日本共産党のそねはじめ都議と、北区議員団は15日、石原知事に「東十条病院全科休診問題についての要請書」を提出しました。同病院が、9月末に突然「10月末に全科休診」の通知を張り出し、医療関係者や地域住民に混乱と不安が拡がっています。350床の総合病院の機能をなんとしても存続させることを申し入れたものです。
病院を経営している医療法人の社員総会にも諮らず休診を決めたことなど「定款違反」の疑いで東京都が立ち入り検査したわけですが、根底には赤字経営等があると見られています。
北区のベッドは減る一方
すでに、北区ではこの2年間で療養病床が173床減少、一般病床は若干増えたものの131床が減った上に、東十条病院の350床がなくなりました。地方病院の問題でなくなっってきたわけです。
都立駒込病院は民間運営に
一方、都立駒込病院も、三菱商事が運営する方向で動いています。北区の患者さんが15%。北区民、北区のお医者さんにとっても大事な地域中核病院です。病院経営が困難になっている中、民間病院が担いづらい不採算分野を担ってきた公立病院を民間任せにできるのかが問われます。
後期高齢者保険東京は6割〜7割増
75才以上の高齢者に対する新しい強制加入保険が来年4月に始まることになっています。
これまで社会保険の扶養家族で保険料負担ゼロだった方は新しく保険料を払うことになります。
また、これまで国民健康保険料を負担してきた人は高額所得者を除き、増額されます。
しかも、試算額が上がったり下がったり。その他にもたくさんの問題があります。与党は一部凍結ですが、日本共産党は4月実施中止・撤回を求めています。
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