■豊島5丁目団地のダイオキシン類等の土壌汚染問題について  
                福島宏紀活動日誌(10)                  | 
              
            
              | 2005年11月10日(木) | 
              今年9月上旬からダイオキシン、ならびに重金属の土壌表層調査を27ヶ所で実施したうち、のこりの18ヶ所の公表です。すでに9ヶ所については、9月30日に公表ずみですので本ホームページの9月30日付をご覧下さい。
                 調査結果は、ダイオキシンの深度調査で4号棟うら地下3mで基準値の230倍が検出されています。 
                  重金属調査は、同じ地点で2回分析が行われ、1回目の地表50cmでは基準値を超えた鉛汚染ヶ所が27ヶ所中16ヶ所となり最大は11.3倍。ヒ素については7ヶ所で最大2倍でした。 
                  2回目の地表5cmでは鉛が10ヶ所で最大、ヒ素は1回目と同じ2ヶ所で最大2.7倍でした。 
                両調査とも最大となったところは、としま若葉小学校に隣接した車道と歩道の間の植え込みでした。 
                  また、機構は健康への影響として「当面、日常生活をする上では支障があるとは考えがたい」としながらも「最表層から重金属などによる汚染が確認されましたので、健康への影響度について、より詳細な調査を専門家に依頼した」としました。 
                  以上の結果をふまえると、私は、健康調査を150名と限定したことを改め、対象となる希望者全員の健康調査を実施すべきと考えます。 
                  なお、詳しい調査結果、新聞報告(朝日他3紙)など入用の方はご連絡下さい。090-1206-6925福島 
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              | 2005年11月15日(火) | 
              北区はこれまで4月20日、26日に保育園保護者説明会を行い、団地住民全体に行った説明会は4月27日1回のみです。 
                今回も事前(10月下旬~11月上旬)に詳細調査の結果を公表して行われる説明会のはずでした。 
                都市機構との共同で「お茶をにごす」程度のものでは許されません。 
                ①重金属調査の実施 
                ②健康調査結果の(案)の見直し ③公表がおくれている理由など、北区は明確にすべきです。 
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              | 2005年11月25日(金) | 
              本日、各会派による代表質問が行われました。 
私は、ダイオキシン類土壌汚染に関し、あわせて重金属汚染調査を早急に行うことを求めました。区長答弁は、「必要な重金属調査は実施」と、答弁しました。
  具体的には本会議終了後、幹事長会、議事運営委員会が開催され、急遽、補正予算9600万円が計上されました。 
  内訳は、①重金属汚染調査費用。②としま若葉小学校と豊島北中の校庭のアスファルト舗装の費用。 
         
  なお、この二校の校庭については平成18年度人工芝(数億円?)になる予定。 
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              | 2005年12月7日(水) | 
              地域指定については、豊島5丁目団地のほか、豊島4丁目開発地域、豊島5・6丁目開発地域と対象を広げています。 
                知事宛の北区要請書は「同地域の土壌汚染は過去にも例を見ない大規模なもの」とあるように、かってない汚染を明らかにしています。 
                                   
                   
                  特に、「健康への影響を懸念」「安全対策の早期化」「豊島東保育園においては、園児と保護者の皆様が安心できる保育環境を一刻も早く回復できるよう切望」等住民運動の成果も反映した者になっています。   
                             
                     
                    日本共産党北区議員団は6月議会、さがらとしこ区議、福島宏紀区議、9月議会、中川大一区議、11月議会、福島宏紀区議と連続して取り上げてきました。(なお、「鉛」「ヒ素」等の重金属の深刻な汚染も確認されています。) 
                    要請文は、ここをクリックして下さい。>> 
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              | 2005年12月27日(火) | 
              第一回審議会の報告(要旨) 
              
                  
                    | ① | 
                    審議会は3回をめどに2月中旬に答申。(都知事の諮問は、12月15日付け)  | 
                   
                  
                    | ② | 
                    水質土壌部会6名に2名の臨時委員(ダイオキシンの専門家)を配置する。・・・資料参照>> | 
                   
                  
                    | ③ | 
                    地域指定だけでなく対策についても結論を出す。・・・資料参照 >> | 
                   
                  
                    | ④ | 
                    互選により、田瀬 則雄慶應義塾大学教授が部会長に選出される。  | 
                   
                  
                    | ⑤ | 
                    対策については、土壌の「掘削除去」と「盛土封じ込め」の2対策の組み合わせが現実的とする意見が多数。 | 
                   
                  
                    | ⑥ | 
                    対策等については、土地所有者、管理者の意見だけでなく住民の意見を聞く必要がある。  | 
                   
                  
                    | ⑦ | 
                    次回は、1月26日、現地施策を行う。 | 
                   
                                   
              等、でした。 
                注)②③の資料は各々の…資料参照>>をクリックして下さい。>>  | 
            
            
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