赤羽南口駅前「ボートピア」計画撤回へ
赤羽駅南口駅前の錦水会館ビルに、ボートピア(競艇場外券発売所)を設置しようとする計画について、事業者側から撤回の申し出があったことが、明らかになりました。
この計画は今年5月にもちあがり、赤羽南自治会が近隣住民むけに2回の説明会を開きましたが、事業内容が不明確な上、元締めであるBOAT RACE振興会との調整不良が露呈、参加者から不手際を指摘する声が相次いでいました。
その後、動きがありませんでしたが、8月に入り、事業者側から赤羽南自治会に正式に計画を白紙撤回する旨が伝えられました。
(2010.09.16)
のの山区議 代表質問で「ボートピア」問題を問う
14日に開会した北区議会第2回定例会本会議で、のの山けん区議は、日本共産党北区議員団を代表して質問に立ち、核兵器廃絶、国政へのはたらきかけ、経営改革「新プラン」、雇用・就労支援、子育て、赤羽駅南口「ボートピア」問題などについて花川区長の姿勢を質しました。
のの山区議は、赤羽南口駅前に設置の動きがある「ボートピア」(競艇場外券発売場)の問題について「当該自治会だけでなく、周辺町会、商店会、PTAや学校関係者など、幅広い住民に計画を知らせ、意見を集約すべきではないか」と質問。区長は「より多くの意見に配慮してもらうとともに、区としても区議会、地域の各種団体の意見意向を把握する」と答えました。
(2010.06.14)
赤羽南口駅前に「ボートピア」(競艇場外券発売場)計画
赤羽駅南口にあるビルに「ボートピア」(競艇場外券発売場)設置の計画がすすめられていることが明らかになりました。5月29日に赤羽南自治会館で説明会(主催は同自治会)が開かれ、住民ら約30人が参加、ビル所有者および設置事業者のコンサルタントなどから計画についての説明がおこなわれました。
設置が計画されているのは、錦水会館ビル(赤羽南1-8-7)。昨年8月までサウナを開業していましたが、景気悪化の中で営業を終了、テナントを募集したところ、神田で不動産賃貸業を営む「パオ・コーポレーション」(資本金1000万円、従業員10人)が「ボートピア」を設置したいと応募してきました。
事業者側の説明によれば、地下1階から5階まで全6フロアを使って、350人を収容する会員制の場外券売場をつくり、年間360日、午前9時から午後9時まで営業するとのことですが、施設の概要や運営方針、開業日などについては具体的にしめされず、自治会は今後継続して説明会をおこなってゆくことを約束しました。
施設設置には地元同意が不可欠
赤羽駅前では1990年代に、はやまビル(現メッツビル)やJR高架下に競馬・オートレースの場外券売場をつくろうという動きが起こりましたが、PTA関係者をはじめ近隣住民の強い反対で計画断念に追い込まれた経過があります。
ボートピアを設置するためには、地元住民の同意の上に区長の承認、国土交通大臣の承認が必要となります。今回の計画について広く住民や関係団体に知らせるとともに、幅広い意見を集約することが必要です。みなさんのお考えを、ぜひお聞かせ下さい。
ボートピアとは?
競艇場外券発売場の愛称で、競艇場以外の場所で勝舟投票券(舟券)の発売などを行うための施設。全国に約30ヵ所あり、現在は規制緩和によって民間事業者が設置できるようになっている。
(2010.06.3)
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