豊島五丁目団地等のダイオキシン類に関する要請書
北区長 花川 與惣太様
2005年4月22日
日本共産党都議会議員 曽根 肇
日本共産党北区議員団
団 長 福島 宏紀
幹事長 八巻 直人
北区は4月19日、豊島五丁目団地及び近隣の区有施設の土壌汚染調査結果を公表しました。それによると、豊島東保育園の園庭及び東豊島公園から、環境基準を上回るダイオキシン類が検出されました。
新聞、テレビなどの報道でこれらの事実を知った住民は、生命や健康、安全な住環境の確保について大ぎな不安と懸念を抱いています。
豊島五丁目団地は、かつての日産化学工業株式会社、大日本人造肥料株式会社の跡地であり、その後、約5千戸の公団住宅として整備され現在に至っています。
また北区は、そのほかにも化学、金属の工場が多く存在し、その跡地が住宅や公共施設になつているところがいくつもあります。
したがって、北区は東京都やその他の関係機関と協力し、汚染原因、その正確な状況、さらに全面的で抜本的な安全対策を至急確立することが求められています。そのため、下記の6点について緊急に要請するとともに、適切な対応を求めるものです。
記
1. |
豊島五丁目団地及び周辺地域のダイオキシン類に係る土壌調査(詳細)を、早急に実施すること。汚染原因を含め、その内容を住民に公開すること。 |
2. |
豊島五丁目団地及び周辺住民への説明会を行うこと。 |
3. |
調査結果にもとづき、、抜本的な安全対策を確立すること。 |
4. |
当面、豊島東保育園の代替施設を早急に確保するとともに、外遊びなどに必要な職員の増員をはかること。 |
5. |
希望する人の健康診断を無料で実施すること。 |
6. |
この際、区内の工場跡地の総点検を行うこと。 |
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