■豊島5丁目団地のダイオキシン類等の土壌汚染問題につい
福島宏紀活動日誌 (3)
2005年 4月26日(火)
16時30分
~19時
豊島東保育園保護者会 (合わせて第2回保育課保護者説明会) 福島宏紀、山崎たいこ区議が参加。
(1)
旧豊島幼稚園を代替施設として検討する。(スペース狭いが)
(2)
非常勤保育士を確保する。
(3)
土壌調査については「ダイオキシン類に関する特別措置法」に基 づいて、 調査などの手続きにはいるため東京都の指導のもと行 われる。従って長いスパンの対応となる模様。
(4)
新年度からの東保育園の運営について多数の意見、要望、批判 が寄せられる。 園側からは、「保護者の声を真摯に受け取り、特色ある保育園づくりに努力する」 等の決意表明がありました。
2005年 4月27日(水)
19時
~21時30分
北区役所と都市機構の説明会にそねはじめ都議と、ともに参加。
豊島東保育園の保護者の方多数が、子どもさんを連れて参加。
改めてこの子どもたちのため、そして明日は都市再生機構とのはじめての交渉、団地や地域住民の方々のために何としても「がんばらなくては」と 決意。
☆そねはじめ都議の談話
豊島5丁目団地のダイオキシン問題で、説明会に参加して
2005.4.27 曽根 はじめ
●
27日午後7時から、としま若葉小体育館で行なわれた、豊島東保育園などでの基準を超え るダイオキシン問題での北区と都市再生機構の説明会に、福島区議とともに参加しま した。
北区の説明は、保育園での説明より少し詳しい程度で、とりわけ健康への影響はまだ詳しく解明されていないのに「影響はない」という言葉を使いすぎている印象でした。都市再生機構は、団地内で50箇所ぐらいの地点で測定することを示しましたが、地表の土しか調べようとしていません。
●
説明に対して、多くの住民の方から質問が相次ぎました。共通していた不満は、
(1)
97年ごろからダイオキシンが問題になっていたのに北区や都市再生機構が、化学工場の跡地の豊島5丁目団地について何も調べていなかったこと、
(2)
ベトナム戦争の枯葉剤被害や遺伝子異常が言われているのにダイオキシンの毒性を軽く見すぎていること、
(3)
保育園の子どもたちや団地住民のことよりお互いの責任分担や都の意向ばかり気にしていること
(4)
民間企業用地の土壌はすぐ処理が進んだのに、保育園や学校、公園など一般の人が利用する場所の対策に長時間を要してしまうこと、
(5)
団地住民や保育園児の健康調査をなかなか約束しないこと、
(6)
とりわけ都市再生機構のシートなど緊急対策やサンプル調査のやり方が、北区に比べても中途半端なこと。
(7)
説明会での住民意見や区の回答を広く知らせていないこと。などでした。
●
質疑は9時の予定時間を30分延ばしても最後まで質問が相次ぎました。
私は、ダイオキシンの測定調査が30~40日間かかることからも、団地全体をエリアにできるだけ多くのポイントで、深さも5メートル以上まで測定箇所を増やして一気に団地全ての汚染状況を地表から地下まで調べきってしまうことが、対策を早める第1歩だと感じました。
さらに、ダイオキシン類対策特措法にそって本格的に対策を進めるのは当然ですが、同時に、乳幼児が日常過ごす保育園という特別な場所だけでも対策を繰り上げて、お母さんたちの強い要望である園庭の土の入れ替えを行なうべきではないかと思いました。
わざわざ法律まで作ったのは住民の安全を守るためであって、いつまでも汚染を放置するためではないはずですから。
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