日本共産党北区議員 山崎たい子
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2012年
1月29日(日)
午前中、北とぴあ飛鳥ホールで開かれた「支えあいフェスタ」に、行ってきました。
区内の自主グループや団体の皆様が、日頃の地域活動を報告、発表するお祭りです。
会場は大盛況で、支え合いのグループや活動が、ますます発展し、数も増えていることを実感しました。


個人的に目を引いたのは、(グリーンハート)というグリープです。思春期の性と生を考え、活動されており、月に1回。学習会も行っています。

次回は、2月19日、13時半から、北区医師会会長の野本先生を講師に、信じたいけど、子どもの現状をテーマに、語り合う会が、企画されています。
会場は、北区医師会館にて、私も当事者の親なので、行ってみたいです。



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1月28日(土)
午前中は、毎年恒例の北区男女協同参画ネットワーク主催による、区議との懇談会に参加しました。

今年のテーマは女性の視点で考える「減災対策について」です。
北区は今年度、学識経験者や区民代表からなる「災害対策あり方検討会」を、6回にわたり実施してきましたが、そのメンバーでもあるネットワーク代表の我妻さんから、冒頭に検討会での話し合いの結果を報告頂きました。

その後、13名の区議会議員が4つのグループに分かれ、ネットワークの会員さんと懇談。
私の参加したグループでは
「4年後までに首都圏で大きな地震がおこる可能性が報道されていた。あらためて、家族で集る場所の確認や防災グッズ等の備えをしなくちゃと考えている」
「防災無線がよく機能するようにしてほしい」
「遠くの親戚より、近くの他人。日常のつながりを大切にし、情報を得ておくことが大事」
「学校が避難所になるが、区役所と学校の連携がとても大事になると思う」
「実際の避難所運営では、授乳や着替え、下着のきめ細かな要望を出すのが大変だったり、心が荒れている中で、性暴力もあったと聞いている。女性の視点や声が、避難所運営や防災の意思決定の場にも反映されるようにしてほしい」
「避難所運営マニュアルなどをつくり、想定訓練を行なって、どんな判断が迫られるのかやってみる事が大切だと思う」
「原発事故の対策についても、どうするか考えて対応してゆく必要がある」等、活発な意見が次々と語られました。

3、11を受けて、区民の皆様の関心が大きく高まっている時に、一人ひとりの区民と行政が、問題意識を共有しながら、減災対策を充実させてゆくことが大切だと感じました。

懇談会の後は、北とぴあの地下ホールで開催されていた、「小学校の連合展覧会」に足を運び、子ども達の力作を堪能させて頂きました。
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1月25日(水)
前日の飯田市での視察・調査に続き、本日は松本市における放射線対策の取り組みについて、午前中は松本市役所を訪れ、危機管理室の降旗係長より「放射性物質事故対策指針」策定について、午後は西部学校給食センターで土屋課長より「学校給食における取り組みついて」伺いました。

<最悪の事態を想定し、放射性物質事故対策指針を策定>
松本市では、医師でもある菅谷市長がチェルノブイリ原発事故後に、現地に滞在し医療支援を行なってきた経験から、東電の原発事故の際も、いち早く市長のリーダーシップのもと、被災地からの避難者を積極的に受け入れ、夏休みや冬休みを活用しての保養にも、できるだけ子ども達を受け入れる取り組みを行なってきました。
同時に、松本市は原発立地の自治体ではないけれど、3地域の原発から300㌔圏内でもあり、放射能が本市に及ぶ最悪の事態を想定して、今年度、パブリックコメントで市民の声も聞きながら「松本市放射性物質事故対策指針」を策定しました。
この指針は来年度の市の地域防災計画の見直しで「原子力災害対策編」として位置づける方向となっています。

<本指針の特徴と重点>
1、原発立地県ではない都市としての取り組み。2、安定ヨウ素剤の備蓄及び予防服用。3、避難措置を明確化。4、実施体制として、原子力災害対策本部の設置等です。

ヨウ素剤についてはすでに、市内の薬剤師会の協力を得て、40歳未満と妊産婦全員分を備蓄。今後、医師会と災害時医療マニュアルの見直しも含め、服用体制についても具体的な検討をすすめてゆく予定です。
避難措置や災害時の広報における情報伝達についても、県と連携を密にし、防災無線、広報車、ツイッターなどを活用し、対応すること等が示されています。

