2009.10.14付「しんぶん赤旗」日刊より
日本共産党の志位和夫委員長は13日、9中総の幹部会報告で、9カ月後に迫った来年の参院選挙の政治目標について、「比例を軸」につらぬき、比例代表選挙で650万票以上の得票を獲得し、5議席を絶対確保すること、比例代表選挙では「日本共産党」と党名での投票をよびかけることを基本にするとのべました。そして、比例代表予定候補5氏とその活動地域を発表しました。
大門実紀史氏(現参院議員) 北海道・東北・北関東
田村智子氏(党東京都委員会副委員長) 東京・南関東
河江明美氏(党愛知県委員会県委員) 東海・北陸信越
市田忠義氏(党書記局長、現参院議員) 近畿
仁比聡平氏(現参院議員、弁護士) 中国・四国・九州沖縄
志位氏は「書記局長として奮闘している市田さん、現職議員として試されずみの大門さん、仁比さんにくわえて、将来性豊かな田村さん、河江さんという新人の女性候補、5名のベスト・チームです。全国の力を一つに集め、5人全員当選を勝ち取ろう」とよびかけました。
また選挙区選挙では、全都道府県で候補者を擁立し、東京選挙区で絶対確保をはかることを目標とすると表明。東京選挙区の予定候補として、党政策委員会責任者で現参院議員の小池晃氏を擁立すると発表しました。6氏が壇上にそろって紹介されると、参加者は大きな拍手でこたえました。
◇ この日発表された参院選候補者6氏は、報告終了後、党本部で記者会見し、参院選勝利にむけた決意と抱負を語りました。
東京選挙区 小池 晃 49歳 現
原点に立ち返り 議席獲得を必ず
全国で奮闘している党員・支持者の思いにこたえて覚の議席を増やすために自分にできることは何かと考える中で、私が東京選挙区で立候補すべきではないかと思っていましたが、このたび念願がかないたいへんうれしく思っています。
東京はこの間、都議選でも衆院選でも着実に得票を増やしてきています。その奮闘にこたえて私自身、なにがなんでも議席を勝ち取る、勝つ選挙にするためにがんばりたい。
98年に参院議員に立候補したときの原点 医師として命を守るための政治を実現したいという思いに立ち返ってたたかいぬきます。東京で議席を獲得するためにも比例代表で650万という大きなうねりをつくることがかかせません。全国の前進のためにも引き続き力を尽くしていきたい。
21世紀に「国民が主人公」の日本をつくっていくために全力でがんばります。
-党政策委員長、党参院議員団長・幹事長、参院議員2期-
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