議会規則改正へ、欠席の理由に産前6週・産後8週、育児、介護を明記

朗報あり?

 全国の都道府県議長会、市議会、町村議長会の3議長会がそれぞれ、議会標準規則を改正。議会の欠席の事由に出産だけでなく、新たに産休期間を「産前6週・産後8週」と初めて明記。その他の欠席理由に「育児」(配偶者の出産に伴う育児休暇)や「介護」も追加されました。

 3年前から超党派の出産議員ネットワークや子育て議員連盟などで、議会からも妊娠・出産・子育ての両立支援、誰もが参加できる開かれた議会のために、各国の状況も勉強会を行いながら、国会各会派や3議長会などへの要請等、議会規則改正をめざし、国会ロビー活動などを重ねてきた要望のひとつが実現し、とても嬉しいです。

 本日、開催された幹事長会の中で「北区議会としても速やかに対応してほしい」むね発言しました。議長からは、これからはじまる第1回定例会の中で、条例改正として提出する方向で準備をすすめる旨、お話がありました。

 政治分野における男女共同参画推進法の成立や、ジェンダーギャップ指数121位の改善、#Metoo #Withyou の拡がりなど、この間のジェンダー平等をすすめる力があっての改正と、大変、励まされる思いがします。引き続き、更なる拡充を求めて行きたいです。

2017年12月末に結成された、超党派の「出産議員ネットワーク」
超党派の「子育て議員連盟」と出産議員ネットワークの合同で勉強会。講師の皆さんと撮影。
昨年末、議会規則改正の大詰めの時期をとらえ、全国市議会議長会事務総長に、重ねて要請。
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