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2004年11月9・11日 通算592号

事務所 東京都北区赤羽北 3-23-17
TEL&FAX 03(3905)0970
発行 日本共産党区議団
北区王子本町1-15-22
TEL 03(3908)7144


中越地震犠援金 
「私も協力したい」と若い女性から2万円が届けられました。
桐ヶ丘健康まつり(10月31日)会場では60,494円。
ひきつづき赤羽駅前や、個人の方々、党支部などからも、ご協力ありがとうございます。
 
皆様から寄せられた犠援金は前号のように送金させて頂きました。

11/6(土)赤羽台団地緑道でのよびかけに39,578円の義援金がよせられました。
11/7(日)~8日(月)日本共産党の北区議員団として、新潟県長岡市の全国救援センターを訪ねて、義援金と衣類などお届けしました。
冬に向って生活不安 希望もてるゆき届いた支援を
志位委員長、市田書記局長に訴え被災者や、自治体と懇談
2004年11月5日(金)「しんぶん赤旗」
「冬に向かって生活が不安」「希望がもてるゆきとどいた支援を」――四日、新潟県中越地震被災地を訪れた日本共産党の志位和夫委員長、市田忠義書記局長に、被災した住民や懸命の支援を続ける自治体、ボランティアなど関係者から切実な訴えが次々寄せられました。余震や雨による二次災害、やがてくる豪雪期をどう乗り越えるかと、不安が尽きない被災地で、生活再建へゆきとどいた支援を求める声が相次ぎました。

新潟県中越地方はこの日、雨。午前九時前には、再び震度5強の余震がありました。

 志位さん、市田さんは最初に訪れた旧六日町(南魚沼市)の日本共産党救援センターで、忙しく立ち働く党員、ボランティアの人たちと交流。「みなさんの活動は『国民の苦難のあるところ日本共産党あり』、国民の命を守る党という、私たちの立党の精神に立った奮闘です。被災者の要望をよくお聞きし、国政の場で全力をあげて対策をすすめ、党としての独自のボランティア活動もいっそう強めたい」と激励しました。

 横浜市からボランティアに来ている福原秀武さん(61)は、「勇気づけられました。ほんとうに大変な生活をしている被災者を、元気よく励ましながら、がんばりたい」と語りました。
 
避難所で被災者の要望を聞く志位委員長、市田書記局長

避難所で被災者の要望を聞く志位委員長(左から2人目)、市田書記局長(同3人目)。左端は安保寿隆市議、右端は尾身隆一市議=4日、新潟・十日町市

 

 十日町市では、いまも百五十人余が避難する同市学校町の市公民館へ。避難生活の苦しさを訴える被災者の話を、志位さんはメモをとりながら聞き入りました。同市役所では、滝沢信一市長らと懇談し、大きな被害を受けた地域医療の拠点病院の再建、個人の住宅の改修・再築への公的支援など多くの項目にわたって要請が出されました。 

日本共産党の魚沼救援センターで救援活動に励む党員、ボランティアたちと懇談、激励する志位委員長(正面右から2人目)と市田書記局長(右端)=4日、新潟・南魚沼市(旧六日町) 

志位さんは、ちょうど同じ時間に、参院の厚生労働委員会での質問、小池晃政策委員長が同市の病院問題をとりあげていることも紹介しながら「力を合わせて、実情に合った対策をすすめていきたい」とこたえました。

 最初の地震で最大の震度7を観測した川口町へ。川口町役場近くの信濃川河川敷に自衛隊が設置したテント村に避難した住民に、河川の増水のために新たな避難命令が出された緊迫の現場を訪問。「お願いします」「助けてください」という声を次々受けました。

 

 長岡市では、避難場所となっている石坂小学校では、不安な一夜を前にする被災住民の訴えをきき、激励しました。

 長岡市内に日本共産党が設けた中越地震・党救援センターへ。志位さん、市田さんは、不眠不休で支援にあたる日本共産党議員、党支部、ボランティアの人たちと夕食をともにしながら交流。緊急に求められている支援策、実情や課題を具体的にききました。


