日本共産党北区議・福島宏典・ふくしまひろのり
トップぺージ プロフィール 法律・生活相談 活動報告 区議会報告 事務所 リンク E-Mail
■豊島5丁目団地のダイオキシン類等の土壌汚染問題について
 
福島宏紀活動日誌(15)
2007年2月6日(火)

豊島5丁目地域における土壌汚染リスク管理に関する協定の締結については、昨年7月27日開催された区民生活委員会において、報告、了承されました。その後、協議が続けられていましたが、1月19日に東京都、都市再生機構、区によるリスク管理協定について、別紙のとおり締結しました。

対象地域は、ダイオキシン類対策特別措置法で対策地域として指定された区の三施設を除いた豊島5丁目団地内です。
また、協定に基づいて東京都は要綱を制定し、団地自治会、学識経験者、都市再生機構、東京都、区で構成する「豊島5丁目団地リスク管理協議会」を設置しました。

委員はそれぞれ2名程度とされていますが、自治会からは、区議会、自治会の要望を受けて4名が参加することになりました。

第一回協議会は次のとおり開催されます。

開催日時: 平成19年2月10日(土) 午前10時30分~正午まで

場  所:豊島5丁目団地8号棟集会室

協定書はここをクリック>>
2007年2月1日(木)
◆土壌汚染にともなう
旧豊島東小学校の
跡地利用計画に
関する説明会が
2月15日(木)に
行われます。

計画の概要については、1月17日付活動日誌をご覧下さい。

又、合せて本日、ダイオキシン対策の費用負担に関する日産化学工業(株)に費用負担を求める通知が同社に行われました。(下段参照)

説明会詳細はここをクリック>>

◆北区がダイオキシン
類土壌汚染対策費
を日産化学工業(株)
に求めました。

豊島5丁目地域ダイオキシン類土壌汚染対策事業(詳細は11月8日付参照)に関する費用負担計画が策定されました。

  1. 総額211,000,000円
  2. 日産化学工業株式会社(上記の75%):158,250,000円
  3. 国からの補助(残額25%の内の55%): 29,012,500円
  4. 北区の負担(残額25%の内の45%):  23,737,500円
    ※ 東京都と23区における財政調整制度の特別交付金に財源を求める方針です。
   詳細は北区資料を参照下さい。ここをクリック>>
2007年1月17日(水)

委員会で報告された旧豊島東小学校跡地見直し計画は

  1. 校庭部分は芝生の遊び場など
  2. 校舎撤去部分は花いっぱいの季節感あふれるものに
  3. 体育館は土壌汚染対策事業の情報提供等の場、コミュニティー機能確保も検討に

 などとなっています。
日本共産党の山崎たい子委員は次の要望を行いました。

    (1)コミュニティー機能確保については地元自治会などと協議すること。
    (2)体育館は間仕切り、エアコンの整備など使い勝手をよくすること。
    (3)土壌汚染対策の情報提供の場等は環境対策としても重視すること。

    企画委員会資料はここをクリック>>
2006年11月9日(木) 8日開催された区民生活委員会での共産党中川大一委員の「覆土に使用する土量をダンプ換算でどの程度になるのか」との質問に対する正式な回答が本日、東京都よりありました。
それによると(1)全体量6,600立方メートル(2)10tトラックでのべ1,100台、など概算が示されました。ここをクリック>>
2006年11月8日(水)

東京都は6日、「北区豊島5丁目地域ダイオキシン類土壌汚染対策計画」案をまとめました。ダイオキシン類対策特別措置法に基づくもので、都は8日に北区議会に説明し、住民説明会を10日に、公聴会を22日に開催します。

都の対策計画案は、(1)東豊島公園植栽部は50㌢以上で覆土し、芝生などで土の飛散防止をはかり、通路・広場はアスファルトで舗装する(2)旧豊島東小学校は校舎を撤去し、公園と同様の対策を講じる(3)豊島東保育園はアスファルト舗装し、人工芝を敷く(4)対策事業後、覆土の効果を維持できるよう、リスク管理を行う(5)将来、技術進歩などに伴い、汚染土除去を行う場合には、改めて対策計画を策定する-ことを柱にしています。

対策事業は北区が実施し、総事業費は2億1千万円です。北区は原因者に対策費用を最大で75%請求することとなり残りの公費負担分の45%、約2000万円を区が負担、55%は国庫補助を見込んでいます。工期は来年2月から2008年3月までの予定。

同地域は日産化学工業の跡地。土壌汚染は昨年1月、北区が旧豊島東小学校の跡地利用を図るため、土壌調査を行ったところ、環境基準値を大幅に超えるダイオキシン類が検出されたことに端を発します。

都は今年3月、豊島5丁目地域内の東豊島公園、旧豊島東小学校、豊島東保育園の3施設、計約1.34㌶を汚染地域に指定しました。

なお、対策を行う地域は約1.6㌶となります。

北区議会 区民生活委員会委員長八巻直人区議、日本共産党の中川大一区議は、この対策案ができあがる経過にふれ、北区議会や北区が指定地域は豊島5丁目の全団地とその周辺の地域もふくめることをもとめたこと。今回の対策計画づくりにさいしても汚染土壌の除去を基本とすること、などを主張したにもかかわらず、これらが反映されなかったことを批判し、住民の東京都にたいする不信は、ぬぐいきれないと指摘しました。

また、同区議は、これまで対策計画づくりの過程で、都と北区が合意した「将来、大規模な土地改変や技術の進歩等に伴い汚染除去を行う場合には、あらためて対策計画を策定する」項目の内容を確認しました。

さらに、(1)リスク管理基本方針、マニュアルの策定を明らかにすること。(2)リスク管理協議会への住民要望となっている参加人員の増員(3)公聴会は、団地住民にとどまらない参加範囲を広げることなど都が区に約束した「技術的、財政的および汚染原因の究明などの最大限の支援」の実現と財政支援をもとめました。

これに対し山田助役は、「財政面については全く想定外のものなどで、どういう形になるか分からないがもとめて参りたい」と答弁しました。

東京都の対策計画(案)は、ここをクリック>>
公聴会の開催と公述人の募集については、ここをクリック>>
前のページ | 目次 |次のページ
福島宏紀トップページ活動報告>豊島5丁目団地のダイオキシン類等の土壌汚染問題について 福島宏紀活動日誌 (15)

Copyright (C) 2005- 福島宏紀 All Rights Reserved
本サイト内のテキスト・写真等全ての掲載物の著作権は福島宏紀に属します。
リンク希望の方は、お手数ですがメールにてお知らせください。
E-Mail: hironori@ma.kitanet.ne.jp
団地連絡所 114-0003 東京都北区豊島 5-4-1-618  TEL/FAX 03-3913-4751 (留守電有)