2010年12月27日(月)
花川区長に越年対応など緊急の申し入れ
年末を前にして、越年対策など3つの内容で、日本共産党北区議員団として花川区長に緊急の申し入れをおこないました。
要請したのは、(1)生活保護など緊急の相談に応じることができる万全の越年対策を講じること、(2)「住宅リフォーム助成制度」を緊急景気対策として早期に実施すること、(3)地上デジタル放送は、チューナー設置・操作方法、アンテナ設置などについて万全な対策をとること、です。
特に、住宅リフォーム助成制度については、実施した自治体では大きな経済効果を生み、地元の中小建設業者からも大いに歓迎されている施策です。担当の住宅課長からは、「申し入れの方向ですすめてゆきたい。いま制度設計などに着手している」と、前向きな答弁をいただきました。
要請には、議員団のほか、そねはじめ前都議、ながいともこ党北地区医療・福祉相談室長も参加しました。
2010年12月23日(木)
長崎の原爆を描いたアニメ映画「アンゼラスの鐘」を観賞
被爆60周年平和祈念作品として製作された長編アニメーション映画「NAGASAKI 1945 アンゼラスの鐘」の上映会が北とぴあで開かれ、観賞してきました。
今回の上映会は、今年の夏に広島で開かれた原水爆禁止世界大会に参加した北区の代表団有志が、会場で観たこの映画を、ぜひ北区のみなさんにも観てもらいたいと話し合い、実行委員会をたちあげて企画されたものです。ほくと医療生協や土建で活動する若い方々が中心になって準備し、当日は70名近い人たちが参加しました。
映画は、長崎の爆心地に近い浦上第一病院でくりひろげられた医師や病院関係者による医療活動を、事実に基づいて描きだしたもの。アニメとはいえ、一瞬で多くの人々を地獄に陥れた原爆のすさまじさを伝える内容でした。
いつもお世話になっている双友会(北区の原爆被爆者の会)の被爆者のみなさんも観賞に来ていましたが、映画を観ているうちに「悪寒がしてきた」との感想をのべられていたのが、胸に突き刺さりました。
いま北朝鮮の軍事的挑発などに対し、民主党政権は軍事的対抗措置を強化しようとしています。「目には目を」では、戦争の危険を広げるばかりです。2度と戦争は起こしてはならない、ましてや核兵器の使用を許してはいけない、との思いを強くさせる上映会でした。
2010年12月18日(土)
志茂・赤羽後援会「区政報告のつどい」で区政報告
日本共産党志茂・赤羽後援会主催の「区政報告のつどい」が赤羽会館小ホールで開かれ、区政報告をおこないました。
いつもの通りスライドを使って、広がる貧困、待機児解消、赤羽駅改修、議会改革などをテーマに、北区議会第4回定例会の内容をお話しさせていただきました。
報告の後、参加された44人の方々は、5つのテーブルにわかれて感想や意見を交流。そこで出された質問に、再度私が答える形式でつどいが進められました。
介護保険や区庁舎移転、赤羽岩淵中学校の新校舎建設、赤羽公園の遊具撤去など、さまざまなご意見をいただきました。地元の問題について、これからも身近に感じてもらえるよう、報告会の開催や区政レポートの発行を続けてゆきたいと思います。
2010年12月16日(木)
雇用、子育て、医療・介護問題で厚生労働省と交渉
日本共産党東京都委員会と地方議員団が、雇用、子育て、医療・介護のさまざまな問題について要望をまとめ、厚労省に提出、本日は国会内でその回答を得るために交渉をおこないました。
笠井亮衆院議員、田村智子参院議員が同席し、北区議員団からは、福島宏紀議員、さがらとしこ議員、本田正則議員と私、さらに宇都宮章党北地区くらし・雇用相談室長、ながいともこ同医療・福祉相談室長もいっしょに参加しました。
