北区内の 350 床の拠点病院が総休診。荒川区でも救急搬入が遅れ、妊婦の赤ちゃんが死産。医療現場の衝撃!
昨日の真夏日がうそのように上着を着込まなければ寒いくらいの雨模様の中宣伝カーで区政報告を行いました。
おりしも、昨日の決算特別委員会終了後、緊急の幹事長会が開かれ、北区内にある 350 床の拠点病院である「東十条病院」が医師の大学病院への引き上げにより 10 月いっぱいで総休診するという前代未聞の報告を北区保健所長より、受けた内容も紹介しました。
高度医療の診療報酬を上げる一方で、療養ベットの削減をはじめ地域の中小病院や医療機関は、診療報酬が下がり、経営が困難になるという事態が進んでいます。
また、お隣の荒川区では救急搬入が遅れ妊婦の赤ちゃんが死産していたことが共産党都議団の議会質問で明らかになりました。
今、進められている医療改革の負の影響が直撃している結果ではないでしょうか。
被害を受け、困るのは医療を受ける患者であり地域住民です。「医療難民」ーという言葉が現実実をおびて響きます。
75 歳以上からの後期高齢者医療制度の実施、 70 ~ 74 歳までの医療費窓口負担 2 割への引き上げなどこれまで自民公明が強行した医療改革の被害がこれ以上広がらないように、早急に改善が求められていることを呼びかけました。 |