策定された指針について、放射線の基礎知識とあわせて、2月号の広報で市民へ全戸配布しました。
指針の策定経過の中で、市職員も原発事故や放射線について研修を行い、勉強を重ねたとの事です。
私は、市民の命を守るために、原発事故の対応について、市としての考えを持ち、スピード感をもって、独自に取り組んでいる姿勢が本当に素晴らしいと感じました。

<4月当初から、菅谷市長の指示のもと、安全な給食のための指針を作成し取り組む>
食品から体内に取り込まれる放射性物質の内部被曝を防ぐため、事故勅語から4月の学校再開に向けて、安全な学校給食のための指針を策定。

長野県は東電原発事故による汚染が少なかったため、地産地消で長野県産の食材を使用する等、安全な食材を選んで対応してきた。4月段階で 放射線測定器も発注し、 9 月から食材の測定を開始した。
食材から、どれくらいの放射線がでているかスクリーニングする意味で、ストロンチウムから出るα線、セシウムから出るγ線の両方を、数分程度の測定でキャッチできる機種とし、調理前検査を実施している。
1台30万円で、各センター分を購入した。食材として、提供するめやすはベラルーシで使用されていた 40 ベクレルとしている。

お話を伺って、子どもの口に入る前に、汚染のある食材をチェックでき、現場で時間や手間をかけずに対応できる方法として、現場的な工夫が行なわれていると感じました。
現在は月単位で、県レベルの検査も実施され、精密な機器で何ベクレル放射性物資が入っているかの検査も行なわれており、いろいろな角度で、給食の安全性が確保されるのは良い事だと感じました。


学校給食センターの周囲は、雪で覆われた畑。遠くにアルプスの山々を臨み、すんだ空気を、胸いっぱいに吸い込みながら、美味しい給食を安心して食べられるよう、松本市での学びを北区にも紹介してゆきたいと思いました。
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1月24日(火)
24日~25日に、同僚のさがらとしこ、永井朋子区議と共に、長野県の飯田市と松本市を視察・調査しました。

  <アイスバーンの中、いざ長野県飯田市へ>
お話しを伺った「おひさま進歩」の原さんと
前日の夜から深夜にかけて、東京でも雪が降った。早朝の雨で、24日の朝はすっかりアイスバーン状態になった都心の道。
新宿からの高速バスも、八王子インターでの「チェーン規制」により、高速に入るまで通常より1時間遅れであったが、運転手さんの挽回で、目的地の長野県飯田市には30分遅れで到着。午後からの視察に間に合うことができました。
 
飯田市は市民ファンドを活用し、市内や周辺地域で160カ所を超える公共施設や事業所の屋根を活用して、地域のエネルギー会社が太陽光発電による電気を供給する「太陽光市民共同発電事業」を展開しています。  
その地域の会社である「おひさま進歩エネルギー(株)」(以下、おひさま進歩)に伺い、笑顔が印象的な代表の原さんから、その取り組みを伺いました。

 <エネルギーの地産地消をめざして発足、保育園での太陽光発電見える化が家族や地域の話題に>  
保育園の屋根に設置されている太陽光パネル
今から8年前の2004年2月に、環境文化都市を市民の立場で取り組み、地産地消のエネルギーを目指して、NPO法人南信州おひさま進歩をたちあげ、その年の5月に市内の私立保育園に寄付型の太陽光発電を設置。  


子ども達への普及活動のため、発電のようすが見えるように「さんぽちゃん」というキャラクターで発電を表示。「見える化」をはかり、おひさまの力で電気が出来ていることや、水光熱費が浮いている事を実感してもらう。
また、ソーラークッキーづくりや着ぐるみの「さんぽちゃん」が子ども達へお話にきたりというはたらきかけを行ったそうです。


太陽光発電の「見える化」の工夫
キャラクターのさんぽちゃん
  保護者の連絡帳で、「夕方、暗くなっても電気をつけず、節電を心がけているようです」3歳児。
家に帰ってくるなり、「電気は消さなくちゃいけないんだよ」「早く寝て、電気消そう」4歳児。
「家に帰って、さんぽちゃんの誓い」を何度も言ってました。よく覚えているんですね」5歳児などの、子どもが家に帰りその様子を話し、家族や地域の中でも話題になったとのことでした。  
私はあらためて、小さな太陽光発電でも、子どもや大人、地域の方が、自然エネルギーの効果が見える普及活動の「一つのツール」として、大変重要であると実感しました。

