王希奇「一九四六」東京展

王希奇「一九四六」東京展のオープニングセレモニーに参加しました。

中国から、引き揚げ船で帰ろうとする日本人を描いた絵画(3m×20m)などが展示されています。

王氏はビデオメッセージで「戦争の悲惨さと平和、命の尊さを伝えたい」と語りました。

絵からほとばしるエネルギーに、心底圧倒されました。

戦争は絶対に肯定してはならない。

2度と再びーの誓いをあらたに、国を超えて、世界の人々と平和の手をつなぎたい。

展示会は、13日~15日まで。北とぴあ地下展示ホールにて。必見です。

ぜひ足をお運びください。

まるで人が迫ってくるようだー。近くで見ると、人がどんどん浮き上がり、一人ひとりがとてもリアル。

 ハルビンで生まれ、引き揚げ体験を持つ「加藤登紀子」さんも参列し、ご挨拶の中で「この絵の中に自分がいる。私は当時2歳半だった。抱っこするには大きくて、かといって1人では歩けない。私を連れて移動する母は大変だったと思うが、母はあなたが生きる希望だったと話してくれた」と胸をつまらせながら語っておられました。

来日がかなわず、ビデオメッセージでご挨拶する王希奇画伯
これ以前の記事を見る