避難所の石坂小を訪問

 日本共産党の志位和夫委員長と市田忠義書記局長は四日夜、新潟県中越地震で被害を受け、長岡市立石坂小学校体育館の避難所で避難生活を続けている被災者を訪問・激励しました。

  毛布をひざに掛けたりして寒さをしのぐ被災者らが、志位さん、市田さんを温かい拍手で迎え、両氏は一人ひとりと握手を交わし、声を掛けました。

  「ありがとうございます」「共産党の人には本当によくしてもらって…」と多くの人が答え、涙を流して志位さんの手を握る人もいました。

  七十九歳と七十七歳の夫婦は、「農業をしているが、作業小屋が全壊した。中には、トラクター、耕運機、脱穀機などがあり、全部だめになった。新しく買う金がないから、百姓をやめるしかない。これからの生活を考えると地獄だのう」と語ります。

  最後にマイクをとってあいさつした志位さんが、「住宅を再建してこそ、くらしの再建ができます。個人財産の補償を実現するため全力を尽くします」とのべると、避難所全体から大きな拍手が起こりました。

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日本共産党北区議員団を代表し、長岡市と小千谷市の救援へ 
~義援金と下着や子ども服など物資も~
・11月7日(日)の午後6時すぎ、長岡市内に設置された日本共産党救援センターに着き、全国からかけつけた救援ボランティアと合流しました。

・8日の朝から、終日の物資お届け隊の活動で、小千谷市内の山あいを訪問してきました。避難所ではない場所を回るのです。 

・右の写真のように、お年よりの方が多く、一緒にいった山崎たい子区議の血圧測定も、大変喜ばれました。途中の道路から、マンホールが1メートル以上もとび出していて、びっくりしました。
 
   ◆「全国からあたたかい心を被災地のすみずみまで届ける」

・救援センターの中で、大切にされている合い言葉です。私たちが参加した“物資お届け隊”は、共産党の宣伝カーに、必要と思われる品物をいっぱい積みこんで、下の右の写真のように、ガレージや車の中で避難生活する人々に。メンバーも三重、神奈川、岐阜からかけつけた方々などで、チームをつくって。初めて顔を合わせる人ばかりですが、合言葉が気持ちを1つにし、山あいの一軒一軒に声をかけて。
1日の活動を交流しあい、翌日のスケジュールを決めてゆきます~<長岡市の救援センターで>

2つのガレージに5世帯が避難し、助けあって~

あたたかいご支援ありがとうございます。みなさんからの救援募金は次のようにお届けしました。 
2004年11月11日(木)「しんぶん赤旗」
第1次分(2004年11月8日現在)
日本共産党新潟県中越地震対策本部台風・集中豪雨災害対策本部


よせられた救援募金  総額 1億0428万3623円
(中央委員会、新潟県委員会、救援センターによせられたもの。47都道府県委員会と多くの地区、支部、党後援会と2572人の個人から募金がよせられています)

救援募金 災害救助法が適用された自治体へ合計9550万円


 新潟県中越地震 1県8市12町4村に3600万円

 新潟県、長岡市、小千谷市、十日町市、見附市、栃尾市、魚沼市、南魚沼市、柏崎市、川口町、山古志村、中之島町、越路町、三島町、小国町、与板町、出雲崎町、塩沢町、川西町、津南町、西山町、安塚町、和島村、中里村、刈羽村

 台風・豪雨災害 38市40町4村に5950万円

 新潟県・三条市、福井県・福井市、鯖江市、今立町、美山町、池田町、静岡県・伊東市、岐阜県・高山市、三重県・津市、伊勢市、海山町、紀伊長島町、宮川村、兵庫県・洲本市、西脇市、養父市、小野市、豊岡市、丹波市、上郡町、上月町、城崎町、日高町、出石町、西淡町、黒田庄町、津名町、一宮町、五色町、和田山町、南淡町、但東町、三原町、京都府・舞鶴市、宮津市、京丹後市、福知山市、大江町、伊根町、加悦町、岡山県・岡山市、倉敷市、玉野市、笠岡市、備前市、瀬戸内市、日生町、寄島町、広島県・呉市、倉橋町、香川県・高松市、丸亀市、さぬき市、東かがわ市、観音寺市、坂出市、土庄町、牟礼町、詫間町、内海町、庵治町、直島町、多度津町、国分寺町、三木町、綾上町、綾南町、飯山町、愛媛県・新居浜市、大洲市、西条市、四国中央市、徳島県・鳴門市、徳島市、小松島市、吉野川市、上那賀町、木沢村、高知県・大川村、宮崎県・高岡町、北川町、椎葉村


