Home | ごあいさつプロフィール・私の政策活動報告リンク集事務所案内

Home活動報告区政レポート
2011年5月24日 通算985号

さがらとしこ事務所 
東京都北区赤羽北 3-23-17
TEL&FAX 03(3905)0970

日本共産党区議団
北区王子本町1-15-22 区役所内
TEL 03(3908)7144
このページのトップへ

5月9日(月)仙台市役所にて
支援募金を仙台にも届けました。
これからも募金活動をつづけます。
よろしくおねがいします。

5/26の臨時会につづき、北区防災委員会も開催されます
●先週おしらせしましたように、新しい議会の会派構成も決まって、26日には、北区議会議長、副議長の選出、また監査委員については区長からの提案があります。 ----日本共産党北区議員団は与野党を問わず、「ひとりひとりの区議会議員を、公平公正に扱い、区民から見てわかりやすい選出を」と、監査委員の議会選出メンバーに関して、区長に申し入れをしています。
この30年、北区は共産党議員を提案していません。

●また、26日には、国民健康保険料について、3月31日付で区長が先決処分した条例改正(65%以上の世帯で値上げとなる)について報告され、議会の態度があらてめて問われることになります。
●防災などの特別委員会は、通常7月開催ですが、防災委は今月中にも。→5月30日(月)開催されます。
このページのトップへ
6・2緊急集会
2011・3・11東日本大震災から3ヶ月
★被災者・被災地と連携★

◆報告と学修
6・2緊急集会
6月2日(木)午後7時~ 北とぴあ・第2研修室(7階)

■その1.仙台・釜石など被災地調査報告
       日本共産党北区議員団 さがらとしこ・山崎たい子・永井朋子

■その2.講演   …<質問もできます>
       「放射線からどう身を守る」
       野口邦和先生 日本科学者会議事務局長、日大専任講師(放射線防護学)

*そねはじめ前都議 3・11大震災・日本共産党北区対策本部長より、この間の義援金活動と、今後の救援・復興支援活動について ご報告します。

*緊急発行パンフ 不破哲三著「『科学の目』で 原発災害を考える」(150円)

主催:日本共産党北区議員団
※お申し込み・お問い合せは…3908-7144
お近くの共産党区議会議員へどうぞ

さっそく、さがら事務所に申込みをいただき、ありがとうございます。大きな会場ですので、おさそいあわせて、ご参加下さい。  
このページのトップへ
近聞遠見  岩見 隆夫
2011年5月21日(土)付「毎日新聞」より転載
トイレなきマンション

 1号機がどう、2号機がどう、と連日伝えられるが、さっぱり要領をえない。危険は減っているのか、増えているのか。
 「原子炉の火は神様の火で手がつけられない」 と馬淵澄夫首相補左営(原子力発電所問題担当)が述べた、と一部で報じられ、馬淵は否定したが、そう言いたくなる気持ちは分かる。
  政府による情報処理の混乱が批判されている。菅直人首相以下が情報を隠しているのか、核心に触れた情報を持ち合わせていないのか、それさえはっきりしない。

 原発情報は各メディアにもあふれている。レかし、どれも隔靴掻樺の感があって、この国難の乗り切りに不安が増すばかりだ。
  そんななか、14日付の共産党機関紙「しんぶん赤旗」に3ページにわたって掲載された不破哲三社会科学研究所長(81)の<原発災害講義>は出色だった。日本の原発について歴史的、体系的に振り返り、なにしろわかりやすい。

  不破が同党の書記局長、委員長時代、三木、大平、鈴木、小渕の四つの自民党政権下で追及してきた実績が講義の裏付けになっている。20数年間、原発災害という同じテーマで質問し続けた唯一の政治家だ。長年の論戦の実感として、不破は、「質問に答える政府側が、原子力の問題をほとんど知らないで済ませていることにあきれ続けた」
 と述懐している。

 最初の賀間は1976年の三木政権下。当時、原発は6カ所に9基、さらに増設計画が進んでいた。不破は、
 「原発の一つ一つが安全かどうかの審査をきちんとやっていると責任をもって言えるか」とただし、佐々木義武科技庁長官が、「十分やっている」と答えた。ところが、審査休制を調べると、アメリカは1900人の技術スタッフがいるのに、日本は全員非常勤のアルバイト仕事。審査といっても設計図をみるだけだった。
さらに、福島原発でも大問題の使用済み核燃料についても質問したが、まともな答弁がない。いま、不破は、「政府側がほとんど何も知らないことに驚いた。それから35年たっても、原発の後始末の面では何の手も打たれていない。だから、原発は<トイレなきマンション>と言われてきたのだ」と語る。

 80年(大平)にはスリーマイル島事故の教訓、81年(鈴木)は東海地震と浜岡原発、99年(小渕)は国際条約違反問題を取り上げた。だが、政府側の反応はすべて<安全神話>に浸りきったものだった。不破が言う。「菅内閣の対応は本当にだらしなく、政権党として考えられない。しかし、こういう事態をつくり出したのは、2年前まで政権を担ってきた自民党だ。国民的大災害の根源である自民党の歴史的責任に口をぬぐい、今の対応だけを追及して済まそうというのは、あまりにも無責任な態度だと私は思う」

 講義の最後で不破は次のニつの問題を訴えている。①原発からの撤退を戦略的に決断する②安全最優先の権限と責任をもった原子力の審査・規制体制を緊急につくりあげる(撤退しても後始末に少なくとも20年ぐらいかかるから)。②は当然、①は国民的な討論が必要になる。
 原子力への理解を深めるためにも、不破講義の一読をおすすめしたい。分量は400字原稿用紙50枚ほど。
 なお、不破は軍国少年のころ、作家志望から理系に転換する。軍艦に熱中し、造艦技師になりたかったからだ。東大理工学部卒。(敬称略)
このページのトップへ

前号へ 次号へ

Home | ごあいさつプロフィール・私の政策活動報告リンク集事務所案内

本サイト掲載の記事、写真等の無断転載をお断りします。
Copytright(C)2002- さがらとしこ事務所
TEL/FAX 03-3905-0970