日本共産党北区議員 山崎たい子
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2013年
3月31日(日)


大東文化大学教授の村山士郎先生をお招きし、「いじめで遊ぶ子どもたち」と題して、日本共産党北区議員団主催の講演会を行いました。

先生がはじめて「いじめ問題」に取り組んだのは、1985年、青森の野辺地中学校で、いじめにより自殺した生徒の遺書を、生徒さんのお母様からみせてもらってから。
以来、いじめで自殺した子どもたちにむきあってきたが、昨年も大きくとりあげられた大津でのいじめ自殺と、日本の社会は何度も何度も子どものいじめによる死をとめられないでいる。
子どもたちが、いじめにより自殺においこまれるということを、もう本当になくしていこうと冒頭によびかけられました。

いじめは、暴力的行為であり、金銭的なトラブルや万引きの強要等の脅し、相手に辱めを与え、人権をふみにじる行為、人間性を無視する行為を特徴としている。
最近は、自殺の練習をさせるなど、いじめられる側に死を意識させる等もある。
このような深刻な他者攻撃を、いじめている側の子ども達は「遊んでやっていた」など、軽いノリで行っているところに、現在の病的なゆがみがあると指摘されました。

遊びとしてのいじめには、悪いことをしているという意識がない。
悪いと思っていないことに、悪いことなんだと教えていくことは、とても難しいこと。
そして、なぜ、いじめはやまないのか?と問いかけられ、子ども達の中に、いらつき、むかつき、不安感、抑圧感がためこまれている。
それを他者に向けて暴発している。いじめで解消している状況であり、したがって、いじめだけを問題化しても、いじめはわからない。
内面のゆがんだ攻撃性あって、いじめている。厳罰主義では改善しない。
むかつき、いらだち、抑圧感をかかえている子どもの育ち全体を考える、日本の子どもの育ち方が危機的状況になっていることに目をむける必要があると語りました。

更に、子どもの育ちをゆがめている5つの社会的要員を指摘し、
1,学力競争に組み込まれて圧迫されている(成績のいい子も悪い子も)
2,社会的によい子でなければいけないというプレッシャー(子どもらしい逸脱、失敗を許さない風潮。危ない、汚いはダメ)
3,豊かな消費社会の中で、欲しい物が手に入らないといらだつ。
4,子どもがとても疲れている(ゲーム、携帯、スマホ、小さな画面に3~4時間も集中して見ている。目も頭も疲れ、肩こりも)
5,格差社会の進行(大学生も中退の7~8割は授業料が払えない、不安感が子どもに拡がっている)

日本の子ども達が全体としてどんな問題をかかえているのか、一人ひとりのこどもが生き生きとできる環境を考え、とりくんでいこうと呼びかけられました。
先生の講演の後、参加者の皆様から質問や意見が出され、村山先生が一つ一つに丁寧に答えました。(以下参照)
「スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー等の活用も言われているが、教師の多忙化を根本的に解決しなければならないと考えるがどうか」との意見には、「日々、子どもと接している教師力を高めていくことが大切であり、基本である。
担任の先生が子どもをよくみてくれるか、学年として子どもの問題を受けとめられる集団になっているか大切。
教育環境整備としての、少人数学級も必要。

また、スクールカウンセラーなどの専門家は、第3者としての独自の役割を果たす必要がある」と答えました。

「子ども達のいらだち、むかつき等に、親としてどう解決してゆけるのか」と自らの悩みを語る親御さんには、会場から「子どもの保護者、親同士がどれだけつながっているか。相談できる親同士の関係や先生の集団が大事と思う」
「担任の先生とも、良く相談する。子どもを真ん中にして、保護者も先生もみんなでよく話をすることが必要と思う」との参加者同志のやりとりも。

