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11月30日(日)自衛隊波形反対。集会とデモ行進 |
午前11時集合、桐ヶ丘中央公園
デモ行進は…(集会のあと、行進します)
桐ヶ丘中央公園→赤羽台団地
●"イラクへの自衛隊派兵はやめさせましょう"と30日の日曜日に地域集会とデモ行進がおこなわれます。この間実行委員会も重ねられ、申し入れやデモ行進を行うための諸手続などの準備が進められています。
●「派兵反対」「平和を守れ」「憲法9条の改悪は許さない」などなど。それぞれの思いを持ちよって、集いましょう。平和のために歩きましょう。
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「誰も戦争に行きたくないよ。母さんも反対して」…派遣部隊の自衛官は言った。 |
北海道旭川ルポ
「どうしてもイラク行きをやめさせてください。」自衛隊員の母親が思い詰めた表情で記者に訴えかけてきました。派遣第1陣に予定される陸上自衛隊第2師団のある北海道旭川市。雪が舞い凍(い)てつく街は不安と怒りに揺れていました。
小林信治記者
11/23付「しんぶん赤旗」日曜版より
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2003年第4定例会さがらとしこ個人質問。 |
2003年第4定例区議会 さがらとしこ個人質問
2003.11.26.
私は、1つに災害弱者の防災対策、2つにコミュニティパスの導入、3つに赤羽台団地建て替え計画にシルバーピア建設を、4つに東京北社会保険病院開設について、質問します。
◎ 最初に、障害を持つ方など、災害弱者に対する防災対策の拡充を求めて質問します。
今月の17日、私は昭和町福祉工房の皆さんの日頃の作業や生活の様子を拝見させていただきました。この日はちょうど、防災訓練も行われましたので、最初にその様子を少しご紹介させていただきます。
お昼ご飯をすませた、午後2時頃、「みなさん、地震が発生しました。ただちに、安全を確保してください」と施設長の指示がだされました。地震がおさまるまでの間、先ぽどまで床にしいていた薄手のマットなどで、利用者の頭を保護する体制がとられました。地震が収まったことを確認したあと、上着を着て、人員を確認。15人の利用者をふたつの班に分け、まず目の前にある公園に避難し、つづいて、避難場所になっている小学校へ避難することになりました。
しかし、車いすに乗った15人の利用者に対して、介助にかかわれる職員は10人。そのため、まずA班の8人にひとり一人が介助して、明治通りを渡り、避難場所の小学校へ到着。すると、5人の職員が急いで公園まで引き返し、B班の7人の車いすを押して避難させ、ようやく15人の利用者と職員がそろいました。福祉工房へもどる際には、先程と同じようにして帰り着き、全員そろったところで、あらためて信号を渡る際の方法と注意事項を確認しあい、約1時間で防災訓練を終了しました。
私はこの中で、どんなに経験を積んだ職員の方でも、ひとりで2台の車いすを押すことはできないのだということを、あらためて実感しました。災害や事故が発生し、避難が必要になったときには、利用者の数以上の人手をどう確保するのかなど。事前に、その手だてを考えておかなければなりません。
さらに、自治会や消防署と消防団の方、防災ボランティアなどの関係機関とは日常的にどのように情報交換されているのか、協力関係はどうなっているのか、施投利用者だけでなく在宅の方はどうするのかなど心配になりました。
そこで、災害弱者に対する防災対策の拡充を求めて、5点伺います。
(1) 一点目の質問は、災害発生時における行動マニュアルについては、こうした日頃の防災訓練などの体験をもとにして作成することが大切になってくると思いますが、今後の取り組みについてお答えください。
(2)2点目は、日常の災害情報の提供や大規模災害発生時における正確な構報提供と救援体側を機敏に行うためには、障害を持った方々の、日頃からの活動拠点が必要ではないでしようか。この課題については、聴覚障害者の方々からも強く要望が出されておりますが、今後の見通しについてお答えくださしい。
(3)3点目は、東京消防庁も取り組みを開始することになった、聴覚障害者の方の119番緊急メール通報システムの導入や手話通訳の派遣の実施を求めるものです。
(4)4点目は、視覚障害者には音声や点字による構報提供が欠かせません。ところが、防災無線では正確な情報把握と判断ができない、聞き取りにくいなど、改善を求める要望もいただいておリますので、どうしたら正確に、早く情報提供できるか災害発生時にはどうするのかなど、さらなる改善を求めるものです。
(5)5点目は全島遭難から3年数ケ月と、避難生活が長期化している三宅島民、とりわけ、北区に避難された方の多くは高齢者ですが、こうした方々への支援を、今後も継続していただきたいことです。この点について前区長は、「北区に避難されたのですから、区民と同じよう対応したい」と島民を激励されました。北区はこの3年あまり、区民健診を一緒に受けられるようにするとか、保健士による巡回相談などきめ細かな対応をつづけており、こうしたことは島民に大変喜ぼれています。これまで経験したことのない避難生活の長期化により、島民の不安や苦しみが一層深くなっている中、北区として引き続きこれまでの支援を継続していただくことを求めるものです。また、国と東京都にたいしては生活支援の強化、個人補償制度の確立など、さらに大規模災害時における対策を強めるよう求めつづけていただくことです。以上、お答えください。
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個人質問の答弁要旨 |
上記の質問に対する区長の答弁要旨を(1)と(5)についてお知らせします。
(1)相楽議員のご質問に順次お答えさせていただきます。
はじめに、災害弱者のための行動マニュアルの策定についてのご質問ででございます。
現在、「北区防災会議」において改定中の「東京都北区地域防災計画」の中で、都が作成した「災害要援護者防災行動マニュアルへの指針」を参考に、地域の実情にあったマニュアルの作成を進めることを検討しています。
また、やはり現在改定中の「北区障害者計画」の中で、今後、「要援護者用防災行動マニュアル」の作成を検討していく予定でございます。
マニュアルの策定にあたりましては、障害者のおかれている状況を踏まえ、障害者自身や障害者施設などで障害者支援にかかわっている方々、地域の防災関係者の意見をお聞きしながら、北区の実態にあったマニュアルとなるよう配慮していきたいと考えております。
また、施設ごことの行動マニュアルについても、防災訓練などを生かして作成しているところでございます。
(5) つぎに、三宅島島民へ引き続き区民と同様の支援を行うようにとの要望についてお答えいたします。
北区におきましては、平成12年に島民の皆様が避難されたときに、防災物資の貸与を行って以来、健康相談や生活状況・安否の確認、健康診断、予防接種、デイホーム・サービスの提供など、区民と同様のサービスを提供してまいりました。
島民の皆様がいつ帰島できるのかについては、いまだ明らかになっておりませんので、三宅村、東京都の施策と齟齬をきたさないよう、相互連携しながら、従前どおり可能な支援を続けてまいりたいと考えております。
また、引き続き、都に対し、大規模災害対策の充実を求めていきたいと思います。
なお、そのほかの答弁については、次のさがらレポートでご報告致します。
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