1. |
調査の経緯
豊島5丁目団地内から基準値を超えるダイオキシンが検出されたことから当地区においても複数地点の採取土壌の混合分析を行いました。その結果、最大で基準値の32倍が検出(6/14公表)。
そのため基準値を超えた複数地点の各点の調査を実施したところ区画街路5号線で最大値200倍、旧北区遊び場で最大3.6倍が検出されました。(7/9説明会)
説明会では、汚染範囲を特定するため平面方向、深度方向の調査を行うことが表明され、本日はその結果報告と今後の対策工事についての説明が行われました。 |
2. |
調査結果 |
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① |
5号線の平面方向(10箇所調査中、4箇所超)で最大値6700。
5号線の深度方向(5箇所調査中、4箇所超)で最大値27000。 |
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② |
旧遊び場の平面方向(4箇所中、2箇所超)で最大値3500。
旧遊び場の深度方向(1箇所調査)0.5メートルで最大値4300。 |
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③ |
コスモ石油跡地の平面方向(混合試料4箇所調査)51~230。
コスモ石油跡地の深度方向(9箇所調査)最大値120 |
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④ |
トンボ鉛筆敷地の平面方向(混合試料5箇所調査)82~260 |
3. |
汚染土壌の対策工事(スケジュール 10月上旬~12月末) |
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① |
5号線事業地内
汚染範囲の土については、再生砂で入れ替え。 (18年1月以降都市機構が盛り土工事を行う) |
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② |
旧遊び場
良質な土を20センチ覆土し、汚染度は封じ込め。 (18年1月以降東京都が緩傾斜堤防の整備) |
4. |
一連の対応マニュアルは厚労省の焼却炉の撤去の対策要綱によるもの。 |
5. |
参加住民の質疑
・「炉の基準でよいのか」(8.31に示された土木研究所も同様の対策)
・ 「原因の特定は出来たのか。」(まだ出来ていない)
・ 「トラックの出入りの安全対策」(交通安全対策は当然。400立米位、5トン延べ80台)
・ 「歩車道とも100ミリ等対策を」(歩道は、透水性。車道は排水性)
・ 「紀州通りにぬける新設道路の角切りで安全対策を」(都市機構とトンボで調整する)
等の活発な意見・要望が出されました。 |