日本共産党北区議員 本田正則
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2011.01.25
二つのゼロ・4つの安心シリーズ その3
特養・保育園待機ゼロ 
中小企業活性化・高齢者見守り・就労支援・少人数学級
特別養護老人ホームの待機ゼロ
田端に介護老人健康保健施設 1/24 建設近隣説明会

 先週もレポートしたように、私は9月の代表質問で、高齢者の見守りネットワークの充実を提案。とりわけ、地域包括支援センターの職員増を求めました。また国の介護保険制度見直しに区としての意見を出すよう求めました。
 北区でも1000名に迫る特養ホームの待機者ゼロには、新設や増床に加え、24時間介護など在宅介護の整備も、認知症グループホーム等の増設も必要です。しかし、23区では、用地不足と、用地・建設費等が、居住費に跳ね返るので、遊休国公有地の提供も重要な課題です。
 新町中跡地に建てる特養は、東京で初めての、費用の安い4人部屋が併設になります。また、田端の区画整理区域では、かねて建設工事中の認知症グループホームに加えて、(株)昭和ドレス跡地に、介護老人保健施設の建設が決まり説明会が開かれました。
以下のようなやりとりがありました。
介護老人健康保険施設とは?
  病院の退院後、バリアフリー工事や、介護者の仕事の調整など、在宅生活の準備が整うまで生活する施設で、医師も常駐、リハビリに力を入れると説明しました。
民間なの?公なの?
 北区や東京都が建設費を補助して、民間の医療法人社団福寿会が建設し運営する介護施設。介護保険で、所得や介護度に応じて利用料が決まります。次回の説明会に、福寿会の足立区にある施設の現行の利用料をご紹介しますと説明。
仮住まい中の近隣にも通知を
  福寿会は東京都の第二区画整理事務所の、個人情報保護で、お知らせできませんでしたと陳謝。私(本田)は、東京都の区画整理事業当局に、北区と福寿会から再度協力を仰ぐべきだと意見を述べました。参加者の意見で、再度説明会を開催することになりました。
●施設概略 100床の老健施設に、通所リハビリテーション、地域包括支援センター、訪問看護ステーションが併設され、地上4階地下1階です。

2011.01.18
二つのゼロ・4つの安心シリーズ その2
特養・保育園待機ゼロ
中小企業活性化・高齢者見守り・就労支援・少人数学級

高齢者見守り体制の確立

●本田議員が九月議会で質問
 9/13日、私、本田正則は、北区議会の代表質問で、高齢者の見守りネットワークの充実を提案しました。熱中症死、孤立死・無縁死や行方不明など様々な問題が起きたからです。
 高齢者の安否確認などを行う見守りネットワークは、12カ所ある地域包括支援センター(「包括」と略す)が中心で実施することになっています。そして北区も「お互い様ネットワーク」と言う名前でボランティアさんの登録もされています。しかし「包括」からはボランティアさんへの具体的な提案や連絡や調整や研修などの働きかけが日常的に行われていません。「包括」が、介護保険の要介護や要支援に認定されない非該当の方々の予防プランづくりで目一杯だからです。新宿区は、この「包括」の専門職員を倍加させて、相談を受けたり、地域に出かける包括支援に力を入れ始めました。この例も紹介し、思い切った専門職員増を提案しました。何としても実現するために全力を尽くします。

特別養護老人ホームの待機ゼロ

 北区では特養ホームの待機者が1000名に迫っています。施設が全く足りません。東京では、用地取得費が高く、それが利用料に跳ね返るためなおさら入居が困難になっています。そのうえ、15万円程度で入居可能な4人部屋の特養には建設費補助が出ないため、全て利用料が20万近くかかる新型=ユニット型(全室個室)の特養しか新設されず、年金額の少ない高齢者にはますます入りづらくなっていました。この問題を追及し続けたのも日本共産党です。
 今度、東京都で初めて、4人部屋を作っても(3割まで)補助金が出る仕組みが新町中跡地を北区が定期借地権で貸し出して民間が建設する特養に適用されることになりました。
 私、本田正則も、9月の代表質問で、国有地の提供を国に求めるよう迫りました。
 24時間の介護サービスの充実や見守り・通報体制の確立で、特養に入らなくても人生を全うできるようにすることも提案しています。


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