本会議に先立つ11月20日、「台風19号について」を議題とする防災対策特別委員会(福島宏紀委員長)が開催されました。
区は台風19号の対応を陳謝
区は台風19号で区民から多数の意見・要望・苦情が寄せられたことを明らかにし、昭和33年の狩野川台風並みと報道されていたにもかかわらず従来台風並みの対応であったことを陳謝しました。その上で「自主避難施設」と「避難所」の違いの周知、全く聞こえなかった防災無線の改善等10の課題に整理し、「全庁が一体となり課題解決にあたる」としました。
また、「大規模水害を想定した避難行動の基本方針策定に係る検討会」(以下「検討会」)が8月に発足しており、4回の開催を予定し年度内には報告されることが分かりました。
共産党は防災委員会と本会議の質疑を通じて「検討会」は時宜にかなったものであるが、公開で行い、台風19号を体験した区民の生の声と意見を反映するよう求めました。
これに対して区は、①「地域委員」として自治会長、PTA連合会長、保育園長、高齢者あんしんセンター、消防団代表等から意見をいただきとりまとめる、②「検討会」で策定される「基本方針」については住民説明会をもうける、③具体的に避難行動計画を策定する際も意見を把握して現実に即した計画とする、と答えました。 |