質問1の(1)
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赤羽西5丁目児童館と育成室(学童クラブ)では、育成室の定員が新年度より40名から70名定員へと大幅に拡大されます。子どもたちにとって学童クラブは、放課後や春休み、夏休みの生活の場です。大幅定員増にみあった環境・施設改善と職員配置増を急ぐよう求めました。
具体的に(1)70名の大集団をグループに分けて (2)手洗い場の改善 (3)急病に対応できる複数の休憩室の確保 (4)トイレの男女別仕切り (5)畳の配置に配慮を (6)学習机の確保 (7)育成室の入口改善で安全確保を (8給湯など設備改善 (9)職員用休憩室の確保です。・・*赤羽台2丁目に公務員宿舎が完成し児童数の増加が見込まれること。一方、赤羽台東小の廃校に伴い、学童クラブが1つなくなるため、定員増が必要となる背景があります。 |
<答弁> |
利用希望者増が見込まれ、定員を30人増やし70人とした。現在の利用申し込みは57人。グループ分けは利用者数見ながら検討する。畳や入口の改善などは現場からの要望をふまえ実施する。 手洗い場、休憩室、トイレ、給湯などの改善は現状を調査し、必要性と可能性を検討する。
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質問1の(2) |
他の児童館や学童クラブの施設も、改善を求める。 |
<答弁> |
子どもの施設でもあり、安全を最優先に対応してゆく。 |
質問2 |
住宅施策の推進 |
(1) |
シルバーピアの入居にあたり、これまでのコミュニティが継続できるよう配慮を・・ |
<答弁> |
あっせん住宅を望まない時、1度だけ、順位はそのままで見送ることを認める。地区別募集は、今後の課題としたい。 |
(2) |
公営住宅に子育て世帯が入居できるよう、基準緩和を国、都に求めよ。 |
<答弁> |
今国会で、子育て世帯の入居収入基準を、地方公共団体の裁量で引き上げ可能とする法改正が予定されている。 |
(3) |
都営・地元割当募集は、さまざまな世代が共に生活し、支えあえるよう、ソーシャルミックスの配慮を都に求めよ。・・ |
<答弁> |
要請してゆく。 |
(4) |
公団・都営住宅の手すり(廊下側)の設置求めよ。 |
<答弁> |
公団住宅は、建て替え予定除き、計画的にすすめている。都営は、 団地からの要望あれば対応することを確認した。 |
(5) |
解体工事にも適用できるよう、「中高層紛争予防条例」の一層の改善を。(今議会に条例と規則の改正案が示された) |
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<答弁> |
関係部課の連携により、指導している。
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質問3. |
災害対策の推進を求めて |
(1) |
浮間・温泉掘削工事現場の火災事故について・原因究明や安全対策は ・周辺住民への対応はどうだったのか ・ |
<答弁> |
2月10日午後4時55分頃、噴出した天然ガスに何らかの原因で引火し、火災発生。一時、工事用の鉄塔が倒れた場合の安全性も考慮し、警察から周辺住民に避難の措置とられ、約40人が町会・自治会の集会室やふれあい館に避難した。
火災は翌11日午後2時47分に鎮圧したので、地域の安全を確認後、区と関係機関が避難所に行き、関係機関の対応と、安全となったことを説明。避難された方に、帰宅を促した。
その後、東京都は事業者によるガス漏れの監視を指示するとともに、関係者による現場検証などを行い、事故原因の調査を行っている。
また東京都は、今後の掘削にかかる安全対策の抜本的な検討を行うため、地質学・温泉専門家による「温泉掘削にかかる安全対策検討委員会」を立ち上げ、安全基準ガイドラインの作成などを検討することになっている。
区としても、今回のことを教訓とし、今後の災害対応のあり方を検討してゆく。 |
(2) |
赤羽台3丁目の水害対策について(*この問題では、昨年秋の水害発生直後にも、対策の強化を求めて区議会本会議で質問をしています。今年に入り、そねはじめ都議会議員と私のところに、関係住民の方々から、さらに具体的な要望が寄せられましたので、あらためて取り上げました。)
ア) 赤羽台公園の雨水貯水池としての機能を、充分に果たせるよう整備を求める。 |
<答弁> |
下水管の増強等について、下水道局と協議をおこなっている。 |
イ) 周辺団地の建て替えに合わせ、雨水対策求めよ。 |
<答弁> |
赤羽台団地の建て替えに対しては、北区居住環境整備指導要綱にもとづき、雨水浸透・貯留施設を設置することで、協議が整った。 |
ウ)JR高架部分の雨水対策を求めよ。 |
<答弁> |
赤羽付近連続立体交差化事業の際、高架下に一時貯留槽を設 け、下水管に流す工事をしているとのこと。 |
エ)清掃など関係機関との連携を。 |
<答弁> |
連携を密にしてゆく。
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質問4 |
三宅島島民への支援継続と、新たな交流事業を求めて
2月に避難が解除され、帰島された方、北区に残られる方、それぞれの課題について明らかになってきました。生活再建に向け、支援の継続を求めるものです。また、島の再建・復興を応援するために、観光やテングサ・くさやなどの水産物や、アシタバなど特産品による新しい交流事業に取り組んではどうか。 |
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<答弁> |
三宅村とも相談し、交流事業など三宅島の人たちが望む支援の方法を検討したい。 |