活動日誌

2010年7月30日(金)

第1回東京都北区新庁舎建設基本構想検討会に出席

本日夜、北とぴあにて、第1回北区新庁舎建設基本構想検討会が開かれ、私も委員の一人として出席しました。

この検討会は、老朽化した現在の庁舎の改築をめぐり、昨年度まで続けられてきた専門委員会や区議会特別委員会での議論をふまえ、基本構想の策定に必要な事項を検討および協議するために設置されたものです。

検討会は、学識経験者、区議会議員、区民代表、区職員ら22名で構成され、月1回程度開催。先進自治体の視察などもはさんで検討をすすめ、パブリックコメントを実施した上で、2011年度に基本構想を策定するとしています。

第1回の検討会では、これまでの経緯が報告され、今後のすすめ方が確認されました。私は「計画がC案(現地での建替え)になろうと、D案(移転して建替え)になろうと、現庁舎の暫定耐震補強工事は早急におこなうべき」「『区民とともに』という北区の基本姿勢をふまえ、区民の合意形成をなによりも重視すべきだ」と発言しました。

2010年7月28日(水)

核兵器廃絶求め国民平和大行進に参加

広島・長崎に原爆が投下されて65年目の夏を迎える今年も、8月に原水爆禁止世界大会が開かれます。毎年被爆地にむけて全国でとりくまれている国民平和大行進が、本日、北区入りしました。

出発地点の区立中央公園(旧稲荷公園)には原水禁大会の参加者をはじめ、民主・平和団体や労組の代表者らが続々と集まり、行進前の集会を開催。大会成功にむけて決意を固めあいました。日本共産党北区議員団は、9人全員が勢ぞろいしました。

東京では連日の猛暑が続き、健康も心配されましたが、いくぶん風も吹き、参加者は意気高く行進に出発しました。

今回は、北区議員団から本田正則区議が原水禁大会北区代表団に参加するほか、「北区議会・憲法9条を守る会」の広島視察団(4~6日)に、私を含め4名の党議員が参加します。「核のない世界」の実現へ、全力をあげます。

2010年7月23日(金)

堀船水害問題で東京都、首都高株式会社に申し入れ

堀船水害問題について、河川を管理する東京都と護岸工事を委託されている首都高速道路株式会社を訪れ、要望書を提出しました。

提出した要望書では、(1)水害被害の原因究明と責任の所在を明らかにし、住民への説明をおこなうこと、(2)被災住民・商店・中小企業などの生活・営業補償をおこない、再建への支援策を講じること、(3)溢水した護岸のかさ上げや補強を、他の工事に優先させてただちにおこなうこと、(4)石神井川全体の危険箇所を総点検し、上流からの雨水を河川に流入させないための総合治水対策(浸透機能向上、貯留施設の整備、下水道などの合流式から分流式の改善)で、下流に負荷のかからない対策を講じるよう求めました。

東京都建設局防災課長は「今回、溢水した護岸は5.6メートル。50ミリ対応はされていたが、結果として溢水した部分が弱かったのだろうと思っている。今後については、首都高と何ができるか考えたい」と答えました。

首都高株式会社は「溢水した部分の護岸は、将来的には5.8メートルにするもので、工事の途中だった。都と北区の指導の下、緊急に新たな護岸を整備することも含め、今後の対応を考えたい」と答えました。

2010年7月20日(火)

防災対策特別委員会で堀船水害問題について質疑

本日は、北区議会防災対策特別委員会が開かれました。日本共産党北区議員団からは、福島宏紀議員と私が、委員として出席しました。

大きな議論となったのが、7月5日の集中豪雨による被害の問題です。昨日の党議員団としての調査をふまえて、福島議員が水害の原因と住民への生活再建への援助、再発防止のとりくみについて区を質しました。

私は、堀船水害の原因について重ねて質問し、首都高速株式会社が溝田橋のつけかえ工事を始める前におこなった水流実験でも、5年前の仮設護岸の決壊による水害でも、今回溢水した箇所が危険なことはわかっていたはずなのに、対策をとらないままでいたことは重大だと指摘しました。

区側からは、30日に住民向け説明会がおこなわれるので、東京都や首都高にも出席を求め、原因究明や今後の対策についても考えてゆきたいとの回答がありました。

2010年7月19日(月)