その他「生活集団としての同一性を強く求めすぎると、それに合わない子どももいるのではないか。
クラス集団から開放される人間関係も必要ではないか」
「社会の中にもいじめがある。一人ひとりの人間が大切にされていない。
テレビのバラエティ番組でも人をいじって笑いものにしていることも気になる。
子どもがいじめて遊ぶ温床を社会がつくっているのではないか。」
「子どもの状態について、貧困や虐待、DVや、過干渉などが大きく影響し、いじめや心身の健康についても、子どものそだつプロセスで培われた自己肯定感の低さ、閉塞感が本質にあるということを新たに実感しました。」
「親同士も陰口や批判、クレームなど、社会やコミュニティに関する緊張、重圧、不安を抱えているのが現状であり、親も子もおだやかに、笑ってすごせる社会であればと願います。」 等、参加者の皆様からも活発な意見が寄せられました。

講演会の最後のしめくくりとして、そねはじめ前都議は、
「ひとつに、講演会を聞いての発見は、いじめの変化として、子どもの遊びにいじめが入り込んでしまっていること。
いじめをなくすために、子どもに強制してもダメで、本当の意味での楽しい遊びや子ども文化が必要であること。
2つに、子どもたちへのストレスになっている5つの社会的問題は、大変な課題だがその問題を意識して取り組む必要があること。
3つに、日本の共同体意識は、震災の時の助け合いのように、大きな力となる時もあるが、一方で、個の確立ができないと、村八分のような状況も生み出す。個が尊重された共同が大切であること。
4つに、政治や行政にかかわる立場として、教育と政治、議会のかかわりについて、日の丸、君が代問題や道徳の問題など、多数決ではかれないものへの対応には、歴史的な教訓からも、教育の独立を大事にしていきたい。
教育環境の整備に、改めて力をつくしていきたい」と語りました。

講演会を行って、子どもと先生の豊かな関係をつくる教育環境の整備はもちろんのこと、子どもの問題を大人自身が共に話しあい、考え合うこと、自分達の身近なところから、子どものがワクワク、生き生き、のびのびと育つことができる環境、人のつながりをつくっていくことも大切だと改めて感じました。
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3月27日(水)


満開の桜がまだもっている本日は、北区議会第1定例会最終本会議。議決となる47本の議案に対する採決を行いました。

日本共産党北区議員団は、新年度予算の一般会計予算と国民健康保険会計予算については、区民のくらし最優先の予算編成を求め、負担増に反対する立場から、また、駅前再開発を行い、建築物の高さ制限を緩和させる地区計画の条例等、計4つの条例に反対しました。
他の43の条例には賛成しました。

よく、共産党は何でも反対等と言われますが、住民の立場で不利益なもの、望ましくないものを見定めています。

私達からみれば、どんな内容にも全て賛成している方が不思議な気がします。しかも、今の議会は、ほぼオール与党体勢であり、日本共産党の役割は悪政の暴走に歯止めをかける意味でも、重要と自負しています。
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3月26日(火)


そねはじめ前都議と王子駅中央口にて、朝のごあいさつ。今日から小、中学校は春休み。
社会人の皆様も新たな気持ちで、新年度が迎えられますように。

午後は北区議会防災対策特別委員会にて、北区地域防災計画の改訂内容を担当副参事より報告頂きました。
今回の防災計画は東日本大震災を教訓とし、より実践的、具体的な内容となり、区民の皆様に向けても、新年度にその内容を防災パンフレットにして配布さるれます。
区も区民も力を合わせて、震災から命、財産を守っていきましょう。
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3月25日(月)


区立小学校の卒業式に参列しました。
桜は満開ながらも、小雨まじりの肌寒さ。

式の前に校長先生がごあいさつにみえられ、「お祝いの日は、願ってでも雨に降られるようにと、先輩から言われたものです。雨降って、地固まる。の言葉通り、子ども達の門出にふさわしい、しっとりとした卒業式にしてゆきたい」と話されました。

正装した卒業生の皆さんが、緊張の面持ちで入場。
かわいかった入学の頃を思うと、6年間の成長に改めて目をみはります。
名前を呼ばれて、卒業証書を受け取る姿も、皆さんとても立派でした。

送り出す先生達の目にも涙が、、、。
いつもより大人びて見える子ども達の姿に、日々の子ども達とかかわりが思い出されて、胸がいっぱいのことでしょう。
そんな子ども達と先生の関係には、いつも感動を覚えます。

