日本共産党北区議員 本田正則
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ひとりごと


2007年7月10日(火)

北区は子育て家族が流出しています。
 北区は少子高齢化が進んでいると言います。高齢化率は23区2番目とよく言われます。しかし、これは北区ではよその区より子どもが生まれず、お年寄りが長生きしているというわけではありません。
 北区の子育て世帯(最近はファミリー世帯ともいいます)が、流出しているので、つまり若いお父さんとお母さんが子どもを連れて余所に引っ越すので、相対的に、子どもと若い大人が減り、結果として、高齢化率が高くなるのです。

 北区の14才までの5歳階層別人口をご覧ください。14才以下(15歳の誕生日が来ていない)の子どもの数は確実に減り続けています。
そして、5才階層別の転出入の差を見れば、0〜5才、そして30〜39才の減り方が圧倒的に多いのがわかります。つまり、入ってくる人より出ていく方が多いのがこの年代です。もう一つ、出ていく人の方が多いのに高齢者は増え続けていることもわかります。

 人口全体をとっても、1月1日の人口は、昨年おととしと、増加に転じましたが、また減少し、平成14年よりも少なくなってしまいました。23区の中でも一路減り続けの珍しい区になっています。結局、去年おととしが特別に増えただけの話のようです。昨年も9が中まで増えたのにそれ以後減ってしまったのが象徴的です。ここ数ヶ月増えていますが来年はどうでしょうか?(北区公式ホームページ:デジタル区政資料室:「世帯と人口の増減表」 参照)

 私は、この点から、「子育て応援」を主張し続けてきました。

「子育て応援」で一番望まれるのは?
 北区は子ども医療費助成制度が有名になりました。そして今年度から、妊婦健診費用の助成額を大幅に引き上げました。
 しかし、実際に聞かれるご意見は、「保育園に入れないから引っ越す」「家賃が高いから引っ越す」などです。

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