日本共産党北区議員 山崎たい子
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2009年
12月28日(月)

赤羽駅東口のイルミネーション
いよいよ、年の瀬がせまってきました。 昨年は、労働組合やNPO、有志の方がたが協力し、「年越し派遣村」を日比谷公園で開き、 住まいや職を失った方々が、数百名という規模で身を寄せました。

今年は、年末年始に住む場所がない失業者の方に対し、東京都が実施主体(予算は国)で、渋谷区の国立オリンピック記念青少年センターで、公設の派遣村が開かれます。
利用できる方は、都内の路上やネットカフェなどで生活し、ハローワークで求職活動をしている方。12月29、30日は池袋や八王子など5カ所のハローワークで、臨時の求職登録も実施されます。
行政として、対応するという点で、昨年から一歩前進です。
お困りの方は、是非ご利用下さい。


赤羽駅東口のイルミネーション
先日のテレビ番組、サンデープロジェクトで、各党の党首討論が行われ、景気対策として、志位和夫委員長は次のように述べました。
「この 10 年間、雇用者報酬が 280 兆円から 253 兆円と 27 兆円減った一方で、企業の内部留保は 200 兆円から 400 兆円へ倍増した。 (その半分は大企業)
大企業は正社員を非正規におきかえ、リストラ、賃上げをして、労働者から利益を吸い上げてためこんだ。
このため込み金が、最大の埋蔵金だから、これを社会のために使わせる根本的政策転換が必要だ」と。

庶民のくらしは本当に冷え切っています。
今後はますます、大企業の内部留保を聖域にせず、庶民増税ではない、財源確保が必要だーと強く思いますが、いかがでしょうか。
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12月24日(木)
商店街のご主人とおかみさんが言った。

「クリスマスや年末って感じじゃないねえ」本当に、そう実感する。

今日、私の携帯に届いたご相談は、「家が競売にかかり、出なければならないが、これからどうやって暮らしてゆけばよいか。」
「働いた給料が入らない。家賃も払えないでいる」「毎日、ハローワークに通っているが、仕事がない。
先日もワンストップサービスをやっていたが、相談員が親身でなく、相談していた人が怒鳴っていた」などなど、、、、。

年末の行政窓口は、明日と月曜日の2日を残すだけ。

1月4日の仕事はじめまで、なか6日間。
困難を抱えている方が一人でも、無事、年を越すことができるよう、何とか手を打っていかなければー。

今夜はサンタクロースにお祈りしたい気分だ。

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12月22日(火)
そねはじめ前都議と地域支部の皆さんと共に、王子駅頭の朝宣伝を行いました。 最近はめっきり寒くなり、1時間もマイクを持っていると、指先がかじかんできますが、激励も頂き、心はあたたかです。

通りがかりで、以前、相談にのった方が、声をかけてくださいました。
12月で失業給付がきれるーと、その後のくらしが心配されていましたが、「生活支援を受けながら、職業訓練ができることになったので、6月までは目途がたちました」とのこと。
「本当に良かった」と、まずはほっと胸をなでおろしました。

失業給付の延長、雇用保険の改善、住宅も含めた生活支援、雇用創出の課題は、本当に待ったなしです。

ヨーロッパでは、仮に失職したとしても、その生活を支える社会保障、次の仕事がみつかるまでの、研修も含めたフォロー体制が構築されています。
大企業もそのための応分の負担をしているところが、日本との大きな違いではないでしょうか。

失職や生活難を、自己責任で終わらせてはいけない。 政治の姿勢、労働者や国民の意識も問われていると感じます。
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12月18日(金)

この冬一番の冷え込みとなった、 17 日、 18 日と区議団で、広島に視察に行きました。

午前中は、県立歴史博物館で、瀬戸内海航路の港として発展した歴史の奥深さを学びました。

また崖の上のポニョでも有名になった、「鞆の浦」へも訪れました。
生活道路が狭いとのことで、海をうめたて道路をつくろうという計画と、昔ながらの故郷の景観を守りたいという運動が、せめぎあっている場所でもあります。
現地を訪れ、そのたたずまいの美しさと、歴史的景観に、正直感嘆しました。 ( 写真参照)

午後には広島へ移動し、被爆者のみなさんと懇談。
世界的な核兵器廃絶の運動と世論が高まっている中、広島の現地の皆さんの取り組みや思いを伺うことができました。
今後の大きな課題は、被爆の実相や体験をどう語り継ぎ、核廃絶と平和の願いを後世に伝えてゆくかー。

北区でも、区内の被爆者団体の皆さんのご協力を頂き、青年を中心に被爆体験の聞き取りと記録を残す運動が続けられています。
地道な活動ですが、とても大事な活動だと改めて感じました。

次の日の午前中は、原爆ドームや慰霊碑、平和資料館を訪ねました。(写真参照)
説明をしてくださった被団協の事務局長大中さんは、来年 NLP の大会が開かれるニューヨークへ行く予定とのこと。 核廃絶のために、具体的な削減がすすむよう、世界的世論を大きく拡げたいーと、決意をあらたにすることができました。
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12月15日(火)
赤羽駅西口ひろばで、「なんでも相談会」が実施され、私も相談員として参加しました。

主催は、なんでも相談会実行委員会で、区内の法律事務所や福祉、医療、年金、業者、環境などの運動団体が協力して実施したものです。

お昼の12時から15時までの3時間でしたが、相談に訪れた方は、100名をこえ、昨今の状況を反映して、暮らしがたちゆかないという切実なご相談が相次ぎました。

私がお受けしたご相談は、税金が払えないーというもの。
月に手取りで10万円、年間120万円ほどの収入になると、課税世帯となり、住民税も均等割4000円(年間)の他に、所得割が加わります。
その他に、医療保険料や介護保険料もかかります。

手取り10万円から家賃を引くと、生活費はほんのわずか。
そんな中でも、税金や社会保険料を払ってゆかなければばらないー本当に税負担が重すぎると感じました。

区役所の税務課と連絡をとり、納付相談を行いました。
雇用環境も厳しく、いつまで収入があるのか、不安はつきませんが、「これから相談できる方ができて、心強いです」と、声をかけて頂きました。
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12月5日(土)

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 12月5日 初冬のすんだ空に、銀杏並木が映える頃は、毎年、恒例の「障害者作品展」が行われます。
 事前の宣伝もかねて、区役所の1階ロビーには、それぞれの法人や団体で作っている作品や商品が展示されました。
 どれも、手作りのあたたかさあふれる作品です。 利用者の方が、仲間やスタッフの皆さんと、ひとつひとつ、一生懸命つくられた様子が伝わってくるようです。

  私も「作品展」当日、皆様の力作を、楽しくお買い物させていただきました。

  障害当事者の皆様やご家族、また支援団体の方がたは、いつの時代も自らの切実な願いと運動で、社会保障制度の充実を切り開いてこられました。 その取り組みに心から敬意を表し、今後の障害者施策の発展のために、引き続き共に歩んでいきたいと思います。
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