子ども達の豊かな成長と、それを支える先生や学校現場を支援する教育環境の充実に、これからも微力ながら力をつくしたいと、しみじみ感じます。
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3月24日(日)


赤羽会館大ホールで行われた「新日本婦人の会北支部50周年のつどい」に参加しました。
会場に入ると会員さんお手製のかわいらしい提灯やつりしびなで飾られたステージと「みんなで祝おう新婦人北支部50周年 はばたけ~親子鳩」の横断幕が目に飛び込んできました。
そして、会場にはあふれんばかりの女性たち。いつにも増して、にぎやかで華やかです。


第1部は、半世紀の周年を祝って、区内の様々な団体の方々からお祝いのごあいさつ。日本共産党北区議員団とそねはじめ前都議からも、長年の運動への心からの敬意を評しました。
そして、安倍政権が支持率の高さを背景に、憲法改正、TPP推進、消費税増税を、いっきにおしすすめようとしている下で、平和とくらしを守り、身近な要求実現にも、共に連帯して頑張る決意を申し上げました。

続いて、北支部の50年のあゆみを振り返るDVDが上映されました。
王子野戦病院撤去と開放、ポストの数ほど保育所を、子ども医療費無料化、食の安全に取り組む産直運動など、草の根から次々と実現させてきた歴史や、趣味などを生かした「小組」をつくり、絵手紙、ちぎり絵、張子、朗読、合唱、親子リズムなどなど、楽しく仲間を拡げてきた内容も紹介されました。

その実績、活動は50周年記念文集「要求実現の50年 しゃべって 笑って たたかって」にも、まとめられています。

第1部の最後は暦年会員さんの表彰、50年の会員さんは28名。
ステージで、お一人おひとりがごあいさつ。皆様、とてもはつらつとしていてお元気です。
その中には、私の前任者である三橋むつよ元区議会議員もいらっしゃいました。
先輩の皆様の切実な要求にもとづき、地域の中で、生き生きと活動されてきた歴史に、心から感動し、私たちもその活動を息長く受け継いでいきたいと、改めて感じました。

第2部は、班や小組からの楽しい発表。
南京玉すだれ、朗読、合唱、フラダンス、踊り等などがご披露されました。

最後は会場みんなで「花は咲く」の大合唱。 感動で、胸がいっぱいになりました。
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3月22日(金)


今朝は王子駅南口で、そねはじめ前都議と一緒に宣伝からスタート。
日中の気温上昇で、桜がいっきに咲き始め、本日はついに満開宣言となりました!!
区役所そばの飛鳥山公園、音無親水公園の桜も、あっという間に満開モード。

八百屋のご主人が「何だか今年は、寒い寒いと言っているうちに、あっという間に桜が満開になって、自分たちの気持ちがついていかないねえ」と、苦笑していましたが本当にそんな感じです。
やっぱり、桜を楽しんでいく時間や心の準備があった方がいいですよねえ。
音無親水公園の桜 飛鳥山公園の桜と都電 音無親水公園の桜
それにしても、今日は花粉症も全開?でした。
何度は鼻をかんでも、かんでも、、、。
もう勘弁してほしい!!

嬉しさと悲しさがどっどくる一日でした。

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3月20日(水)


昨日、飛鳥山公園脇の坂を通った時、ブロック塀に何やうごめくものを発見。
「何だろう?」と近づいてみたら、、、。 それは「へび!!」でした。

お~。お~。あたたかさにつられて、とうとう冬眠からさめて現れましたか?
しかもブロック塀の隙間から。すごいなあ。
結構、長いよ~。

この驚きを誰かと共有したくて、歩いてきた高校生らしきカップルに、「見てみて」と思わず声をかけてしまいました。

私が去った後、さぞかし二人は盛り上がったのではないでしょうか?