雇用では人間らしく働けるルールを確立すること、子育てでは「子ども・子育て新システム」導入をやめ、保育・子育て施策を拡充すること、医療・介護では国保の「広域化」や介護保険の改悪をやめるよう求めました。厚労省側の回答は大方が国の言い分をくりかえすのみで、私たちの要望に正面からこたえるものではありませんでした。この間、「あの政権交代はいったい何だったのか」と、民主党への国民の怒りが広がっていますが、実際にこうして交渉してみると、今までと何も変わっていない、むしろ悪くなってさえいると実感させられます。
くらし、雇用を守るために国の姿勢や政策を変えるとともに、地方自治体でできることは、どんどん提案し実現させていかなければならないと思います。
2010年12月8日(水)
赤羽岩淵中学校新校舎建設についての近隣説明会に参加
統合した赤羽岩淵中学校の新校舎を、旧岩淵中学校跡地に建設するにあたっての近隣説明会が赤羽岩淵中多目的室で開かれました。
新校舎建設にむけて、今年度(2010年度)に基本設計、来年度(2011年度)に実施設計・校舎解体、2012年度と2013年度に新校舎建設工事、2014年4月に現在の場所から移転して開設、というスケジュールが示されました。
また、新築のコンセプトとして「まちとふれ合う学びの場」「親しまれる活動拠点」「賑わいをつなぐ」「思い出の記憶装置」などが示されました。
現在、基本設計検討会がおこなわれていますが、全体の配置としては、スズラン通りに隣接した北側に体育館、プールなどの施設を内包した校舎を建設、南側に200㍍トラックを有する運動場がつくられる予定です。
2010年12月4日(土)
第9回家族ふれあいコンサートを鑑賞
青少年赤羽地区委員会・岩淵児童館共催の第9回家族ふれあいコンサートが赤羽会館講堂で開かれ、観賞しました。
児童館に通う小中学校の児童、生徒や地域で音楽活動に携わっている大人のみなさんが、合奏、バトン、一輪車、ダンス、手話コーラスなどさまざまなパフォーマンスを披露してくれます。
地元で楽器を教えている小嶋和久氏(クラリネット)、小嶋優子氏(ピアノ)のご夫妻は、毎回出演して「クラリネットをこわしちゃった」を演奏します。わざと音をはずし、「こわれちゃったー」といってクラリネットをバラバラに分解してゆきます。最後にはマウスピースだけで演奏をしめくくり。何度見ても楽しめ、子どもたちも大喜びです。
今回初出場は、おやじバンド「楽庫(らっこ)」。いつも大変お世話になっている岩淵小学校の佐々木校長先生がキーボードで参加されています。昨年は北区の「おやじバンドフェスティバル」にも出演した腕前で、70年代フォークを演奏してくれました。
楽しみにしていた岩淵小学校のスクールバンドの演奏は、時間の都合で聴くことができませんでした。来年もぜひ参加したいと思います。
2010年12月4日(土)
北区障害者作品展を見学
毎年開かれている北区障害者作品展が、今年も十条にある区立障害者福祉センターで開かれました。
区内の障がい者施設や障がい者団体がブースを出し、絵画や書道、写真、手作りの小物などの作品を展示。この日のためにと、精魂こめてつくりあげてきた作品の数々を鑑賞させていただきました。
毎週の早朝駅頭宣伝で顔をあわせ、いつもごあいさつしている障がい者のみなさんも元気に参加し、すばらしい作品を出展されていました。
2010年12月1日(水)
故・大澤榮一さんの回顧絵画展オープニングであいさつ
今年の5月に惜しくもこの世を去った大澤榮一さん。労働組合運動の専従を長く勤められ、志茂の地域で日本共産党後援会の活動にも尽力されました。
本日から、大澤さんが生前に遺された絵画作品を飾った回顧展が王子・ギャラリー沙画夢(さがむ)ではじまりました。初日の今日、オープニング・パーティーが開かれ、妻のケサノさんをはじめ、大澤さんゆかりの約30人の方々が集まりました。私も参加し、あいさつをさせていただきました。
色彩豊かな大澤さんの絵には、戦争体験にもとづく平和への渇望、志茂・赤羽の地域に対する愛着、社会的貧困や不正を許さない正義感がみなぎっています。たくさんの人たちに、大澤さんの絵を観ていただきたいと思います。