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2003年1月30日 通算463号

事務所 東京都北区赤羽北 3-23-17
TEL&FAX 03(3905)0970
発行 日本共産党区議団
北区王子本町1-15-22
TEL 03(3908)7144

統合・創立60周年の袋小学校
3学期から改修された校舎で


トイレやコーナーもきれいになりました
1月25日(土)の午後、袋小学校では統合と創立60周年をお祝いする会が開かれ、5年生と6年生によるすばらしい音楽に、大きな拍手がつづきました。

北園小との統合に伴う、校舎の大規模改修工事のために、2度の引っ越しをしたり、周年行事の準備などなど、みなさんのご苦労とがんばりに、あらためて大きな拍手を送らせていただきます。
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「こんな区長がいいな」

1/27区民フォーラムに200人
北本区長の引退表明によって、4月の区長選が注目されています。区民の手で、新しい北区政を作ろうと「輪を広げれば勝つチャンスはある」など、発言が続きました。
東京北社会保険病院(仮称)問題  

"規定方針どおり4月開設を"

北区議会が厚労省、社会保険庁に要望書
●1月24日(金)の朝、緊急幹事長会が開かれ、その日の午後、正副議長、健康福祉委の正副、各会派の幹事長が要請しました。
「東京北社会保険病院(仮称)」の早期開設に関する要望書

 北区民が待望していた本年4月に開設予定の東京北社旗保険病院(仮称)について、同病院の運営委託予定先であった全国社会保険協会連合会に委託されないこと、同連合会がうんえいする都南病院は廃院となること、また新たな委託先が決まっていないとの情報を1月14日付新聞で突如知ることとなった。
 北区をはじめ北区議会や北区民に事前に何の相談もなく、あまりにも唐突に、このような重大な方針転換がけっていされたことは、誠に遺憾であり承伏しがたい。
 1月22日急きょ、本区議会もこの問題について社会保険庁から説明を受けたが、その内容は不十分で、とうてい納得できる物ではない。
 国立王子病院の移転・廃止後の地域医療の中核施設として、総合病院及び介護老人保健施設を早期に開設することは、北区民の切実な願いである。そのために、地元住民や関係者は、コミュニティバスの運行など環境整備等、惜しみない協力や努力を傾けてきた。この方向転換は、これまでの相互の信頼関係を損なうものである。
 当初の計画では、2月竣工、4月に開設予定であり、北区民をはじめ、近隣区・市住民の同病院に対する期待は大きく、なくてはならない施設である。
 ぜひとも、北区民の期待を裏切ることなく、規定方針どおり4月開設に向けて努力するよう強く要望するものである。

平成15年1月24日 
東京都北区議会議長 福田伸樹

厚 生 労 働 大 臣  坂口 力 殿
社会保険庁長官   堤 修三 殿 

▲1月21日(火)の緊急集会のあと、"後医療の早期実現をめざす 王子国立病院を守る会"は精力的に要請活動や署名活動をすすめています。
私も、同会の幹事の一人として、皆さんと力を合わせてがんばります。

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桜並木入口にエレベーターも完成

「なぜ4月開院中止なの?」

地域では、どこでも話題に。移転を予定していた品川区都南病院の皆さんの思いがあふれる記事をご紹介します。
「しんぶん赤旗」1/26付日刊紙より
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開院私たちの手で

社会保険病院突然の移転中止(東京)

中小企業の労働者が加入する政府管掌健康保険から三百億円投じて社会保険庁が建てた東京都北区の東京北社会保険病院。品川区にある社会保険都南総合病院が新病院に移転し、4月に開院する予定でしたが、同庁の突然の方針変更で開院のめどがたっていません。都南病院の職員は「数年来、開院準備してきた労力を無駄にしたくない。私たちの手で開院を」と訴えています。
(海老名広信記者)

晴天のへきれき
1月6日のこと。職員は「新病院の開設は4月にできない。都南病院は3月をもって廃院」と通告されました。「青天のへきれき」と、皆ぼうせんと立ちつくしました。
 
職員は新病院に設計段階から携わってきました、レントゲン技師は、必要最低限の人数で効率的に動けるよう10数室ある撮影室をレイアウト。薬剤師は安全を考え、点滴の調合をすべての薬局の担当と決め、設備を発注。看護助手は、併設される老人保健施設で働くため、仕事のあとに3ヶ月間講習に通い、ヘルパーの資格を取得。8万円の費用は自腹で。

昨年末も深夜まで、新病院でコンピューターをカルテのように扱う「オーダリングシステム」の準備作業をしていました。閉鎖された病室には、備品を詰めた段ボール箱が、新病院に発送するばかりの状態で山積みになっています。

移転に向け都南病院は業務を徐々に縮小。収益は悪化、職員の一時金はカットされました。職員は減りました。「残った職員は新病院に夢を託してきた。その夢がうち砕かれた」と、 健康保険病院労働組合都南病院支部の広野信一支部長(49)。 若い事務職員は、「廃院に向け患者さんを他院に紹介する毎日。まるで自分の墓穴を掘っているようでつらい」。

自公政権が強行
昨年7月に自公政権が強行した健康保険法改悪に、社会保険病院のあり方を見なおす付則が盛り込まれました。同年9月に公明党の坂口力厚生労働大臣が「2,3割の削減」と明言。職員は不安になりました。不穏な動きがあるたびに「新病院の開設は大丈夫か」と、都南病院は社会保険庁に問いかけました。回答はいつも「粛々と準備しなさい」。

暮れも押し迫った12月25日。社会保険病院の統廃合方針が示されました。病院運営をまかされてきた全国社会保険協会連合(全社連)への委託をやめるというもの。「適切な病院にする」とあり4月開設が暗礁に乗り上げました。

駕古眞院長(59)は「開院直前になってなにが『適切』か」と憤ります。職員にわびる気持ちで髪をばっさり切り、社会保険庁長官に抗議しました。

賀古院長は新病院立ち上げのため3年前、私立大学医学部の教授から転任。陣頭に縦指揮してきました。「雇用を促進するはずの厚生労働省が、夢をもってがんばってきた100人の職員と採用内定者120人を失業させた。税金と保険料のムダ遣いだ。決して泣き寝入りはしない」

看護師は「お金だけの問題じゃない。国民の医療と雇用を守るはずの国がこんなことしていいのか」と怒り、院長は「なぜこんなことになるのか、政治の矛盾をただせないか」と訴えます。

4月開設を求め区議ら要望書
東京・北区

東京都北区議会の福田伸樹議長をはじめ超党派の区議らは24日、社会保険庁を訪れ、堤修三長官に「東京北社会保険病院を規定方針どおり4月に開設するよう」求め、坂口力厚生労働大臣と同長官宛の要望書を手渡しました。

同長官は「新病院の運営を全国社会保険協会連合に委託しないという方針変更は、医療制度改革の一環。4月開設は非常に難しいが、早期に新しい委託先を探したい」と述べました。福田議長は重ねて、4月開設の約束を守るよう求めました。
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