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12月18日、視察先の広島・原爆ドーム前で。 |
・12月16日から18日まで広島県を視察しました。17日は、福山市にある県立歴史博物館と、景観・まちづくりで注目されている鞆の浦(とものうら)を視察し、そのあと広島市で被爆者の方々から、お話しを聞きました。
被爆体験を風化させない
・これまで、原爆症認定の集団訴訟では、21回も連続して勝訴をかちとり、先の臨時国会では、全面解決にむけた第一歩となる原爆症基金法が成立しました。ねばり強いたたかいが、国を動かしています。
その一方、被爆の高齢化で、その体験を次の世代にどう、継承してゆくかが大きな問題になっています。
被団協のみなさんは、被爆二世の方や高校生などを対象にした、碑めぐりの運動にとりくみながら、風化させない努力と組織化にがんばっておられました。
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詩人、峠三吉の碑の前で、大中さん(左)から説明を受ける区議団 |
原爆ドームと資料館を視察
・「中島本町というところは、大きな繁華街だったんですよ。昭和4年には、当時としてはめずらしい、鉄筋コンクリートの呉服店(地上3階、地下1階)があって…」と、被爆二世の大中伸一事務局次長。
原爆ドームとともに現存するこの呉服店(現在はレストハウス)の地下室も見せていただきました。
アメリカの48州120都市で原爆写真展を開催(2009年11月末)
・広島市と長崎市は協力しあって、「原爆展」を全米各地で行っています。もちろん、被爆体験を語りながら、被団協のメンバーも協力しています。
平和市長会議に加盟:134ヵ国・地域、3396都市
・さがら区議が、第4定例会の代表質問でとりあげた「平和市長会議」への参加都市が、大きく広がっていることも、資料館で確認できました。
・5月に開かれるニューヨークでのNPT会議までに、北区長にもぜひ、署名・加盟してほしいと思います。 |