 |