王子駅前地区のまちづくり住民説明会1回目が開催

 3月13日(金)北区主催の「王子駅前地区(新庁舎周辺)のまちづくり」に関する住民説明会が開催され、会場となった北とぴあ7階研修室には、ほぼ満席の方が参加しました。

北区の拠点まちづくり担当課長より、王子駅周辺まちづくりの概要、王子駅前まちづくり整備計画実施基準(案)および、新庁舎街区・民間街区の検討状況(王子共創会議資料)の説明が行われた後、参加者から、以下の質疑・応答(要旨)がありました。(質問Q、区の回答A)

Q、①共創会議の1回目はいつ開催されたか?②計画によってどう変化するのか具体的な数値で説明を。③王子の歴史をふまえたものなのか?飛鳥山の価値やサンスクエアの継承ははかられているか。

A、①R5年10月26日。②緑の量の増加は、設計が進む中で示されてくるが今はまだ。どれだけの人が訪れることになるか人数も今後示していきたい。③飛鳥山をまちなかにつなぐコンセプトで、ひろばを整備し、連続性を持たせ価値をあげたい。サンスクエアの継承、商業や宿泊増やしていきたい。王子は長年、レジャーでも愛されてきた。屋内、屋外はアクティビティ、継承誘導できるようにしたい。紙の文化、洋紙発祥の地、どう残せるか検討したい。

Q、①容積率が1000%緩和で、190mの超高層ツインタワー。まちに楔を打ち込まれる感じ。王子のまちが変わってしまう。飛鳥山より低くしてほしい。②日影や風害は検討されたか。③人口増のインフラについて学校なども議論されたのか。④整備基準案、3月末で決めてしまうのはあまりに短い。すすめ方に疑問⑤議事録はどうなるか⑥今後の説明もどうするのか。

A、①豊かな緑、グリーンインフラ、北の交流拠点としてガイドラインや駅前計画の位置づけ行ってきた。②環境アセスメントの手続き中。調査計画書にもとづき、計画書が提示されるので、事業者の対策を確認したい。③人口増のシュミレーションを北区でも行い、子育て施設など民間にも一定の責任をもって対応してもらう。④王子共創会議では議論をつめてきた。今日、明日の2回の説明会、環境審議会、景観審議会もふまえて策定したい。⑤HPでも公開する。⑥都市計画決定のスケジュールにのっとり、環境アセスも含めて、かなりの回数、説明の機会がある。

Q、新庁舎の内容について知りたい。

A、今年の夏、基本設計の中間報告を区民へ説明してきた。庁舎は12階~13階で、低層部はにぎわい機能、まちに開かれたものをつくっていく。

Q、王子に住む高齢者から、立ち退きに対して、具体定な話がいっさいない。不安を感じているとの声。柳小路に住んで切る人はどうなるのか。

A、区の方から、そうした声があったことを住友に伝える。来年度、都市計画の手続きに入る中で明らかになってくる。具体的にはこれからになると思う。

Q、①景観への配慮の範囲はどこまでか。②容積率緩和は公共性を認めてとのことだが、都市計画のあり方どう考えているか。高所得層しか買えない。投資目的も問題になっている。住居価格や転売対策は?③京浜東北線も南北線も混雑しているが2000戸の人口増で1つまちが増える。鉄道など混雑対策はどう考えているか。

A、①景観、遠景、中景、近景の視点で環境アセスでも調査。評価書案で明らかになる。②再開発促進区を使って容積率を割増する計画になる。東京都が許可することになる。北区も住宅整備が必要。それなりに高い住宅とは思うが、価格設定は事業者から示される。転売の規制は業界でも考えが出てきているが、まずは民間の考えをきいていく。③メトロ乗り換えの改善はできる。商業や住宅により、駅利用が増えることはJRやメトロと議論している。開発規模が大きいので今後、確認したい。

A、タワー十条は150m、578戸の住宅が完売した。年代も所得層も幅広い。昨年1年間で900人の人口が増え、その半分は20代~40代の子育て世帯が買っている。子育て世帯でも買えると受けとめ期待。高くて買えないものができるとは思っていない。

Q、工事中は店舗がないことや、暗くなり治安対策は? 

