王子駅前まちづくりは「再開発促進区」による1000%への容積率緩和をやめ、住友不動産による50階190mタワマン2棟の高さを抑え、環境にも配慮した計画へ変更を

山崎たい子議員は、3月の北区議会予算特別委員会で、王子駅前地区再開発について質疑しました。以下に内容(要旨)を報告します。Q(質問)A(区答弁)

住友不動産から50階タワマン2棟を含む開発計画が示された。地域では、「あまりにも高くて驚いた」「50階もいらないね」「いったい誰が住むのか」「外資系や投資の転売物件になるのでは」「地価が高騰し、普通の人が住めないまちになってしまう」「王子のまち、飛鳥山の景観や歴史・文化にあわない」との声や、

環境審議会でも、風害、日影、電波障害、急激な人口増によるインフラ整備、工事中も含め交通量増加など懸念の声が出されていた。

民間の協力を得なければならないにしても、巨額の税金を使う事業の適正が問われる。十条再開発では、補助金が240億円(北区は90億円)かかった。売却不動産は、約400戸で平均1億円とみても400億円以上の売り上げと推定される。

あまりに露骨な利益追求の姿勢ではないか。建築界のノーベル賞とされるプリツカー賞を2024年に受賞した建築家の山本理顕氏が今年1月、東京の再開発をめぐり、「近年進む開発は、公共性よりも富裕層の利益を優先している」「新自由主義信奉者の植民地みたいだ」と語っている。

区長の言う、「誰か一人ではなく、みんなが豊かさを感じられる北区」に照らせば「大手不動産1人の最大の利益ではなく、区民みんなが豊かさを感じられる計画」に変えるべき。容積率の緩和はやめ、高さを抑える計画へ変更し、区民の理解を得られる、調和のとれたまちづくりを行うべきだ。

今後、地権者や事業者だけでなく、王子のまちに住み歴史や文化を愛し、地道にまちを育ててきた地域の方々の声を、しっかりと聴いて頂くよう強く求める。

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