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2011年4月19~23日 通算977~979号

さがらとしこ事務所 
東京都北区赤羽北 3-23-17
TEL&FAX 03(3905)0970

日本共産党区議団
北区王子本町1-15-22 区役所内
TEL 03(3908)7144
北区を自然エネルギー活用の自治体に
荒川河川敷など自然条件を活かす


・日本共産党はこの北区で、区民の理解と協力のもとで節電に努めるとともに、住宅への太陽光パネル設置に半額程度の助成をおこなうなど、思い切った自然エネルギーへの転換をすすめ、消費電力の3割を原発に依存している現状を変えていくことを提案します。

・区として、公共施設の省エネ化や、荒川河川敷など、自然条件を活用したエコ発電、再生可能なエネルギー開発にとりくむことを提案します。

桐ヶ丘団地や赤羽台団地など、公的住宅の建替えに当たって自然エネルギーの活用を求めてゆきます。
レベル7の福島原発 
危機打開へ
 ■政府と東京電力は情報公開と英知の結集を
福島第一原発は、震災と津波により全ての冷却措置がこわれ、原子炉の加熱で大量の放射能が放出され、チェルノブイリと同じ「レベル7」の放射能汚染が進行中です。
政府と東京電力は、これまで情報を隠し急場の対応で失敗を繰り返してきました。
「風評被害」を生まないためにも事故の現状を公開し内外の英知を結集すべきです。
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どうする?「安全神話」からの脱却こそ
●危機打開と国民の不安にこたえることは、政治の責任です。日本共産党は、自公政権当時も、民主党政権になってからも、原発の危険性について、くり返し追求してきました。
●しかし、いづれの政権も「日本の原発は大丈夫」ときめつけ、耳を貸そうとしませんでした。これらの政党には反省が求められています。

「福島原発事故は『想定内』地震や津波 国会で議論済み」
「昨年5月26日の衆院経済産業委員会。吉井英勝議員(共産)が大規模地震などで電源が失われた場合、どういう事態を想定しているかと質問した」「責任逃れの『想定外』。これは許せない」(「東京」3月24日付)
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全国の原発総点検と新増設の中止。自然エネルギーへの転換を
●日本共産党は菅首相に、被災者支援とともに、危機打開、今後の原子力行政の転換を提言。(3/31)菅首相は、稼働中の54基の総点検と、14基の新増設計画も「白紙から検討」と約束。独立した原子力の規制機関も必要と認めました。
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救援募金
●日本共産党としては、全国で5億円を突破し、すでに7県75団体に第1次分をお届けしました。
●赤羽西口ひろばでは、4/18までに17回のよびかけ。総額は68万円になりました。

●3/12~4/22 赤羽西口ひろばで、19回のよびかけ、総額70万円に達しました。被災地に届けています。
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3次の区長への緊急要請と4/14都知事要請
●三宅島全島避難の際、桐ヶ丘団地やUR(旧公団)の空き家住宅が提供されました。その教訓を生かして、住宅の提供を求めました。都からURに要請するよう、強調しました。
   
(1)北区では豊島5丁目団地内、旧豊島北中の校舎を改修し、26世帯100名、釜石市から受け入れを準備中。5月中旬より
(2)UR住宅機構は赤羽台団地をふくめ首都圏で2,500世帯分を提供できるよう準備中。
(3)都は第1次600戸につづき第2次を準備、検討中。
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許せません北区で4万4千世帯に国保料の大幅値上げ
・4月から一人平均5180円値上げを強行
・区議会で自民、公明、民主、社民が賛成
・いのちを守る区政に転換を
※詳しくは>>ここをクリックして下さい(PDFファイル)
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政党助成金 なぜ返上しない
「復興財源に回せ」の声よそに/共産党は一貫して受け取り拒否
2011.04.21付 しんぶん赤旗 日刊紙より 

320億円/義援金の9万世帯分
 東日本大震災の復興財源が問われるなか、民主、自民、公明、みんな、社民、国民新、たちあがれ日本、新党改革、新党日本の9党が20日、国民の税金である政党助成金、2011年第1回分を受け取りました。