A、王子共創会議でも話題がでた。使える施設、駐輪場でも使えないかなど相談したい。地域の方が生活の不便をそう感じるかも把握していきたい。安全な歩行環境も対応していきたい。

Q、①飛鳥山との景観に大きく影響する。高さ制限はしないのか。②サンスクエアは昭和レトロの価値ある。継承はしないのか。③貫通道路で王子駅前公園が分断。どうするのか。④遠方から来た時の自転車動線はどうなるか。⑤高層建てると大きな基礎工事。地下水の影響は。⑥パブリックコメント行うべきでは。

A、①共創会議の議論で、マンションにするとはしていないが、高さ、シンボル性、スカイラインを軸に示していきたいと高さを制限する考えは持っていない。区議会でも高さについての評価、議論あるが、区の道路、ひろば、地下鉄のバリアフリー、もろもろの基盤整備の協力をもらっている。緑についても。提案を高く評価した結果が高さにもつながっている。そういうものが作られると高さにつながっていくという認識だ。②何が残していけるのかという視点、洋紙発祥も含めて参考にしていく。③明治通りを通り抜ける十字路の交差点となり公園は減る。北口との関係で変わるが、短期的にはひろば機能を残しつつ、駐輪場とか暫定利用をはかっていきたい。④広域の視点での資料もととのえていきたい。⑤アセスメントの中で調査に入っている。みてほしい。⑥ガイドラインや整備計画で実施してきたので、先行地区としてはやらない。王子共創会議では、区民の代表からもろもろ意見を聞いてきた。町会、商店街、まちづくり協議会など。来年度、都市計画決定などの手続きを行っていく中で住民の意見は聞いていく。

Q、長く住んでいる住民の1人。耳ざわりのいい言葉が羅列されているが血が通っていない。若い人も、またタワマンかという声ある。①4回目の共創会議も傍聴したが交通量どれだけ増えるのか。狭い駅舎どうなるか。人口増のシュミレーションも指摘されていた。②CO2が増えることについてはどう考えているか。③観光についてもどう考えいるのか。④基準の作成を2回の説明では足りない。

A、①基盤部会では議論してきたが、デザイン部会には資料が示されていないので、連携してみせてゆくとの指摘だった。今後、提示していく。JRとは協議してきた。JRからは王子駅の改良のことは出ていないが、駅が大丈夫かは今後協議していく。②民間からも出てくるので今後協議していきたい。③どのような形で活用していくか産業振興とも検討の動きがある。

Q、①バスについての考えは?②3つの建物のデザインの統一性はどうとるのか。

A、①貫通道路との関係で、バス停の移動していく。明治通りの使い方、警視庁と協議中。②新庁舎と民間、それぞれにデザインしているが、低層部については統一プラン。ランドスケープのマスタープランは統一したデザイナー。

Q、事業規模と予算はどうイメージしているか。昨今、資材高騰で計画が中止や延期もあるが?

A、民間事業者がどれだけの予算規模かまだ聞いていない。都市計画が決まるタイミングで出される。新庁舎は535億円。縮減含めて基本設計をすすめている。国からもマネジメントを求められている。住宅を売った利益など確認しながら。事業マネジメントは区のまちづくりの1つ。

Q、①北口と先行地区の間に明治通りが横たわっているが、付け替えなどでウオーカブルはあるのか。②新庁舎535億円とあったが、住友不動産の公共への尽力で北区の財政負担は軽減されるのか。

A、①地下鉄のバリアフリーは実現できるが、王子のわたりにくさ、都電部分などはまだ課題。北口周辺地区まちづくりは大きな課題。明治通りと北本通りが交差しているのは一番の問題。検討には時間がかかるが、北口周辺含めて今後検討していきたい。②新庁舎は、今の庁舎用地を売却してあてる。基金を毎年10~20億円積み立てる基金、そして起債を考えている。それ以上の、道路、ひろば、橋梁を行うだけの予算は厳しい。それを民間の活力を使って基盤整備が進められるといういいタイミングで連携してやる意味があると考えている。

その他、会場から意見・質問の手が上がっていたが、21時となっており、本日はここまでとの運営となりました。

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