まちの話題

第2回赤羽公園遊具説明会開催

北区は1日、赤羽会館小ホールで第2回赤羽公園遊具説明会を開催しました。

冒頭、この間実施された赤羽公園遊具アンケートの集計結果についての報告があり、これを受けての参加者からの発言では、「アンケートを寄せてくれた人にきちんと説明会の案内がされていないのは問題」「遊具問題だけでなく、赤羽公園全体の改修を考えてほしい」「アンケートの3つの選択肢だけでは利用者の気持ちをくみとれない」「『大空の門』については歴史的・文化的価値について勉強会を開いてほしい」など、さまざまな意見が飛び交いました。

説明会

討論をうけて区の道路公園課長は「早期に仮囲いをはずし、子どもたちが遊べるよう改修案をまとめたい」と発言。利用者の声をさらに集約するため、再度説明会を開くことを約束しました。

(2011.07.01)

赤羽公園遊具アンケート結果まとまる

赤羽公園の遊具について、北区がおこなったアンケートの集計結果が、このほどまとまりました。

アンケートは、キリンの滑り台を復活させる案(選択肢1)、コンビネーション遊具を新設する案(選択肢2)、「大空の門」をモニュメントとして残す案(選択肢3)から1つを選ぶ形式。近隣の小学校、保育園、幼稚園などから1928人の回答があり、選択肢2を選んだ人が54%でした。

アンケート結果

区は、7月1日に住民説明会を開催し、今後の方針について意見交換をおこなうとしています。

(2011.06.30)

赤羽公園遊具について北区が改修案

安全性に問題があるとして撤去が検討されていた赤羽公園の遊具について、北区はこのほど、改修案をしめしました。

第1の案は、「大空の門」(アーチ型滑り台)の撤去・少し小さめの「キリンの滑り台」の新設(復活)・「幅広滑り台」の改修、第2の案は、「大空の門」の撤去・「コンビネーション遊具」の新設・「幅広滑り台」の撤去、第3の案は、「幅広滑り台」の改修・「大空の門」をモニュメントとして残す、というものです。いずれの案でも「コンクリートの木」の遊具は撤去されることになります。

アンケート案

北区では、5月下旬から6月10日まで、近隣の小学校・幼稚園・保育園の子どもと、その家族を対象に3案から1つを選んでもらうアンケート調査を実施し、方向性を決定。6月下旬に地域住民を対象にした説明会を開き、意見を集約した上で、いずれの案にするかを決めたいとしています。

「大空の門」の内部を調査

「1960年代の貴重な造形遊具を残してほしい」との区民の意見をうけ、区は3月2日、「大空の門」の内部を調査。鉄の棒がさびているなど劣化が確認され、遊具としての改修は断念せざるを得ないと結論づけられました。

(2011.05.24)

区民有志主催による赤羽公園の遊具を考える勉強会

19日、赤羽会館で、区民有志が主催する赤羽公園の遊具を考える勉強会が開かれ、参加しました。

北区が赤羽公園の古い遊具を撤去しようとしているなか、公園のシンボルともいえるアーチ型滑り台などの歴史的価値を探ろうというのが目的の勉強会で、43年前にこれらの遊具をつくった株式会社「アンス」(当時は前田屋外美術)の社員が、遊具のルーツや制作意図などをスライドを使って説明しました。

何らかの形をモチーフにした彫刻のような遊具は、東京オリンピックの前頃から「造形遊具」と呼ばれ、全国に広がりました。そこだけにしかないユニークな遊具は、子どもの頃遊んだ記憶と一体になって、地域の思い出を育んできました。今ではカラフルな複合遊具など「遊具のプレハブ」化が進み、公園に個性がなくなっているとの指摘がありましたが、全くその通りだと思います。

勉強会の参加者からは「キリンの滑り台がなくなってさみしい。だんだんつまらない公園になっていく」「できることなら『大空の門』を補修して残せないか」「危険だから壊す、ではなく北区への愛着が感じられる公園にするためにどうするかを考えてほしい」などの意見が出されました。

貴重な造形遊具の歴史にも思いをはせ、もう一度赤羽公園について、みんなで考えてみる必要があると感じました。

(2011.02.19)

