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宇都宮章レポート
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NO.130 2016年3月号
区議会本会議で宇都宮区議個人質問
地域密着型5項目の切実な質問と提案
本会議で個人質問をする宇都宮章区議会議員
2月25日に日本共産党北区議会議員宇都宮章の個人質問が行なわれ「神谷・東十条モデル地域でのコミュニティーソーシャルワーカー(CSW)の活動」など5項目に渡って質問をしまいた。1番目の質疑応答の一部をご紹介します。
5項目の質疑応答概略は別紙、宇都宮レポートをご覧下さい。

 神谷・東十条モデル地域のCSW配置
(質問)今年度から神谷・東十条をモデル地域にしてCWSを配置し、東十条の3丁目のまちづくり公社跡を「小地域福祉活動拠点」として活動を開始しました。
昨年10月には「神谷東十条地域福祉を考える住民懇談会」が開催され私も参加しました。

 会場は地元の方から無償で提供された調剤薬局の2階、参加は東十条5丁目と6丁目町会、神谷2丁目南町会と中町会の4町会の役員のみなさん、地元の民生委員のみなさん、区職員、社会福祉協議会、介護関係者など約20人で満杯の盛況でした。
CSWの方からは、ひと月平均40件の相談に対応しながら、問題を解決していく中で地域のネットワークづくりを進めようとしていること、5回にわたる住民懇談会、交流会、地域の居場所づくり、などに取り組んでいるとのことでした。私は新しい仕事に挑戦し、精力的に活動されている様子に驚かされました。

 地域の居場所づくりでは先にご紹介した会場が、4町会のほぼ中心にあり「神谷・東十条健康プラザ」と命名され、この1月2月はほぼ毎日、自主運営の活動が始まっています。内容は、太極拳、真向法体操、骨盤体操、ヨガストレッチ、健康百話、おしゃべりカフェ、食事会、麻雀・囲碁・将棋教室、折り紙、書道など実に多彩です。この開場使用量は無料、備品代、光熱費などは寄付で賄われています。そこで質問(1)は、神谷東十条モデル地域でのCSWの活動内容と当面の目標・基幹などについて、(2)は地元の皆さんとの協力、他の専門職との連携、区内への展開など今後の方向性について、ようやく1年になろうとしている段階ではありますが、区の認識についてお伺いいたします。(3)は無料ないし低料金で使用できる活動の拠点、居場所づくりには区の支援が不可欠と考えますがいかがでしょうか。お答えください。
(区長答弁要約)
(1)積極的に地域に出向き、地域住民等と顔の見える関係を築いていくのが当面の目標です。(2)3年間のモデル配置期間の成果をふまえて、改めて検討します。(3)地域の方が活動できる活動拠点は、地域の自主的な活動を促進する観点から大切であると考えています。
個人質問傍聴記
 