<意志あるお金、市民出資で飛躍した太陽光発電の取り組み>
2004年12月には、飯田市とのパートナーシップ事業として、その取り組みを大きく飛躍させるために、おひさま進歩エネルギー(株)を設立。
「おひさまファンド」として市民から出資を募り(全国から2億円の出資が集まった)、飯田市の公共施設(保育園や公民館など)37カ所に、太陽光パネルを設置し(計208㌔㍗)「おひさま発電所」の稼働を始めました。

この事業において飯田市は、協働事業のパートナーとして、「おひさま進歩」に公共施設の屋根を20年間提供し、電力固定買取の契約を結んでいます。
通常であれば、行政施設の目的外使用などが課題となるところですが、行政の柔軟な姿勢にも私自身、感心しました。
 
こうして設置された「おひさま発電」による売電などの事業収入から、計画通りの配当が出資者に分配され、出資者からは「社会に役立つのであればうれしい」「出資することが、環境問題を考え行動するきっかけになった」との声が寄せられており、代表の原さんは「お金に自分の意志が反映できることも魅力だ」と語っておられました。

<初期費用ゼロで太陽光パネルが設置>  
公民館の屋上に設置されている太陽光パネル
2009年からは更に「飯田のすべての屋根に太陽光発電を」と称し飯田市、飯田信用金庫と協働で「おひさまゼロ円システム」太陽パネル設置費用ゼロ円の事業に取り組んでいます。  
こうした取り組みの中で、2010年までに導入された太陽光発電は210カ所。全発電量は1440㌔㍗、年間で約750㌧のCO2削減効果が生まれました。

原さんは最後に「エネルギーの地産地消の取り組みは、エネルギー効果だけでなく、地域の雇用創出にもつながり、人や物やお金が地域で循環し、地域が元気になる事にもつながる。」と語っておられました。 北区でも是非生かしていきたいです。
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1月22日(日)
寒さが続く中にもかかわらず「新春のつどい」に、大勢の皆様が、かけつけてくださいました。
豊島ふれあい館大ホールは、寒さをふきとばす熱気。
本当にありがとうございました。

そねはじめ前都議、山崎たい子区議から、それぞれ新年のごあいさつ、活動報告を行なった後は、地域の皆様が、日頃、楽しまれている演芸や趣味を、ご披露してくださいました。
「まだはじめたばかり」と照れながら、お正月にふさわしい大正琴の心地よい音色。
和服姿で、凛とした声が響きわたった詩吟。
会場の皆様が合唱したハーモニカ演奏と、油絵、切り絵、絵手紙のカレンダー、木彫りの彫刻、古布のネックレスなども会場に展示。
とても和やかで、楽しいひと時となりました。 それにしても、地域の皆様の多彩な活動には脱帽です。
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1月20日(金)
今年はじめて、都内でも雪が降りました。

午前中は飯田橋の特別区区政会館で、「尾木ママ」こと尾木直樹先生の講演があり、楽しみに行ってきました。
テーマは「子どもの危機をどうみるか」とても忙しい尾木先生は、70分という時間を、時々「おねえキャラ」のサービスも交えて、まさに弾丸トークで語ってくださいました。

講演の「山崎たい子メモ」を、ご参考にご覧下さい。 別途参照 <ここをクリック
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1月13日(金)
王子駅南口にて、朝の駅頭報告をそねはじめ前都議と行なった後、地域の皆様のところへ、区政レポートを持って、訪問しました。

一昨年の夏。石神井川の水害被害が甚大だった地域の方々から、「あの水害は明らかに首都高工事が関連していると思う。去年の大雨の時も、川の流れがうずを巻いて流れていた。
未だに首都高と東京都は、きちんとした謝罪もなければ、補償もない」と、お話いただきました。

