5 月 10 日(火)午前 7 時半〜午後 1 時
代行バスの案内 |
5、仙石線沿線をバスで移動し、東松島市、釜石市などの津波被害地域を訪ねる。
仙石線は仙台から東塩釜駅まで。その先が不通にて、代行バスで松島市、東松島市、釜石市(片道 2 時間)と沿線を往復した。
松島は湾の数々の島が防波堤の役割を果たし、津波被害が軽減されたが、東松島市は被害が甚大。
車中から、家屋が全壊している様子、がれき、生活物資廃棄物、水田の塩害、かきの養殖被害などの津波被害を目の当たりにする。がれき等も積み上げられたまま、その処理も大きな課題と実感した。写真参照
石巻市
石巻市役所
玄関には「受付制限」の案内が→
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石巻市役所は駅前のデパートを臨時市役所にして代用していた。玄関には「罹災証明書」の発行が遅れ、一日の受付制限のご案内。
小・中学校の避難所には、 4 月末段階で約 5800 人が避難している貼り紙あり。市民の皆さんが相談に訪れ、職員の方々が忙しく対応中。トイレは水の節水や下水がやられているようで、紙など直接流さないようにしていた。
石巻駅前の炊き出しの行列 |
石巻駅の広場は、被災者の方々が炊き出しを受け取るのに行列をつくっていた。
車中で地元の住民から「孫の友達が遊びに来ていたが、お母さんが迎えにきた後、津波で流され亡くなった」「丘の上に建っていた神社も流されてきた」等の話を聞く。
「 5 月 10 日 ( 火 ) 午後 2 時〜 5 時」
6、厚生年金病院立ち寄る(災害拠点病院)
7、避難所(市民センター)訪問し、センター長にお話しを伺う。
市民センター は、避難所の指定にはなっていなかったが、震災当日 1000 人を受け入れた。現在は 100 人程度。従来から企業との連携や各種団体とのネットワークがあり、支援物資は全国から寄せられ対応できた。
行政だけに頼らない日常のネットワークが大事。 年間で行事も民間をまきこみ、交流している。
民間主導でなぜ多くの市民を受けいれ避難所機能が果たせたのか、マスコミをはじめ取材が多数きているとの事で、お伺いした時も生中継の直前だった。
※避難所運営の日常のネットワークの構築が課題。
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