花川区長は、3月議会に上程する条例案、予算案を発表しました。
コンピューターシステム更新、学校改築、中央図書館新築などハード事業が目立つ予算です。
子育て家族の流出に歯止めをかけようと、妊婦健診助成増額や、広い部屋への引越に家賃の差額補助など目新しい施策も登場しました。
しかし一方で、規制緩和での仕事上の困難や、大幅増税と医療・年金・介護などの負担増などのために、苦しんでいる区民の痛みには冷たい区政です。
介護保険の認定ランク下げの抜本的是正や、非正規雇用の労働者への支援策もありません。そして積立金も280億円が、335億円まで増えます。
区民の生活実態に即した施策の充実こそ求められます。
コミュニティバス予算来年度に付け替えへ
王子駅、駒込駅、田端銀座、富士見橋エコー広場館などを巡回するコミュニティバスについては、今年度3110万円の予算を、来年度に付け替えます。
そして一日も早い運行実現のために力を合わせましょう。
国会では「働くルール確立」をせまる
衆参両院で憲法改悪阻止の課題とともに、格差是正・貧困解消に向けた追及と提案を続けています。特に(1)「サービス残業」と「偽装請負」「違法な労働派遣」という「三つの無法」の根絶(2)「残業代取り上げ、過労死促進」の「ホワイトカラー・エグゼンプション」の導入など、労働のルールのこれ以上の破壊の中止(3)最低賃金の抜本的引き上げ―に力を入れています。
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