●18日の健康福祉委員会(山崎たい子委員長、さがらとしこ委員)には、保育園に関わって3つの報告がありました。
(1) 待機者が1,100人越の特別養護老人ホームと、あと3ヶ所の保育園を必要としている浮間地域に、区内でも初めての複合施設がつくられることに。
場所は、新河岸川のすぐ近くで、現在、敷地の半分は清掃事業用の車庫として使われています。工場ばかりだったこの辺も、今はマンションが次々と。土地は区有地ですが、1つの社会福祉法人をプロポーザルで決め土地売却へ。
●特養ホームは100程度で全室個室のユニットケア。ショートステイ10床。保育園は100名で、産休明けの0歳児、延長保育、一時保育も事業化したいとしています。開設は、平成19年度を予定。
(2)JR赤羽駅または、JR浮間舟渡駅周辺に、30名規模(0~2歳児)の認証保育所を整備するため、10月下旬に事業者を募集する。
(3)桐ヶ丘再生計画事業の中で、桐ヶ丘保育園を建替え、平成19年4月に開設したい。今後の運営については、東十条保育園のように、公設民営の保育園としたい。
保育水準を下げることなく、自治体の責任果たせ
●この報告を受け、さがら区議は、人格形成にとって大切な時期。
経済効率のコストだけを考えるのではなく、子どもたちには、より良い保育環境を整えてゆくのが、区としての責任。都の補助金削減などにも反対し、私立の認可園も安心して保育事業にたずさわれるよう、自治体としての責任を果たすことが大事と指摘し、慎重な対応を求めました。
▼雪印跡地マンション・メガシティの建設で住民は充分な緑化を求め協議をつづけています。近くには大きなスーパー・いなげやが出店(小豆沢)計画を発表しました。
|