届けられた救援物資(40都道府県委員会の扱い)


 食品

 米、みそ、しょうゆ、昆布、ミカン、ブドウ、リンゴ、バナナ、柿、ジャガイモ、タマネギ、白菜、ニンジン、パセリ、キュウリ、ネギ、サトイモ、菓子、粉ミルク、のりセット、パン、飲料水、卵、ロースハム、ウインナー、りんごジュース、梅干し、ミニトマト、お茶漬け、エノキダケ、インスタントみそ汁、うどん、砂糖、コーヒー、カップめん、コーヒーなど

 衣類

 防寒具、下着、軍手、手袋、Tシャツ、マフラー、ソックスなど

 生活用品、その他

 布団、毛布、タオル、バスタオル、紙おむつ、卓上コンロ、ボンベ、カイロ、ポリ容器、テント、紙コップ、洗剤、シャンプー、陶器、冷蔵庫、洗濯機、炭、ストーブ、おもちゃ、ベビー用品、ゴミ袋など


被災地で活動したボランティア6322人


 日本共産党の救援活動(都道府県委員会、救援センター集約分)には全国各地から、新潟県中越地震で約2500人、台風・豪雨災害で2281人がかけつけました。

 そのほかに、労働組合・民主団体などから1541人がはいっています。

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中越地震のお見舞い、激励のお礼 
  中越地震の被災者に対する心温まるお見舞い、激励に心からお礼申し上げます。
  水道、電気などライフラインの復旧の遅れ、生活物資の不足、道路など交通手段の遮断などで、被害に遭われた方々の困窮は一段と深刻になっています。新潟県委員では、党中央委員会、国会議員団の協力もえて、被災者が一刻も早<安心して生活できるよう全力をあげているところです。10月26日には長岡市に全国救援センターを設置して活動を開始しました。
  当地はこれから寒さがきびしくなりますが、全国の皆さんの支援に支えられながら、被災者の救援、救済に全力をあげる決意です。
  簡単ながらお礼とさせて頂きます。
2004年11月1日
                                日本共産党新潟県委員会
                                       委員長  小日向昭一
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新潟中越地震
“仮設住宅”自宅庭に


塩川議員質問実る プレハブを公費で

 新潟県は新潟県中越地震の被災者生活再建支援として、被災者が壊れた自宅を修理する間、希望者に対して自宅敷地内や住宅近くに公費でユニットハウス等を設置します。国と県が十日までに決めたもので、災害救助法を活用して、避難所設置として進めます。

 厚生労働省によれば、制度上はこれまでも可能でしたが、実施するのは初めて。日本共産党の質問や被災者の願いが実ったものです。

 県では、復旧途上の自宅に近接して設置することにより、住宅の片付けや応急修理における避難所との往復時の負担軽減や、地域コミュニティーの中での生活再建促進を図るのが目的としています。

 ユニットハウスは、建設工事の現場事務所などに利用されるプレハブの完成品。水道、ガスの整備は行われません。市町村が業者から借り上げ、借り上げ料を災害救助費で補てんします。

 対象は希望する被災者で、市町村に申請します。設置場所は、原則として希望した被災者が確保するのが原則ですが、自宅近くの公園など公用地の提供など、被災者と相談して配慮するよう、市町村を指導しています。

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日本共産党中越地震
全国救援センター住所  
住所:〒940-0833 長岡市笹崎2の2の5
電話:0258-38-5501~2
FAX:0258-38-5503
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小千谷センター 
住所:小千谷市片貝町10367の19小宮工場2階
電話:0258-84-3426
FAX:0258-84-3429


魚沼センター 
住所:南魚沼市栄町697の1
電話:025-772-7566
FAX:025-772-7680
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