財政運営安定の三つの視点
さて、私本田正則、三つの視点で財政運営安定に取り組みます。@つは過去最高となった北区の積立金390億円の一部を上手に活用することです、Aつは区役所庁舎の建て替えや、十条の47階建て再開発など大型公共事業を区民合意前提で見直し、ムダを抑えることです。Bつに地域経済の活性化を進めて、区民所得の向上で税収をふやすことです。
そして、北区が心配している国や東京都の財源吸い上げに対しては、区民と力を合わせて跳ね返す区政に転換していくことが大事です。
現在、国からの「補助金」は支出されていますが、「地方交付税交付金」は支出されません。「一括交付金化」の場合、これまで国から支出されてきた補助金分がゼロになり1割近く減る可能性もあるのです。
二つのゼロ・四つの安心
これで、二つのゼロ、四つの安心に取り組みます。
二つのゼロ、1つめのゼロは1000人に迫る勢いで増えている、特別養護老人ホームの待機者をゼロにすることです。もう一つのゼロは、119人が認可の保育園に入れず待機しています。認証保育園や、いわゆる未認可保育室、保育ママなどに保育を受けている方とあわせると約300人にもなります。この認可保育園の待機児童ゼロの実現です。
五つの安心、一つは中小企業活性化です。区内共通商品券で皆さんのお宅の住宅リフォーム助成を行うなどで、中小企業の仕事を確保し、働く人の雇用をふやし、商店街の売り上げ拡大するなどの手立てを尽くします。
二つ目の安心は、高齢者の見守り体制の充実。三つ目の安心は、就労支援の拡充。四つ目は、35人学級、30人学級を一日も早く実現することです。私はこの他に、ファミリー家賃補助の改善・充実など住宅施策の確立にも力を入れます。
地域経済と国民経済が元気にならないとくらしは良くなりません。働く人から搾り取る大企業のやり方を変えさせる政治が必要です。また、ご病気の方や高齢者、障害者、そして子どもたちの福祉と教育の充実は自治体最大の責務です。
実現めざして頑張ります。
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