野口 まさと
どこにも身近にある商店街は北区の魅力のひとつ。以前、党区議団の仲間と商店街再生の先進事例といわれる高松丸亀商店街を視察しましたが、再開発で新しくなった中心街から距離が離れるほど、シャッター通りが広がっていました。
十条駅前の新たなにぎわい拠点が出現することで、十条銀座商店街をはじめ、今ある商店街が衰退してしまっては元も子もありません。
私は昨年区議会で、新たな拠点と既存商店街の共存共栄を図るため、区が商店街支援に本腰を入れて乗り出すよう要請。区から、「多様な主体の参加機会を増やし、地域を活性化していく」との答弁を引き出しました。
私は、小学校のPTA会長をしていた経験を生かし、子どもたちの願いにこたえる提案を行ってきました。
私たちが子どもだった時と比べ、今の児童・生徒は体が大きくなっています。学校で使う教科書もB5からA4サイズへ。ランドセルも大きくなりました。ところが、学校の机は古い規格の小さなサイズのまま。
私は、議会でこの実態を示し、縦横それぞれ5センチ長い新JIS規格に変えることを求めました。これがきっかけとなり、現在では大きい机への置き換えが進んでいます。
北区初の小中一貫校開校を目前に控えた神谷中学校では、校庭が使えないため体育の授業は隣接している北運動場を使用しています。生徒たちが学校から移動する際、運動場を半周し、片道300メートルを歩いて正門まで行かなければなりませんでした。
私は、正門から一番近い北運動場南東側出入口を開放するよう提案。すぐに門は開放され、子どもたちから「遠回りしなくて済んだ」と喜ばれました。
岸田自公政権は、敵基地攻撃能力を保有し、防衛費を5年間で43兆円に増額する大軍拡路線を閣議決定。戦後の国の大方針である専守防衛をかなぐり捨て、先制攻撃にもつながる戦争への道へ踏み出そうとしています。
北区の十条には、陸上自衛隊の補給統制本部が置かれています。もし日本が戦争に参加すれば、真っ先に狙われるのが兵たんを担う十条基地ではないでしょうか。
私は、憲法9条を生かした外交と徹底した対話で、平和なアジアと世界を切り開いていきます。