飛鳥山公園の桜も色づいてきて、春ですねえ~。


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3月19日(火)


区立中学校の卒業式に参加。
卒業生代表の生徒さんが、3年間の思い出を語りながら、先生や親、友人たちに感謝を述べ、「大切なものは日常の中にある」と語っていた。本当にそのとおりだと思う、、、。

卒業生の最後の合唱「大地讃頌」「旅立ちの日に」も素晴らしかった。
それにしても「旅立ちの日に」は、ピアノのメロディが流れるだけで、想いがあふれて胸にぐっときます。

卒業証書授与で名前が呼ばれたけれど、出席できなかった生徒さん達や、まだ進路が決まっていない生徒さん達にも想いを寄せて、一人ひとりのこれからの人生に幸多かれと願います。
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3月17日(日)


地域の皆様にお集まり頂き、堀船ふれあい館にて、都区政報告会を開催しました。
そねはじめ前都議からは、切実な高齢者施設の整備や、都営住宅など公共住宅の建設再開、最低賃金1000円以上に、子どものいじめ問題など、私、山崎たい子からは、今議会で多きな話題となっている新庁舎建設やまちづくり、公共施設の再配置問題などを報告させていただきました。
住民の皆様からは「国民年金でも入れる特別養護老人ホームをつくってほしい」「公社住宅の家賃値上げの通知がきた。本当に困る」「年金は2ヶ月に一度の支給だが、支給月ではない時のやりくりが大変。
ちょっとしたお金を貸してくれる制度があると助かる」「子どものいじめが心配。地域で子どもたちを見守ることも大切では」「2回の水害にみまわれたが、2回目は被害も大きかったのに、住民には何の保障もない。何とかならないのか」等などの質問、意見を頂きました。
どれもくらしの切実なご要望です。

そねはじめ前都議と共に、住民の皆様の声が政治に反映できるよう、がんばってまいります。
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3月13日(水)


王子駅そばの三角公園で、3・13重税反対集会が開催され、そねはじめ前都議、区議団と共に参加しました。

朝からの強風で、飛ばされそうでしたが、消費税増税の中止、雇用確保と賃金引上げ、各種保険料の引き下げ、丁寧で親切な窓口対応などを求める東京土建北支部や北区民主商工会、生活と健康を守る会などの、団体代表者の気迫のこもったスピーチに、身体が引き締まりました。

働く人の賃金引上げでデフレ脱却を!との日本共産党や民主団体が求めに、安倍内閣も動かざるをえなくなり、経済界に賃上げを要請。
大企業がいっせいにボーナス等の引き上げ方向です。 税金は応能負担で庶民増税するな、賃上げ、内需拡大でデフレ脱却をの世論を更に拡げてゆきましょう。
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3月10日(日)


東日本大震災、東電の原発事故から丸2年。
北区でも区民や民主団体の皆様が実行委員会形式で協同し、昨年に続いて「さよなら原発in飛鳥山」を開催し、私もシンボルカラーの黄色いシャツを着て参加しました。

震災からの復興・再建を願い「花は咲く」を合唱した後、リレースピーチ。
浪江町から北区へ避難してきた女性の方は、「原発事故前は、病気などなかった元気な夫が、うつや記憶障害となり、その他にも、様々な病気をかかえるようになった。原因は東電への怒りとストレスだと思う。家も田畑も生きがいもふるさとも奪われ、避難している人がたくさんいる。
それなのに安部首相は原発を再稼動するとは許せない。福島の苦しみをほかのどこにも繰り返してはならない」と切々と訴えました。
また、反原発運動にかかわっている女性は、「事故後に4つの事故調査委員会が設置されているが、まだまだ事故の原因究明が徹底されているとは思えない。
事故の徹底究明もないまま、原発再稼動などあってはならない」と、厳しく指摘しました。
更に、区内で子育てをしているお母さんからは、「子どもたちへの放射線の影響が心配。
改定中の北区地域防災計画案では放射線対策として、相談や放射線測定等の記述が新たに加えられたものの、原発事故を想定した対策にはなっていない。現状の放射線測定内容や対策基準も不十分。子ども達の課外授業場所も安全性を考え変更されるべき」と、北区の対応についても更なる改善が語られました。
どのスピーチも深く胸にささるものばかりです。
私たちは原発事故に対し、これまで以上に真剣に、向きあわなければならないと強く思いました。