北区が「赤羽公園の遊具に関する説明会」開催

1月31日、赤羽会館で北区による「赤羽公園の遊具に関する説明会」が開かれ、地元住民ら約50人が参加しました。

冒頭、区が、老朽化した3つの遊具を撤去し、新しい複合遊具に取り換える計画について説明。これをうけての質疑では、近隣住民に十分な周知のないまま突然撤去工事をおこなおうとしたことへの意見とともに、「本当に撤去が必要なのか」「愛着もある現在の遊具を補修して使えば、予算も安くすむのではないか」などの声が相次ぎました。参加者の一人は「遊具の安全性について区長へのはがきで問い合わせたら、『緊急に遊具の使用を禁止にしなければならないという判断には至っていない』『記録のある平成8年以降、北区に大きな事故が起きたとの報告はない』との回答があった」と紹介しました。

区側は「絶対に補修ではだめだといっているわけではない。今日みなさんから寄せられた意見を持ち帰って、再検討させてほしい」と回答しました。

のの山区議 「子どもに一任、いかがなものか」

「新しい遊具に取り換えるかどうかは小学生や幼稚園・保育園児へのアンケートの結果で決める」とした区の方針に対し、のの山けん区議は「子どもだけでなく保護者や関係する幅広い近隣住民の意見も参考にすべき。アンケートで子どもから誘導的な答えを求めるようなことがあってはならない」と発言し、時間をかけて話し合いを重ねるよう求めました。

遊具アンケート

(2011.01.31)

赤羽公園のゲート型すべり台 今年度中に撤去へ

赤羽公園にあるゲート型すべり台が、今年度末までに撤去されることになりました。

北区は、国土交通省の方針にしたがって、2008年に区内にあるすべての公園について遊具の安全点検調査をおこないました。その結果をA(安全)からD(要撤去)までの4段階で評価し、27ヵ所の公園に設置してある40基の遊具について、撤去する方針を決定しました。

ゲート型すべり台

赤羽公園では、ゲート型すべり台の他、コンクリート製の山型すべり台など、3基の遊具が撤去される予定です。すでに業者が決定し、来年3月までには撤去工事がおこなわれます。

利用者には町会・自治会などを通じて周知されますが、ゲート型すべり台は、公園のシンボル的存在でもあり「子どもの頃遊んだ思い出があり、壊すのは忍びない」「遊具としては使えなくてもオブジェとして残せないか」などの声も聞かれています。

柳田公園では旧式すべり台を撤去

王子の柳田公園では、D判定となった旧式すべり台(通称「ガバドン」)について、地域住民から保存を求める声があがっていましたが、12月に入り撤去工事がおこなわれました。

(2010.12.16)

赤羽公園の整備を北区に申し入れ

9月20日、赤羽東地域で活動する日本共産党の3つの居住支部は、9月1日におこなった現地調査の結果をふまえ、そねはじめ都議、のの山けん区議とともに、(1)破損箇所はただちに修繕・改修を、(2)日常的な管理体制の強化を、(3)段差解消をはじめバリアフリー化をすすめてください、(4)放置自転車・放置オートバイの解消にむけた対策を講じてください、とする「赤羽公園の整備に関する要望書」を区に提出しました。

対応した工事課長および道路後援課長は「長期的には全面改修も視野にいれながら、指摘された破損箇所については緊急に改修したい」などと回答しました。

(2007.10.02)

赤羽公園を現地視察

「ホームレスはごみ。生きようが死のうが気にならない」――8月初旬、少年らが赤羽公園で寝ていた男性に火をつけ重傷を負わせていた事件が発覚し、週辺住民に衝撃が走りました。日本共産党の3つの居住支部と、のの山けん区議会議員は9月1日、再発防止にむけて赤羽公園の現地調査をおこないました。

調査は、13人の参加者が3つのグループに分かれ、公園の西側、東側、周辺部分をそれぞれ点検してまわりました。

老朽化すすみ、破損箇所があちこちに

園内に敷きつめられた敷石がはがれ盛り上がっていました。お年寄りや障害者がつまづいて転倒しそうです。木でできたベンチは腐朽し穴があいていました。子どもが遊ぶすべり台にも数ヵ所のひび割れが…。危険な破損箇所の修繕がすぐにでも必要です。

放置自転車対策、段差の解消も喫緊の課題

北西部入口付近には、放置された自転車やオートバイがたくさん止められていました。2ヵ所あるトイレは障がい者用も設置されていますが、段差が気になります。

党支部と、のの山区議は、今回の調査で明らかになった問題点をまとめ、近く北区に対して改修・改善の申し入れをおこなう予定です。

はがれた敷石が一部改修されます

噴水西側のはがれた敷石を改修する工事が、9月の中旬からはじまります。工事期間は約1ヵ月です。また、公園内の一部ベンチを、人が横になれないような仕様のものにとりかえる工事も検討されています。

のの山区議が、北区の道路公園課および工事課に問い合わせて明らかになったもの。

(2007.09.04)

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