日本共産党北区議員 本田正則
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2010.4.9
印刷局東京病院−滝野川唯一の救急病院の看板外す?
公の責任で医療機能存続を

2次指定救急医療機関は 内科:滝野川0(赤羽2王子3)外科1
 東京消防庁のホームページの救急医療病院案内で内科について調べると、(4/6)時点では北9足立23荒川7板橋20豊島12文京8の病院が列挙してあり、その日受け入れ可能かどうかに○×がついています。その中に滝野川の病院は0、外科、整形外科でかろうじては印刷局東京病院があるだけです。
 休日夜間も入院や手術受け入れができるなどの条件のある指定二次救急医療機関は、北区内では王子に3つ、赤羽に2つ、滝野川には0です。
 人口8万5千人の滝野川区民事務所管内に、外科・整形外科の救急病院がたった一つ。内科の救急病院がなく、休日夜間、手術や入院ができるところが一つもないという不安な状況は見過ごせません。
 内科、外科、整形外科などの診療科目と入院ベッドを持つ病院は、簡単に開設できません。民間病院の継続性に疑問がある中、東京病院は公的な病院として存続させる大きな運動が決め手です。

地域医療に貢献する都立駒込病院に

 都立駒込病院は、昨年4月から建物管理や検査、機器、薬品、物品調達や管理などを三菱商事などに任せるPFIの運営形態になりましたが、治療に必要な器具が、スムーズに揃わない、院内の清掃が不十分などの訴えが、働いている方々から出されています。
 また、昨年09年1月からがん・伝染病センター駒込病院となりました。がんと感染症、合併症にも対応でき、「全人的医療が可能な総合基盤を持ったセンター病院として、さらに発展して行きたい」としていますが、通院患者なのに救急の入院が断られたなどの話も聞こえてきます。
 地域医療の拠点病院としての機能をもっと重視してほしいものです。
 「駒込病院を守る会」が、PFI運営開始1周年にあたり、4月16日(金)文京区民センター(春日駅となり)で報告集会を行うとのことです。


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