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2004年 5月13日 通算565号

事務所 東京都北区赤羽北 3-23-17
TEL&FAX 03(3905)0970
発行 日本共産党区議団
北区王子本町1-15-22
TEL 03(3908)7144


もう、廃案にさせるしかありませんね。 
・この「レポート」描いている最中に、公明党の神崎代表はじめ、「3役が未納」というニュースが入ってきました。衆議院で法案を通してしまってから、公表というやり方もヒドイ。
・毎火曜日朝の赤羽・西口駅前宣伝は、早いもので、11年目に入りました。朝の通勤時にもかかわらず、200人~300人の方々の手に、私の「レポート」をお渡しできることを、本当に嬉しく思っています。それにはこの駅前宣伝を支える、党支部や後援会員の方々の継続的なご協力があるからこそと感謝しています。

政治情勢を敏感に反映する駅前宣伝。
・毎週、同じ場所に立って、ごあいさつをしていますが、本当にその時々の情勢が敏感に伝わってきます。

年金改悪法案は参院で廃案にさせましょう。
・5月11日の火曜日は「3党合意」による衆院本会議での法案採択が報じられ、民主党菅代表の辞任も。
朝の駅前のふん囲気は「政治への不信」と「年金改悪はひどすぎる」と言う声がビシビシと伝わってくる感じでした。

・公明党もようやく年金状況を公表。神崎代表の未納も明らかになりました。国民の多数は「廃案に」ですね
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自衛隊・赤羽地区跡利用問題
文部科学省が北区議会に説明
ナショナルトレーニングセンターの中核拠点施設整備について
・5/11の国公有地対策特別委員会で、文部科学省は、オリンピック選手の強化のために西が丘の国立スポーツ科学センターを中核拠点に位置づけ(1)16年度にそのための用地を取得(自衛隊跡地の3分の1部分を予定)し、基本設計を行いたいとことなど、説明しました。<次回あらためてご報告します>
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日本武道館で夜7時~
5月18日(火)演説会です。

さがら事務所を開場にミニバザー
日用雑貨などあります!
是非お出かけ下さい。
5/15(土)午前11時~午後2時 さがら事務所
東京メガシティーとやまぶき荘の近く。
ドキュメンタリー映画 風の舞
チケットはさがら事務所でも取り扱っています。
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【年金改悪法案】参議院で廃案にさせましょう。
  保険料は毎年、14年間値上げ、給付については15%実質減
[税金未納問題]民主・菅代表につづいて、公明・神崎代表と冬柴幹事長も。
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「しんぶん赤旗」日曜版で年金問題連載中 
自民・公明政府案「安心」どころか年金破たんへの道

公文昭夫のキーワードで読む
年金講座(2)
改悪で崩壊加速

 国民には苦しい生活から、ひとり月1万3300円の国民年金の保険料を払わせながら、当然払っているはずの閣僚たちが、「つい、うっかり」などといって未納者になっていた。
  こんなふざけた大臣たちが決めた年金「改革」など、どうして信用できるでしょう。
  まずは、年金保険料が払えない、信用できないから払わないという人が年々増えている、制度空洞化の実態を数字でみてみたいと思います。
  弟1号被保険者は、02年度末で2206万人います(任意加入を除く)。
  このうち、免除者は280万人(うち全額免除者は246万人)となっています。免除者280万人に、学生の納付特例者154万人を合わせると、434万人。たいへんな数といえましょう。
  ただ、学生を除いた免除者数は、01年度の376万人から100万人程度減ったことになっています。免除者のうち、役所に申請して免除してもらう「申請免除者」が大幅に減らされたからです。
  要するに行政指導を通じて、免除を受けていた100万人の人たちを切り捨てたのです。
  おそらく、この人たちの大部分は、表の「未納者」に再編成されたのでしょう。年金受給権を一方的に奪い、無年金者予備軍をつくる手法は人権侵害としかいいようがありません。
  いまの国会で、100万人の人たちの実態を、ぜひ明らかにさせる必要があります。

  
  第二の問題は、「未納者・未加入者」の増加です。「未加入者」は、6年間で半分に減ったように見えますが、つまるところ「加入」させて「未納者」になっただけの話と推測できます。未加入、未納者の合計数は、01年度末では390万2千人に達しています。
  とくに問題は「未納者」の326万7千人という数字です(社会保険庁調査では64・5%が未納理由に「保険料が高い」をあげている)。
  政府の説明では、この人たちは「2年間まったく保険料を払っていない人」。つまり、2年間に1カ月でも保険料を払った人は数に入っていないのです。これでは、未納の実態とはいえません。
  そこで政府のいう1年間の「納付率」(保険料を納めるべき月数のうち、納付した月数の割合)で推計してみましょう。
  02年度末の1号被保険者の「納付率」は62・8%です。92年の85・7%を境に、どんどん落ちてきています。
 
棒グラフ

    1号被保険者から免除者、学生納付特例を除いた納付対象者数は1836万人。未納者はこのうち37・2%、約683万人です。これが1年間の未納者の数です。
  免除者434万人(学生含む)+未納者683万人(推計)+未加入者63万人で計約1180万人。1号被保険者総数の過半数に達する数です。

 空洞化は、保険料天引きの厚生年金にも表れています。人減らしや賃下げにより保険料収入が減っているほか、不況を背景に、新しくできた企業の2割が未加入です。
  不況のなかで、本来許されないことですが、事業主が「廃業」を装い、事業主負担のない国民年金へ移行せざるを得ない労働者も増えています。
  こうした状況のなかで、保険料値上げ、年金額切り下げの改悪案が成立したらどうなるか。まちがいなく、年金破たんへの道をひた走る結果を招くでしょう。

(くもん・てるお 年金実務センター代表)
(つづく)
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