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宇都宮章ミニレポート

宇都宮章レポート
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NO.91 2013年3月号
「区財政がピンチ」の大宣伝が破たん
区民の暮らしの応援を
区議会議員 宇都宮 章
王子駅頭で宣伝する
現在3月区議会(2/26〜3/27)の真っ最中です。私は今区議会で初めて予算特別委員会(7日間)の質疑に参加しています。

昨年の予算編成時、北区は使い道を特定せずに使える財政調整基金を「全額取り崩しても足りなくなる」「財調ゼロ」としていました。ところが今年度末には過去最高の125億円に達し、主要5基金残高の合計は425億円にもなりました。

国保料は、均等割の値上げと2年間の減額措置の大幅改悪で、年収300万円以下の低・中所得者層には、さらに重い負担となります。党区議団は、区と都が財政支援をして保険料を値下げするよう提起し、2月12日に区長に申し入れを行いました。

まちづくりと新庁舎の基金には10億円ずつ積み増し、それぞれ50億円、60億円になります。一方で「はこね荘」の廃止、高齢者に喜ばれている入浴券は20枚から24枚の枚数増はあるものの、一枚当たりの自己負担が50円から倍の100円とするなどの区民サービスの縮小が提案されています。
猪瀬知事はくらし・原発ゼロ・憲法守れの願いに応えず
そねはじめ前都議会議員
曽根はじめ前都議
3・10さよなら原発in飛鳥山 で訴える
そねはじめ前都議会議員
猪瀬知事になって初の予算都議会で、日本共産党は4万人の特養ホーム待機者と2万人の保育園待機児の解消を求め、最低賃金千円の実現、原発ゼロへの決意、憲法否定の石原都政からの脱却などを質しました。

猪瀬知事は石原の福祉切りすてを「当時は必要」だったと強弁。来年度の福祉予算が1兆円を超えたと強調。ただ、高齢者対策の遅れは否定できず、2万人のケア付き住宅をめざすとしました。
保育問題では認可保育園の増設ではなく、知事は保育士も少なく園庭もない認証保育に固執しました。

猪瀬氏は憲法否定の石原知事と自分は別としながらも現憲法の賛否の議論は必要としました。
原発ゼロの姿勢を求める質問に、原発再稼働は国の規制の問題だと逃げましたが、日本は廃炉技術で世界をリードすべきとの見解や、太陽光パネル普及に初期費用ゼロの制度をめざすと答えました。

最低賃金引き上げについて、国の決定に都が関与すべきというなら(共産党と)共闘できると発言。今後に可能性があります。
震災対策では「自助・共助」前面に、都の役割を外郭環状道路など幹線道路に特化する姿勢を表明。都が押しつけた補助81号線道路を北区民の運動で一部撤回に追い込まれたことに反省は見られません。

やはり共産党の議会での前進なしには都民の暮らしは守れないと痛感しました。。
3・10 さよなら原発 in 飛鳥山
さよなら原発in飛鳥山
大震災から2年目をむかえて「さよなら原発」のプラカードやゼッケンを胸に500名が飛鳥山に集まりました。

浪江町から避難して丸2年、門馬さんの御主人も体長を崩し病院通いも多くなってることや放射線の子供に対する影響に若いお母さんの悲痛の訴え、原子力規制委員会のいい加減な報告書などそれぞれの立場からの発言が相次ぎました。そして2時46分被災された方に黙とうをささげ「ふるさと」を合唱しました。「原発はいらない」を胸にいまだ原因究明も収束のめども全くたっていないのに再稼働をもくろむ国に対して大きな怒りに包まれた飛鳥山でした。
オリンピック招致問題を問う
「大局的観点」
王子3丁目在住 W
再度、「オリンピック招致」について問いたい!!
なぜ、7年後なのですか、11年後や15年後ではだめなのでしょうか。なぜ、東京なのですか、福岡や仙台ではだめなのでしょう。なぜ、日本なのですか、トルコやインドやアフリカ大陸ではだめなのでしょうか。

東日本大震災の復興の遅れ、福島原発被害の解決の遅れ、この事業、この問題の解決が今のままで、7年間でできるのでしょうか。
「直下型地震」の恐れが叫ばれ、インフラの老朽化が目立ち始めている時に、オリンピック招致事業に取り組むのはおかしいのではないでしょうか。 東京への資材や作業員や資金などの集中を招き、資材や人件費の高騰、資材や人員不足が、ますます復興事業の前進を困難にするのではないでしょうか。当王子三丁目の都営住宅建て替え工事も一部業者の倒産により遅れています。関連性があるのではないでしょうか。

さまざまな問題が検討されないまま、招致運動が進んでいるように想われてなりません。
街の色
とにかく楽しい囲碁クラブ
うぐいす囲碁クラブ
うぐいす囲碁クラブが発足して1カ月が過ぎました。
定例の月曜日、宇都宮事務所に「おはようございます」と入ると、木元うぐいす囲碁クラブ会長から「いらっしゃい」と返事が返ってきます。部屋が暖かくなっており、お湯も沸いています。「会長の仕事だ」と屈託がありません。いい会長です。

10時過ぎにはメンバーが揃います。最初に、誰と対局するかは「グーパーじゃんけん」で決めます。グー同志、パー同士が対局します。「最初はグー、じゃんけんぽん」。ところが、チョキを出す人がいます。お茶目なのか、天然なのか。「チョキはだめじゃん」「わるいわるい」とのっけから爆笑。

対局が進むと、「切られた」「殺されそう」「死んじゃった」と声だけだと、何やら物騒な状況に間違われそうです。しかし、「参った!参った!」といいながら、内心ほくそ笑む、「三味線を弾く」様な人はいません。 木元会長の言葉を借りれば、メンバーのみなさんは「由緒正しき人ばかりです」とのこと。

対局後、感想・検討もします。「楽しく、元気に」クラブのモットーです。みなさん、いつでも気が向いたときには、是非ご参加ください。お待ちしております。 Y記
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