午後246分には全員で黙祷を行い、最後に心をこめて「ふるさと」を合唱し、王子駅周辺を「原発はいらない」と、元気にアピールウオークしました。

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3月9日(土)


目がかゆ~い!鼻水がでる~!のをこらえて、そねはじめ前都議と地域を宣伝カーでまわりました。
昨日の国会質問では、日本共産党笠井亮議員が賃金引上げを質問。
安倍首相は「正規・非正規関係なく賃金が上昇し、消費が増加すれば経済は良い循環に入っていく。
呼びかけは行っていきたい」と答弁。

麻生副総理も「共産党と自民党が一緒になって賃上げを求めるのは、歴史始まって以来ではないか。内部留保が賃金に回ればGDPを押し上げ、日本経済が活気づくためにも重要な要素だ」と答弁しました。

そねはじめさんは、東京都でも時給1000円以上に。
中小企業へはそのための支援も行って実施させようと訴え。

家から出て話を聞いていた男性は「昨日の国会の質問はとてもよかった」と、話しかけてくれました。
皆様の期待に応えられるようがんばります。

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3月6日(水)


先日開会された北区議会本会議や健康福祉委員会、文教委員会にて、今後の児童館のあり方や放課後子どもプランについて、答弁、報告がありました。

今後の児童館のあり方に関する基本方針案へのパブリックコメントは197件あった。近年のパブコメでは最も多い

小学生の健全育成機能は基本的には学校での放課後子どもプランに移行していくが、児童館[仮称子どもセンター]においても、小学生への対応は行っていくと修正。区議団や区民の意見が反映

また、来年度から放課後子どもプランを導入する浮間西小はNPO法人ワーカーズコープ、岩淵小は株日本保育サービスに委託。
学童グラブの生活の場としての援助、家庭との連絡、情報交換は継続して行っていく。等

私は文教委員会で、放課後子どもプランは保護者への説明や理解がまだまだ不十分であり、今後、進める中でも様々な問題や課題が出てくると思う。そうした声にこたえられるシステムを つくり、丁寧に対応して改善に努めてほしい旨、要望しました。
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3月4日(月)


北区議会文教委員会が開かれ、いじめや体罰のない学校への取り組み、学力向上などについて質疑しました。
北区では来年度、大きな教育課題となっているいじめ問題に対応するため、小・中学校でQU調査(子どもが学校生活に満足しているか?
学級集団への適応はどうか?楽しく生活しているか?
等のアンケート調査を行い、子どもへの早期対応ができるようにする)の実施や、スクールカウンセラーを2名、スクールソーシャルワーカー(SSW)を1名増員、SSWのスーパーバイザーを導入する予算を計上しました。

SSWは現在、社会福祉士と精神保健福祉士の2名が教育相談所に配置され、北区全体の学校からの相談に対応していますが、相談件数が増えているため、そのSSWを1名増やし、更にSSWのスーパーバイザーを北区社会福祉士会にお願いし、2か月に1回程度、対応への助言が行えるようにするとのことです。

学校・教師と子ども・保護者の他に、第3者的な立場で相談や調整がはかれる機能があることは、問題解決の重要な役割があると認識しており、会派としても専門家の人員増を要望していました。
また、専門家を更にバックアップする体制があることは、より適切な対応をすすめる上でも大切なことであり、新年度予算(案)の措置は前進と受けとめています。

私は、昨年、視察した杉並区の社会福祉士会の取り組みを紹介し、新年度の北区のとりくみが更に充実するよう求めました。
それは、スクールソーシャルワーカーが、子ども達の相談にのるだけではなく、自身が所属している社会福祉士会がバックアップし、区有施設を活用し、学習や交流を中心とした子どもたちの居場所つくりの活動も行っていることです。
子どもが中学校を卒業した後も、悩みの相談にのれるなど、つながりを持ってフォローしていることもすばらしいと思いました。

