■豊島5丁目団地のダイオキシン類等の土壌汚染問題について
福島宏紀活動日誌(9) |
2005年10月4日(火) |
そねはじめ都議は私、福島と共に、この問題の発端となった、豊島東保育園
園庭汚染問題など当初から地元説明会参加、東京都担当部局との折衝など当たってきました。 この度開会中の都議会第三回定例会で石原都知事に対し文書質問を行いました。設問の主なものは下記のとうりです。
設問1
豊島5丁目団地で行われているダイオキシン汚染の緊急対策が、北区の対策と都市機構で異なった対策となっている。せめて都市機構並みに行うよう指導すべき、また財政的支援も検討すべきだが、所見を伺います。 |
設問2
ダイオキシン類特別措置法の適用については北区の申請があり次第直ちに対応し、都市機構所有地も含めて団地全域に適用すべきだが見解を問う。 |
設問3
既存の高層住宅、学校、保育園等公共施設が立ち並ぶ敷地内での処理対策という困難さをどう克服するかも含め、あくまで住民の健康と安全を優先する立場に立った処理方策とすべきですが、都の所見を伺います。 |
設問4
都は北区や都市機構とも連携し、汚染原因者の特定やダイオキシンがなぜ地表からも広範に検出されたのか、など汚染メカニズムの解明に、全力を挙げるべきと考えますが、答弁を求めます。 |
設問5
都内に存在する化学工場跡地などの住宅団地について同様の汚染の可能性もあることから、何らかの方法で調査を行うことを検討すべきですが答弁下さい。 |
★ そね質問の全文はここをクリックして下さい。>>
★ 答弁は都から発表がありしだい掲載します。 |
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2005年10月14日(金) |
採択された「意見書」は、今回検出されたダイオキシン類土壌汚染に対する区有施設を客土するなどの対策を実施した場合、数十億円から百億円を超える経費が想定されるとし、国に対して財政支援の拡充を求めるものとなっています。
また、補助の対象に住民の健康被害調査の経費も含めることも求めています。
意見書の全文はここをクリックして下さい。>>
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2005年10月30日(日) |
検討会は、はじめに花川区長挨拶、8人の委員紹介(検討会設置要項ならびにメンバーはここをクリック)、次に検討会委員長に遠山千春氏、副委員長に内山巌雄氏が互選されました。
議題ははじめに、団地・日本油脂・トンボ鉛筆などのダイオキシン類土壌汚染ついての経過報告がありました。
次に本日の主題である「健康調査計画(案)」が示されました。
概要は、
①血液調査、生活概況調査を行う |
②対象者は、豊島5丁目団地居住者の北区民、ならびに豊島東保育園関係者 |
③調査人員は財政と他の自治体を参考に150人を上限 |
④上回った場合は、接触の機会の多かった方、若い方、居住年数の長い順などを考慮に選定する |
⑤親子のペアで健康調査 |
⑥実施時期は06年2月頃 |
⑦06年8月頃報告書の作成などとなっています。 |
質疑では、
①調査目的をハッキリさせて、次につながる場合も。
②分析誤差などあり得るが、子ども中心の健康調査なのでいかに負担軽減に努めるか。
③重金属汚染にも対応出来る調査内容を。
④住民の不安解消のために検討会が住民説明会にも積極的に出向くべきだ。などがだされました。 |
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