区議団もそねはじめ前都議と調査を重ね、水害は大雨の影響だけでなく、川の中に占拠する多数の工作部が、水流を妨げ、水位を上昇させた、更に護岸の一部が、整備予定より20センチ低いままに残されていた等が原因と分析し、首都高と東京都に説明を求めていますが、未だに対応されていません。
三度、被害を起こさせない為にも、引き続き原因の究明を、北区にも求めていきます。
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1月10日(火)
学校も今日から授業が始まりました。
気持ちも新たに(とはうらはらに我が家の朝は大騒動)王子駅中央口でそねはじめ前都議、地域支部の皆様と、朝の駅頭報告を行ないました。
陽が射してくるまで、お話しする息が白く映ります。
今朝は、足早に出掛けるサラリーマンの皆様に、「働くものの所得を改善し、日本経済の建て直しと、国民のくらし優先の税制改革を」と呼びかけました。

今、ヨーロッパでもアメリカでも、そして日本でも、一握りの富裕層や大企業に富が集中し、貧困と格差が拡がっている現実があります。
日本の場合は、働くものの雇用条件も、資本に都合のよい使い捨ての不安定雇用が拡大したままで、中間層の所得が減り、低所得者も増大しています。
商品や物は有り余るほどに生産されながら、それを買える購買力が庶民に再配分されていません。

こんな現状を放置したまま、社会保障の財源のためと、消費税引き上げを実行すれば、ますます景気は冷え込み、くらしは更に疲弊します。
そしてあきれる事に、大企業は消費税を負担する必要がないどころか輸出品には「もどり税」で、消費税分が還付されるという始末です。
今年は国民一人ひとりが、こうした不公平感に怒り、声をあげる年でなければならないと思います。
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1月8日(日)
王子消防団の始式に参列しました。
消防団の方々は、昨年の大震災でも、地域住民の避難を支援するために献身的な活動をされ、中には自らの命を落とした方もいらっしゃいます。
そんな中、今年はいつにも増して、緊張感漂う始式となりました。
真新しい消防服も披露されました。
住民の生命と財産を守る一翼を担っていただく消防団の皆様に、改めての敬意を表し、感謝する時間となりました。
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1月5日(木)
新年から、地域の皆様にごあいさつの訪問が始まっています。
区議会のご報告を手渡しながら、玄関先での対話ですが、ご自身や家族の健康のこと、くらしの様子などのお話を伺うにつけ、区民生活の厳しさが増している状況を痛感します。


「こんな時に、消費税をあげるとは何を考えているのか」「若い人達が、元気に働ける日本にして下さい」「民主党はもう自民党と同じ」「共産党も、もっと大きくなって頑張って」との、叱咤激励もたくさん頂きました。

地域の皆様の声が私達の原動力であり、拠るべき立場です。
くらし破壊の政治と正面から対峙して闘う年にと、訪問しながら、改めて強く自分に言い聞かせました。
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1月4日(水)
北区の賀詞交換会が、北とぴあさくらホールで行われました。
オープニングは毎年恒例の合唱団の皆様。
今年は、3.11後の世界に思いをはせて、「ふるさと」が歌われました。

区長の年頭あいさつでは、3つの重点課題が示され、ひとつが、防災・水害に強い安心・安全のまちづくり。
二つ目は、長生きするなら北区が一番の取り組み。
三つ目が、子育てするなら北区の更なる充実。
いずれも、区民要望の強い施策であり、私どもの区議選公約でもあります。
これらの課題が確実に前進するよう、力を尽くします。

一方、区長は区財政の厳しさを強調し、これまでの施策の大胆な縮小、廃止も実施すると表明。
区議団は、その内容を吟味し、区民サービス低下につながらぬよう、チェック機能を果たしてまいります。
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1月2日(月)
新年明けましておめでとうございます。
2012年のスタートは、新年ごあいさつの宣伝カーから。
そねはじめ前都議会議員と地域をまわりました。

今年も日本共産党は、被災地支援と原発ゼロをめざす運動、子どもを放射能から守る取り組みに全力をつくします。
年末、野田政権は、消費税の税率8%から、10%への段階的引き上げの消費税増税法案を決定しましたが、国民のくらしや経済に大打撃を与える事は、過去の事例からも必至です。

日本共産党は、
①大企業、大資産家への新たな減税の中止、聖域をもうけず歳出の浪費をやめる。
②富裕層と大企業に応分の税負担を求める税制改革の実施。
③所得に応じた負担を求める税制改革の実施を提案しています。
力をあわせて、住民本位の民主的変革をすすめましょう。
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