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2009年10月9日 通算876号

さがらとしこ事務所 
東京都北区赤羽北 3-23-17
TEL&FAX 03(3905)0970

日本共産党区議団
北区王子本町1-15-22 区役所内
TEL 03(3908)7144


◆神無月を迎え、水曜、木曜日は大雨が心配されました。そのため、いつもよりも1日早め、火曜の夜にレポートを書きました。火曜朝の西口は、雨のためお休みに。

・今号は、前号につづいて、後期高齢者医療制度の特集号です。署名を広げて世論を強めましょう。公約を守れと。

すみやかな廃止を 北区議会決算委で主張

・6日に、前年度決算の審査が終わり、9日、本会議の終了となります。日本共産党北区議員団は、一般会計と国保、介護、後期高齢者医療の3つの特別会計に反対しました。老人保健会計と中退共、用地会計の特別会計決算には賛成しました。 ・5日は高齢者医療制度で論戦
先送りを主張する自・公に対し、共産党は、「先送りすれば負担が増すばかり」ときっぱり批判して、さがら議員は、すみやかな廃止を主張しました。民主党は、6日の補足質疑の中で、「民主党はマニフェストで廃止を約束してきた」 と、態度表明をしました。
◆先週の「さがらレポート」でもお知らせしたように、後期高齢者医療をめぐって、廃止っを先送りしようとする動きが強まっています。先おくりされれば、来年4月からの負担増は、あまりのも大きくなります。

急いで「すみやかに廃止を」世論を広げましょう。
10月10日(土)は、午後3時半~5時までの間、赤羽西口ひろばで署名をよびかけます。ご協力下さい。

※「後期高齢者医療制度のすみやかな廃止を求める請願」署名用紙>>ここをクリック
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変化が求められる北区政

・政権交代と都議会の変化が生まれた直後の今議会でしたが、区長以下三役は、ほとんど答弁に立たず、課長クラスにおまかせ。
「この姿勢は、議会と区民を軽視するものだ、と共産党は批判しました。

・区民まつりの会場では元気いっぱいの区長ですが、委員会室では、イスをあたためっぱなしでした。責任をもって、答弁してほしいものです。

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後期高齢者医療
廃止先送りなら来年4月負担増
「しんぶん赤旗」2009.10.6付より

保険料アップ・軽減措置終了

 民主新政権も「廃止」を言明した後期高齢者医療制度。今すぐ廃止することが重要です。廃止が先送りされると、来年4月にはいっそうの負担増が待ちうけています。

 後期高齢者医療制度は、2年ごとに後期高齢者の人口、かかった医療費に応じ天井知らずに保険料が上がる仕組みです。このままいけば2025年には現在の倍以上の負担になります。

 初めての保険料改定時期が来年4月に迫るなか、実施主体である各都道府県の広域連合は、新政権の対応もみながら現在、保険料を試算している最中です。

 東京都の広域連合が、自公政権時代の仕組みに従っておこなった試算では、高齢者が一律に負担する均等割(現在、年間3万7800円)が最高で4万2600円に値上げされます。所得に応じて払う所得割も現在の6・56%から、最高で8・21%、最低でも7・36%へ引き上げられます。年金収入211万円の単身者の場合、保険料は最高で年間6万6400円(9600円増)、最低でも6万900円(4100円増)となり、高齢者の暮らしを直撃します。
 加えて、さらなる負担増のおそれもあります。
 後期高齢者医療制度は開始(08年4月)前から、現代版“うば捨て山”という批判が巻き起こり、自公政権は、開始早々、いくつかの負担軽減策を取らざるをえませんでした。

 その中で、(1)被用者保険の扶養家族から後期高齢者医療制度に移行した人の保険料の均等割を9割減額する(2)均等割の7割軽減を受ける世帯の軽減幅を8・5割にする―の二つの措置が、このままいけば来年3月で切れるのです。

 後期高齢者医療制度とは別に、70歳~74歳の窓口負担を1割から2割へ引き上げる負担増も「凍結」されていましたが、これも4月から解除されます。

 被用者保険の扶養家族から後期高齢者医療制度に移行した人は、約200万人。その人たちへの軽減措置の4月以降のあり方は「今後検討」(厚生労働省)とされますが、廃止された場合、760億円の負担増になります。
 保険料の均等割の「8・5割軽減」を受けている人も約200万人で、「7割」に戻されると130億円の負担がのしかかることになります。
 制度廃止の先送りは、高齢者にいっそうの負担と混乱をもたらします。


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