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JR王子駅のトイレ汚水 川に垂れ流し |
〔東京都〕2年前に把握しながら対策とらず放置 都下水道局長が陳謝。
JR王子駅南口トイレから石神井川へ長年にわたって汚水が垂れ流されていた問題で18日、東京都が2年前に事実を把握していながら対策をとらずに放置していたことが判明しました。
このことについて同日、今里伸一郎都水道局長が都議会公営企業委員会で陳謝しました。
今里局長は、前日の委員会で下水道局が垂れ流しの事実を知ったのは本年3月2日と答弁していたが、2年前の07年6月に北部第二管理事務所がすでに事情を把握していたと訂正。当時、駅からの排水を収容する下水道管の整備について検討したものの、実施には至らなかったことも明らかにしました。
2年間も事実を隠し続け、対策を怠ってきた東京都の責任は重大です。 |
◆原因究明と住民説明、対策を急げ
日本共産党都議会議員 そねはじめ
私は、3・13重税反対統一行動(王子三角公園)に参加した後その足で、JR王子駅駅長に会い王子駅南口トイレ汚水垂れ流しの真相究明と情報の公開、また緊急対策を求めました。また、東京都下水道局部長に会いJRの責任追及とともに、対策についての住民説明をすみやかに行うようもとめました。長年の悪臭の原因の一つであることが分かり、すぐに解決をさせなければとがんばっているところです。
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本日、緊急に建設委員会
JRと都下水道局出席し
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・昨日、北区議会第1定例会の最終本会議となりましたが、今議会予算審議の中で、
日本共産党が明らかにしたJR王子駅のトイレ汚水事件は、今後もその原因解明や
本格的な対応策、住民説明などが求められる重大な問題となっています。
・本日3月24日午前10時から北区議会建設委員会が開かれ、JRと都下水道局からそれぞれ説明をもとめます。
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そね都議と区議団、JR東京支社に申し入れ~3月23日~ |
JR東日本旅客鉄道株式会社 東京支社 御中
2009年3月23日
日本共産党都議会議員 そねはじめ
日本共産党北区議員団
JR王子駅南口汚水の石神井川垂れ流し問題に対する緊急申し入れ
私どもは、JR王子駅南口トイレ汚水が、石神井川に垂れ流しされている問題を、3月16日
の北区議会予算特別委員会において、質問でとりあげました。この事をきっかけに、新聞、テレビなどでも、大きく報道される事となったのはご承知の通りです。
その後、3月18日になって、東京都は2年前から、この事実を招致していたにもかかわらず、
対策をとらずに放置していた事を認め、都議会にて下水道局長が陳謝するという事態となりました。
これらの事は、世論の厳しい批判となっています。
実態としては、昭和41年の公共下水道工事の際、雨水管に接続されて以降、貴社のトイレ排水が40年以上にわたり、石神井川に流されてきた事となり、下水道法違反、河川法違反の疑いなども濃厚な状況となっています。
この間、川の沿線住民は、長年にわたって悪臭に悩まされ続けてきただけでなく、4年前には護岸の決壊で、約400世帯の住民が浸水被害にもあっております。
日本共産党は、この異常な事態に対し、以下の点について東京都と共に、真摯に取り組まれるよう申し入れるものです。
記
1,原因について徹底的に究明し、住民、議会、北区などに説明と謝罪を行うなど、誠実な対応を行うこと。住民に対しては特に、地域ごとに説明会を行うこと。
2,今後の再発防止と本格的な対策工事を行うこと。
3,これまでの悪臭や衛生など、河川汚濁についての責任にもとづき、住民への損害賠償を行うこと。
4,これまでの悪臭対策費の支出に対し、その責任を果たすこと。
以上
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