 その額、約80億円。「政党助成金も復興資金にせよ」(「朝日」5日付「声」欄)など、一般紙の投書やコラムなどでは年総額約320億円にのぼる政党助成金を返上し、復興財源に充てる提案が相次いでいます。その声に逆らって9党は血税を山分けしているのです。

 9党は、政党助成金を扱う総務省へ11日までに受け取りの請求書を提出しました。20日に交付された第1回分の政党助成金計約80億円の内訳は、民主党42億647万円(年交付額で168億2588万円)、自民党25億2867万円(同101億1468万円)、公明党5億6883万円(同22億7534万円)、みんなの党2億7907万円(同11億1630万円)などとなっています。

 今回の大震災の被災者に対する義援金の第1次配分は、住宅の全壊・全焼・流失などで1世帯35万円の支給額が決められました。政党助成金の年総額は、その9万世帯分に相当します。

〓政党の資格問われる〓/投書やコラムにも批判多数
 政党助成金は、阪神・淡路大震災がおきた1995年から実施されました。当時も、被災者の苦しみをよそに政党助成金を平然と受け取る政党の姿に「国民を代表する資格があるのか」と批判の声があがりました。

 日本共産党以外の全政党はその後も「民主主義のコスト」などといって自らの懐に入れ、蓄財にしてきました。2010年までの16年間の交付総額は5038億円にのぼります。

 支持政党にかかわりなく国民の税金を各党に配分する政党助成金は、憲法が保障する思想・信条の自由に違反する制度です。また本来政党の財政は国民との結びつきを通じて自主的につくるべきものです。こうした立場から日本共産党は一貫して政党助成金の撤廃を主張し、受け取っていません。復興のために充てるよう求めています。

 西岡武夫参院議長は3月31日の記者会見で、記者から「復興財源に政党助成金を充てるという議論が共産党ぐらいしか出ていないが」と問われ、「その指摘は確かに正しい。当然、その議論もあってしかるべきだ」と述べています。

 各紙でもきびしい目が向けられています。

 「政治家は寄付行為をすると法律違反なので、出したくともできないという。本当に出したい気持ちがあるのなら、政党と議員が全体一致して政党助成金を、半額ぐらいは供出したらどうだろう。もとは国民の税金だ」(「東京」7日付「発言」欄) 「年間320億円という政党助成金は国民1人当たり250円の税金が原資として使われている。つまり今回の大震災で被災した人たちが納めた税金も含まれている。それでも政党助成金をもらうつもりなのか」(「朝日」名古屋版4日付「声」欄) 「共産党を除き、これまで受け取ってきた各政党も交付金を返上し、率先垂範して被災者とともに立ち上がる姿勢を見せてもらいたいのです」(「毎日」1日付「みんなの広場」欄) 「政党が街に出て募金を募るのも結構だが、政党は年間総額約320億円の税金を政党交付金として受け取っている。 … いっそのこと来年度の政党交付金を全額寄付したらどうだろうか」(日刊スポーツ3月26日付)

〓「諸手当」の王様、我慢せよ〓/「毎日」夕刊で牧太郎氏
 
「政党交付金をガマンせよ!」。毎日新聞専門編集委員の牧太郎氏は19日付の同紙夕刊コラムで批判しています。

 牧氏は、国会議員には諸手当があり、東日本大震災の復興で議員歳費を削減することにしたが、「企業・労働組合・団体などの政治献金を制限する代償として〓お手盛り〓で誕生した政党交付金は奇妙キテレツな『諸手当』」と指摘。政党助成金制度が、「支持政党なし」の人も政党に献金することになり、使い道は飲み食いまで自由勝手、同制度ができても企業・団体献金がなくならないことなどをあげ、「大震災の影響でサラリーマンの世界でも『 ×× 手当』が次々に姿を消した」「諸手当の王様よ! この際、政党交付金をガマンすべきだ!」と提起しています。

  「共産党はこの制度を憲法違反と主張して受け取っていない」とも紹介しています。
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