4月17日(土)
第2日目
第1日目
第3日目
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2日目は、嘉手納基地を見てきました。
最近できた「道の駅」の屋上から、基地を見ることができます。
ガイドさんの話では「こちらから見ることができると同時に、基地のほうからも観察されています」との事でした。
ため息がでるほどに、広大な飛行場、羽田空港の2倍もあり、町の面積の約 8 割を占めているそうです。(写真はクリックで拡大します)
日本の米軍基地の約75%は沖縄にあります。
今、鹿児島県徳之島で、基地移設反対の、島民あげての運動がおきています。
案内してくださったガイドさんは、そうした運動に連帯の気持ちをこめ、「日本全体で、本当に米軍基地は必要なのか、もし必要であるならば、どれくらいなのか?
沖縄の基地の実態をふまえ、そうした議論を日本中でしてほしい」 と語っておられました。
あらためて、望まぬ基地をかかえていなければならない、沖縄の苦悩と痛みを感じました。
思いやり予算で建てた米軍住宅もありました。
アメリカ兵を駐留させるのに、日本が出す米兵一人当たりの費用は 1500 万円。
沖縄県民の年間所得は一人当たり 200 万円ーと。
アメリカにとって日本の米軍基地は、世界のどの国よりも居心地がいいでしょう。
思いやり予算は、どきたくないアメリカ。
どいてくれと言えない日本政府の象徴ですね。 |