日本共産党北区議員団 山崎たい子
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3 月 20 日(日)の「震災報告・相談会」でのお話し 山崎たい子

 お忙しい中、お集まりを頂きました皆様、本当にありがとうございます。 3 月 11 日の東北・関東大地震から 1 週間が過ぎました。被災地、被災者の 1 人でも多くの救援、救助を願い、皆様も心を痛めておられると思います。また福島原発の事故の対応には大変、不安を感じておられるのではないでしょうか。

 また、当日、東京も震度5ということで、まちの中や区民の皆様のご家庭でも、給湯器が壊れた、家にクラークがはいった、かわらが落ちた、室内の散乱がひどいなど、様々な被害がでました。その後の計画停電や商品の不足もくらいに大きな影響を与えています。

 日本共産党は 11 日、志位委員長を本部長とする「東日本第震災対策本部」を設置し、 16 日には、高橋ちずこ衆議院議員を本部長とする「現地の対策本部」をたちあげ、ただちに現地での救援活動を開始し、被災者救援、原発対策で政府に要請を行いながら、全国的に募金活動も行って支援活動をすすめてきました。
北区でもそねはじめ前都議を本部長に「対策本部」をたちあげ、救援、救助の取り組みに全力をあげています。

1、福島原発の事故の対応について
 原子炉の炉心ある核燃料棒や貯蔵プールの中にある使用済み核燃料棒の冷却ができない状態が続いています。放射性物質の放出も多くなってきている。最悪の場合に、放射性物質が大量に飛散する危険な事態がおこる可能性から脱していない状態です。
 日本共産党は、経済産業省から独立した、中立的な立場の原子力行政の規制機関である「原子力安全委員会」に、専門家や原発の運用・管理にくわしい技術者の力を総結集させ対応はかるよう、首相に提案。政府側も真剣に受けとめることを表明しています。
 北区のHPでも放射線被害情報として、区民の対応を案内しています。わたしのレポートでも身近な対応をのせていますのでご覧下さい。

2、救援救助活動では、
 区議団としても 12 日、一刻も早く自治体が支援をと緊急申し入れを区に行い、北区は 18 日、救援物資の第一陣を搬送しました。区政レポート紹介。
 今後、被災者の方々が東京や北区にも、避難され、親戚をたよって身を寄せる方も増えてきます。私にもすでに、具体的なご相談が寄せられています。三宅島の時は都は 1500 戸の都営住宅を用意しました。更なる受け入れ拡充を都に求め、手続きなど皆様への情報提供に努めます。

3 、 区民の方々への被害状などの対応として
①家屋などの被害、耐震補強の相談について、区の窓口を紹介。あわせて新年度予定されている「住宅リフォーム助成」の前倒し実施を求め、区は柔軟に対応するとしています。家具転倒防止設置の再開なども求めて行きます。
②計画停電については、随時、皆様にも情報提供してまいります。区ではHPや町会の掲示板の協力も頂き、広報します。
③買い物難民、品不足については、山崎たい個事務所でも、例えばトイレットペーパー 1 個のカンパをつのり、買えない方にさしあげる等、助け合いをすすめていきます。皆様のご協力をお願いいたします。

4,救援募金活動
 日本共産党として、 6000 万円あつまり、宮城県副知事に昨日 1000 万円手渡しました。北区でも、駅頭、商店街などでとりくみ、北地区党として約300万円のご協力を頂いています。本当にありがとうございます。募金活動は引き続き、とり組みます。
 北区の区民からの義援金の受けつけも 17 日からはじまりました。東京都では、紙おむつなど、物品の支援も受けつけています。

5、選挙との関係
 日本共産党は全国のいっせい地方選挙を延期するよう提案しましたが、自民、公明、民主など賛成をえられず、被災地のみの延期となりました。

救援・救助活動の手をゆるめることなく、都知事選挙、続く区長・区議選挙にも、福祉・防災都市東京・北区への転換をめざし、全力でとり組みます。皆様のご理解とご協力をお願い申しあげます。

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