日本医師会は、国民のみなさんと七もに
社会保障費の年2,200億円の削減に反対します。
7月、政府は「経済財政改革の基本方針2008」をまとめました。 ′
福田総理は、「国民一人ひとりが、安心して暮らせるようになったと実感できる社会を.実現する」と発言しました。
そして救急医療や、医師不足が重要課題とされました。
しかし、社会保障費の削減路線は撤回されませんでした。
2002年から2006年までの5年間で、あるべき社会保障費が1.1兆円(国の負担分)削減されました。
そして、その後も毎年2.200億円が機械的に削減されているのです。
このために医療費が大幅に削られてきました。
このままでは、「救急で受け入れてもらえない」「お産ができない」「夜間診てくれる小児科の先生がいない.
などの問題はなくなりません。
「がん難民」といわれる患者さんも増えています。
医療が必要な高齢の方が長期入院できるところもありません。
身近に通える医療機関がなくなっている地域も増えています。
国民が安心して医療を受けられる体制がとれなくなっているのです。
国民が安心して医療を受けられる体制がとれなくなっているのです。
総理は、国民の声を十分に認識しているはずです。
どうぞ、それを政策に結びつけてください。
来年度予算からは、社会保障費の年2,200億円の削減はやめてください。
社会保障、そして国民医療を守るために、日本医師会は、国民のみなさんとともに戦います。
日本医師会
ぜひ、みなさんの声をお聞かせください。
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