続いて、子ども達の学力向上の取り組みについての質疑では、新内閣が35人学級拡大への予算措置を凍結したもとで、日本共産党都議団の要請にも応えて、東京都が単独で教員加配を行い、中学1年生の35人学級を実施する予算を計上しました。
その措置が実施されると北区では、中学校7校が該当する予定です。

子ども達の学力向上のために、基本的には35人学級の拡充をと引き続き強く求めました。
あわせて、北区では学力パワーアップ事業として、非常勤講師や都の少人数指導のための加配教員の配置を行っているが、学級運営や特別な支援を必要とする児童・生徒の支援要員の更なる人員配置の拡充を求めました。
担当課長からは「今年度、学級支援員として担任の学級運営の困難なところへ、4校配置したが、新年度は学校側から11校の要請がきている。モデル的にすすめていきたい」との答弁をえました。

各学校では、職員の先生方が協力し合いながら懸命に対応されている。
その上で要請されていることなので、教育委員会として全力をあげて、人的支援を行ってほしいと改めて要請しました。
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3月3日(日)
その2

午後からは、豊島ふれあい館大ホールにて、会場いっぱいの参加者をえて、日本共産党、春をよぶ「ひなまつりのつどい」を行いました。

会場の舞台には、つるしびなやおきびな、春の花が飾られ、おひなさまに相応しい雰囲気満点!!

また、日ごろから皆様が熱心に取り組んでいる作品も展示。
絵画、絵手紙、木彫り、手芸、押し花、そして、そねはじめさんの切り絵と素敵なコーナーもできました。

第1部は、6月の都議会議員選挙で議席奪還に挑む、そねはじめさんからのごあいさつ。
東京都の財政力を都民のくらし最優先に活用し、都民が重い負担にあえいでいる各種保険料の軽減や、待機者がなかなか減らない高齢者福祉施設や認可保育園の大幅増設、都営住宅の建設再開、そして都民の所得を増やしてゆく改革に取り組みたいと、力強くあいさつし、会場からは「そうだ」「がんばれ」の声援がとびました。
また、そねさんは自身の活動の原点は、大学時代に出会った子どもたちとのかかわりだったこと。
両親が共働きや出稼ぎに出ている子どもたちに、人形劇や童話のよみきかせ等を行って、こどもたちの目が生き生きと輝いてゆくのを感じ、どんな困難な中でも、子どもは豊かに育っていく力があることを学んだとして、今、子ども達をとりまく競争教育やいじめの問題、子どもの生きずらさ、育ちづらい現状を変えてゆけるように、全力をつくしたいと訴え、共感を拡げました。
そねさんは次の会場に向かうため、皆さんと握手をかわして、退場。
続いて、私、山崎たい子が都議選情勢をお話させて頂きました。
総選挙の比例代表の得票では、北区で第6党という状況下、北区の都議定数4議席に入っていくことは、なみなみならぬ取り組みですが、都民の要求を前面に、草の根の力を発揮してがんばる決意を申し上げました。 お茶タイムで小休止した後は、第2部のお楽しみ。
フルートとお琴の合奏やハーモニカの演奏で、さくら、ひなまつり、花、ふるさと等を熱唱し、会場はひと足早く春がきたような温かさに包まれました。
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3月3日(日)
その1

午前中、王子地区野球連盟の開会式に参加した後、豊島4丁目町会主催のもちつきに顔を出しました。

ひときわ目をひいたのは、もち米をむすための「かまど」「40年の歴史があるかまどだよ!俺がつくったんだからまちがいない」と、製作者のご主人が誇らしげに話してくださいました。
本当に火力のパワーも見事で、ほれぼれする立派なかまどでした。

親子連れや高齢者の皆様も列をつくって、つきたてほやほやのおもちを頂いています。


かまどで焼いた焼き芋
お手伝いの皆様はとても手際よく、次々に、あんこ、ごま、きなこもちをパックに。
私も美味しくいただきました!!
ありがとうございました(^^)

おもちパワーを頂いて、午後の「つどい」がんばります!

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