5日の集中豪雨被害について石神井川護岸を調査

5日の集中豪雨で被害をうけた堀船地域を、専門家の先生同行のもと、そねはじめ前都議、福島宏紀、本田正則、さがらとしこ、山崎たい子の各区議とともに視察しました。

王子駅南口から溝田橋、さらにその下流へと石神井川沿いに進み、被害の状況や護岸整備の実態について調査をおこないました。この調査で、溢水した部分の堤防だけが、低いままだった事実が判明しました。

今回の溢水箇所は、5年前の大雨で仮設護岸が決壊して大きな被害が出た場所のすぐ下流の地点。南口から隅田川に向かう全体の護岸が5.8㍍から7㍍に整備されているのに対し、この部分の堤防の高さは未整備のままで5.6㍍しかありませんでした。

5年前の水害は、同地域で工事をおこなっている首都高速道路株式会社のずさんな護岸管理が厳しく問われ、住民への補償問題に発展しました。今回も、安全対策を怠ってきた首都高の責任は免れません。

2010年7月18日(日)

東京北社会保険病院の存続へ、「拡充させる会」と署名宣伝行動

赤羽駅西口で「東京北社会保険病院の拡充をもとめ、地域医療をよくする会」が、北社保病院の存続・拡充を求め街 頭署名宣伝行動をおこないました。

現在、同病院を含む全国の社会保険病院、厚生年金病院を保有している整理機構(RFO)は、今年の9月30日で解散することになっています。10月以降も病院を今の形で運営させるためには、これらの施設などを公的に存続するための「独立行政法人地域医療機能推進機構法案」を国会で成立させる必要があります。ところが、衆議院を通過し、参議院に審議が回された状態のまま6月16日に国会が閉会、同法案は廃案となってしまいました。参院選を経て、この先臨時国会が開かれますが、9月末までに同法案を成立させなければ、病院も患者も職員も「宙ぶらりん」の状態になってしまいます。一刻も早く法案の成立が求められます。

私は、6月の北区議会第2回定例会で北社保病院の存続を国に強くはたらきかけるよう求めましたが、本日は「拡充させる会」の会員のみなさんとともに駅頭に立ち、「臨時国会をすぐに開き『受け皿法案』の成立を」と訴えました。

2010年7月12日(月)

共産党比例で3議席 参院選でのご支援ありがとうございました

11日投開票の参議院選挙で、日本共産党は比例代表で356万3557票を獲得(得票率6.1%)、3議席を確保し、改選の4議席からは1議席の減となりました。議席の絶対確保をめざした東京選挙区では、全国からの熱い支援を得て奮闘しましたが、小池あきら候補は次点の6位にとどまり、及びませんでした。北区の投票結果では4位と健闘しました。

日本共産党にご支持をお寄せいただいた有権者のみなさん、ご支援をいただいた支持者、後援会員のみなさんに、心からのお礼を申し上げます。また、ご期待にこたえることができずに議席・得票を減らす結果となったことに対し、おわび申し上げます。

選挙戦では、菅政権が打ち出した消費税10%増税を許さないことや、沖縄・普天間基地の無条件撤去、暮らし応援の経済政策への転換などを訴えぬきました。今後、これらの公約の実現にむけて全力をあげる決意です。引き続くご支援を、よろしくお願いいたします。

2010年7月6日(火)

集中豪雨の対策について北区に申し入れ

地球温暖化による異常気象が指摘されるなかで、5日夜に関東地方を襲った集中豪雨は、1時間に107㍉を記録(板橋)し、北区では堀船や滝野川など広範囲で床上・床下浸水の被害を受けました。特に、堀船のたばこ産業の倉庫では、床上浸水のため作業中の96人が一時とり残されるなどの事態が発生しました。

これらの被害を受けて、日本共産党北区議員団は北区に対し、集中豪雨への万全な対策を求める要請書を提出し ました。

要請書では、(1)被害の全容を明らかにすること、(2)被害住民の方々に早急なゴミ処理や衛生対策を講じるとともに、避難住民への対応に万全を期すこと、(3)今回の水害の原因を徹底的に究明すること、(4)緊急的な被害防止対策とともに、長期的な対策も確立すること、を求めました。

これに対し、山田副区長は「すでに昨夜から被害の状況が刻々と報告されており、把握しつつあるところだ。この間、北区では集中豪雨による水害が繰り返されており、対策には万全を期したい」などとのべました。