活動日誌

2007年8月29日(水)

「北区議会・9条を守る会」が市ヶ谷・防衛省見学ツアー

北区では、44人の議員中25人と過半数を擁する「北区議会・9条を守る会」が結成されています。

この日、公明・民主・新社会・共産の会派に属する11人の会員で、市ヶ谷にある防衛省の見学ツアーにでかけました。

儀杖広場や東京裁判がおこなわれた市ヶ谷記念館、三島由紀夫が自決したバルコニーなどを見てまわる、解説つき約2時間のコースでしたが、官公庁最大規模という庁舎A棟の中ではカメラでの撮影も禁止という厳戒態勢でした。

見学後の懇親会では、党派を超えて「憲法9条はやっぱり大事」との感想が出され、大いに盛り上がりました。

2007年8月18日(土)

「平和のための北区の戦争展」

今年も「平和のための北区の戦争展」が、北とぴあ地下展示ホールで2日間の予定で開かれます。今日は初日ということで、オープニングセレモニーが開かれました。

安倍首相は参議院選挙で大敗を喫した後も、憲法改悪にしがみつく姿勢をみせています。「さきの戦争は正しかった」という"靖国派"の主張を打ち破る上でも、戦争や被爆の実相、日本国憲法が生まれた背景など、歴史の事実を広く知らせてゆくことが必要です。毎年、この時期に開かれる「戦争展」は、そうした意味でもたいへん大きな意義をもっていると思います。

一人でも多くの方が「戦争展」に足を運んでくださるよう願うものです。

2007年8月10日(金)

北区革新懇納涼のつどいで俳優の宝田明氏が講演

北区革新懇が、毎年夏に恒例となっている納涼のつどいを岸町ふれあい館で開き、私も参加しました。

今回は、北区在住の俳優、宝田明さんが「憲法9条と俳優人生のことなど」と題して記念講演をおこなうということで、会場は大盛況。真っ白いジャケットに身をつつまれた宝田さんが登場すると、大きな拍手が起きました。

宝田さんは、旧満州・ハルピンで過ごした幼少時代、駐留していたソ連兵に銃で撃たれて腹部に大怪我を負ったこと、日本に引き揚げてくる際、食べるものがなく育てられないからと、泣く泣くわが子を中国人に預けてくる女性らをたくさん見たことなど、自らの戦争体験を生々しく語りました。

黒澤明監督との交遊や出演映画での撮影エピソードなど俳優人生にも言及し、講演は1時間にもおよびました。「憲法9条は平和の宝だ(宝田)!」と会場を沸かせながら、最後まで熱い平和への思いを語っていただきました。