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2008年4月25日 通算786号

さがらとしこ事務所 
東京都北区赤羽北 3-23-17
TEL&FAX 03(3905)0970

日本共産党区議団
北区王子本町1-15-22 区役所内
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「物価は上がるし、年金から天引きなんて政府は庶民のくらしを判っていない」

・4月に実施された後期高齢者医療制度の1日も早い廃止をもとめて、地域の老人会を訪問しました。
お会いできた会長さんからは、「総会の中でも、質問やら意見やら、出るでしょうね。くらしは厳しいですから」と心配の声。
また、「年金はまともに払わないのに、保険料は天引きでというのは、まったくけしからん話です」「年金は増えないのに負担はどんどん増える。
政府の人は、庶民のくらしがどんなに大変になっているのか、判っていない」と、怒りの声も出ました。

◆“茨城県医師会が撤回運動”も話題に
・ニュース報道もあり、保険料だけでなく、医療の中身についての関心が急速に高まってきています。
・県レベルで医師会が「ボイコット」や「反乱」をおこしているとの見出しも見かけるようになりました。
「年齢で医療を差別するなんて、お医者さんの心をふみにじるものです。黙ってはいられません。
年よりに、なんてひどいことを、政府はやろうとするのか」。訪問の先々で「政治を変えないといのちもくらしも守れない」の声が強くなっています。
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後期高齢者医療反対の運動を展開
人の“年齢差別”誤り
茨城県医師会 原中勝征会長に聞く
 茨城県医師会は全国に先駆け後期高齢者医療制度への反対を表明しました。
「みなさん、こんな高齢者いじめの制度が許せますか!」と題したポスターやビラを作成し、20万人を目標に反対署名を集めています。原中勝征会長に反対の思いを聞きました。
聞き手・・古荘智子

      県医師会で反対を発表する前に、県内25の支部医師会の全会長を集め、徹底しました。県医師会こぞってこの間題では一丸となって反対運動を行っています。
 今回厚労省が新しい医療制度をつくったのは、高齢者の医療費がかかり大変で、新たな財源をつくるため何をしたらいいかと。それで、いままで子どもに扶養されていた人まで保険料を取ろうということにしたのです。
 法律は2年前に決まりましたが、細目(診療報酬)が発表されたのは3月になってからです。どういうものか分からず私どもも困っていましたが、細目を見ると医療費や保険料の額だけでなく医寮内容まで全部今までと違う。高齢者を独立させた別の医療として診察に制限が抑えられます。
 後期高齢者医療として制度を独立させた本当の理由は、医療費の新しい財源を求めたことと、老人は複数の病気を持っていて今後団塊の世代の医療費が大きくなる恐れがあるから、医療費を抑えるためだと思います。

伝統壊される
 本当に人間を年齢で区別していいのか。働けなくなり寝たきりの人も扶養から外される。なぜ一緒に住んでいる息子から離れないといけないのか。日本の伝統そのものが破壊されると懸念しています。年を取って子どもの世話になりながら、医寮で金を取る時だけ世帯を外すのは間違いです。
 財源をいうなら、特別会計や特定財源というのがありますね。国はあれを自分たちの財産と勘違いしている。あれは国民のものですよ。医療費のうち三十二兆円は窓口で払う患者の自己負担と保険料で、国は九兆円しか出していません。道路を特定財源で何年でつくるといわず、少し延ばして一般会計に回せばいい。
 後期高齢者医療の初年度の保険料は約八千百億円といわれています。これが将来は一兆二千五百億円ぐらいに上がるといわれていますが、二百四十兆円という特別会計の一部を一般会計に回せば、こんな保険は必要ないんです。

医療は末期的
 日本より経済力が低いフランス、ドイツ、スウェーデンにしても、イギリスでも老人医療は無料。そういうとスウェーデンは社会保障費のため若い人が月給の半分を税で納めているといわれるが、特定財源や特別会計から一般会計に持ってくれば消費税を上げなくてもできちゃうんですよ。
どうしてやらないのか。
 われわれの頭にあるのは、日本の医寮、介護、福祉が末期症状だということです。何とかここできちんと取り戻さなければいけない。国の基本的な姿勢とは、赤ちゃんであってもご老人であっても大切にすることです。特にご老人は、戦後の荒廃から戦後第二の経済大国へのしあげた功労者でしょう。功労者の人たちが年をとった時「自分は邪魔なのか、死ななきゃいけないのか」と思わせるような仕打ちをしてはいけない。こんな羞別する制度をやめてほしい。
 小泉(元首相)さんの「構造改革」で格差社会になった。年金を一万五千円しかもらえない人が杖をつき押し車を押しながら役場に行って保険料を納められるのですか。
七十五歳になったら温泉でも行ってゆっくりしてもらうのが普通です。それが七十五歳になったから「早く死ね」はないでしょう。野党四党が廃止の法案を出した。ぜひ共闘して頑張ってください。
しんぶん赤旗2008年4月23日付日刊より

後期高齢者医療制度・北区の場合は…
4月29日(火)午後2時~桐ヶ丘E1集会所
さがらとしこ区議がおはなしします。日本共産党桐ヶ丘E支部主催

映画「シッコ」マイケル・ムーア監督最新作
5月24日(土)2時~桐ヶ丘E1集会所 主催:5・10日本共産党・新緑のつどい実行委員会
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日本共産党*新緑のつどい

と き:5月10日(土)午後2時~4時 
ところ:赤羽台西小学校・体育館

・只今、実行委員会で準備をすすめています。
・石原都知事と政商との“宴席ヤミ献金疑惑”に捜査の手―
「しんぶん赤旗」のスクープ記事のその後。「新銀行東京」問題とともに。
そねはじめ都議が都政のいまを語ります。

・安心して住みつづけられる公的住宅の役割など
田村智子(参議院東京選挙区)さん。

<司会>さがらとしこ区議

<主 催>日本共産党新緑のつどい実行委員会
<連絡先>さがらとしこ事務所
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