 合唱で鍛えたバスの響きが質問に一段と力を沿え、当選直後の初質問を傍聴したことを思い出しました。
 地域要求を敏感にとらえ、区民が投げかけるどんな球でもしっかりと受け止めるキャッチャーとしての役割を十分果たしてくれていると頼もしく感じました。
 高齢者にとって趣味も生かせて楽しめる安全安心な居場所づくりにこれからも取り組んでほしいと思います。それにしても最大会派の自民党が一人も個人質問しないのは何でだろー。 (M.S.)
区議会本会議で公明党が共産党攻撃
2月24日北区議会本会議で公明党大島議員が代表質問の冒頭で「質問に入る前に」と前置きして「反対だけが実績の党なのに、区政レポートでは実現したかのように言ってのける図太い神経にはただただ驚くばかりです」「口では憲法9条を守ってきた唯一の政党と言っていますが反対だけが実績のその党は憲法9条に反対した唯一の政党です」などと演説しました。
 本来、行政の姿勢を質すべき本会議の場で反論ができない他党派を誹謗・中傷するのはルール違反であり、ただちに日本共産党北区議団は幹事長会開催を求め、発言撤回を要求しました。
 ところが公明党は「党名をあげていない。一般論として紹介し、区長に聞いてほしかっただけだ」と居直りました。
代表質問傍聴記
 公明党の大島実議員は本会議代表質問で一方的な誹謗・中傷を行ないました。
 その後、共産党の永井朋子議員が「質問外の内容は答弁や反論ができないもので本会議のルール違反である」と抗議すると、公明党席から野次が飛ぶ場面もありました。
 その開き直る態度も非常に醜いものです。今までも大きな選挙があるたびに公明党は共産党に対する誹謗・中傷・デマ宣伝を行なっています。選挙は正々堂々と党の政策で戦うべきなのに、中傷やデマを国民に振りまくのは国民を欺いているとしか思えません。腹立たしい限りです。 (神谷 O.T.)
日本共産党演説会
4月2日2時開会 赤羽会館
4月2日2時開会 赤羽会館
日本共産党の政策をお聴きください。
参議院選挙まであと4ヶ月と迫りました。東京選挙区予定候補山添拓31才弁護士を何としても国会へ!
安保法制(戦争法)廃止
神谷公園集会
憲法違反の「戦争法」は廃止!
日時 4月10日(日)2時
主催 安保法(戦争法廃止 神谷公園集会実行委員会
連絡先 北区議会議員 宇都宮章事務所
【ギャラリー】
梅とメジロ
満開の梅花の蜜を吸いにメジロの群れが、20〜30羽塊で木から木へ移動していました。狭い場所に群れる様が「目白押し」の語源になったとも。
(3月3日 さいたま市にて)
【街の色】 桜田通りの桜並木 
 王子5丁目の十条製紙倉庫跡地にスーパーサミットが進出することになり桜田通りの桜が一部伐採されました。その桜がどういう経緯で植えられたのかを知りたいと思い、桜並木の踏切に程近い中村時計店をお尋ねしました。
 桜田小学校創立10周年記念で昭和61年(1986年)に発行された記念誌「むかしを語る」というコラムがあり、そこに時計店経営中村忠一と書かれた名前をみつけたのがお尋ねするきっかけでした。
 現在時計店では息子さんが経営されていてお父さんの忠一さんは十数年前に亡くなられて、生きていれば100才とか。
 息子さんは昭和23年(1948年)生まれの67才で僕と同い年です。話が弾み、記念誌を見せると大変喜んでいただき、早速桜の生い立ちなどについてお伺いしました。
「いつ頃、誰が桜を植えたのでしょうか?」と伺うと「昭和51年(1976)店をここに出した時はすでに桜はありました」「桜を植えたのは十条製紙です。王子五丁目団地が出来る数年前(1970前後)に植えたのではないでしょうか? その前は桜は無かった」
 王子五丁目団地を調べると、始めは明治43年(1910)内閣印刷局抄紙部分工場が設立された場所で、大正5年(1916)葉書用紙を作る王子製紙十条工場として売却され、さらに昭和24年(1949)GHQの財閥解体命令で王子製紙は3社に分割され十条工場を中心として十条製紙になり、公害問題その他で昭和47年(1972)12月に石巻に移転し、その跡地に五丁目団地が出来たという訳です。(神谷 U.T.)
桜田小学校創立10周年記念誌
桜田小学校創立10周年記念誌
平成19年(2007年)4月撮影 桜田通りの桜並木
平成19年(2007年)4月撮影
電気ポット革命
 日本中の電気ポット使用をやめるだけで原発3基が不要になる。電気で湯を沸かすとガスで沸かすのに比べ65%のエネルギーが無駄になる。ガスで沸かした後、普通の魔法瓶で保温すればよい。
電気は電気しかできないものに使う。例えばライト、テレビ、パソコンなど。ライトもLEDにすれば、10分の1の電気消費になる。
又、気が付かない電気のたれ流しを止める。テレビなどの電源は元から切る。6つコンセントスイッチの付いたタップを使えば切るのが楽。
現在の生活水準を落とさないで電気料金を安くする方法をレベル1〜10まで提案してくれるのが洋泉社発行、木村俊雄著「電気が無くても人は死なない」という本。
66才の彼は2000年まで福島第1原発で炉心の運転、設計、管理業務に携わっていたが、放射性廃棄物という負の遺産を将来に残す罪と東電の隠蔽体質に嫌気がさして退職した。今は高知県に避難中。
ぜひご一読を!  (M.M.)
電気がなくても人は死なない

2015年3月18日発行。 絶版で在庫なし、探して宇都宮事務所で1冊購入しました。

毎週届く田舎の便り
 私が始めて読者Oさんのお宅を訪問して挨拶した際、話の中で偶然、私の父と同じ秋田県仙北軍美郷町出身と云う事が分かりました。 Oさんのお宅には毎週「美郷話題新聞」が2部送られてきて、その1部が私に届き自分の知らない父の田舎の様子が良く分かり楽しみにしています。 
宇都宮章
新婦人の作品展開催
 新日本婦人の会北支部の作品展が3月1日〜15日まで王子カルチャーロードギャラリーで開催されました。
 今年も新聞ちぎり絵、絵手紙、押し花パウチ、手芸、刺し子、小物類などが出展され皆さんの日頃の成果を披露致しました。
 王子あけぼの班も5人が持ち寄ったちぎり絵を模造紙に貼って展示しました。当初から比べるとみんな手際がよくなり、色とりどりの作品が出来るようになって交流が深まり、地域とのつながりも広がってきました。(あけぼの班 S.Y)
9面を飾る新婦人北支部作品展示
左)9面を飾る新婦人北支部作品展示
右)あけぼの班のみなさんのちぎり絵
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